第112代土木学会会長のプロジェクトの1つ「クマジロウの教えてドボコン動画配信」では佐々木葉会長の家族のくまのぬいぐるみ“クマジロウ”が、土木学会のコンシェルジュの“ドボコン”に素朴な質問をします。短い動画で土木学会のしくみや活動をお伝えします。あれ?そうなの?なぜ?と今までのあたりまえを考えるきっかけになるかも。気楽にお楽しみください。
エピソード7:交流名刺ってなに?第112第土木学会会長のプロジェクトの1つである「会員名刺デザイン活用WG」で作成したJSCE交流名刺(標準版と支部版)について、活用方法を紹介します。
学会での交流をより楽しむため、皆さんも是非JSCE交流名刺を作成してください。
交流名刺の詳細はこちら
https://committees.jsce.or.jp/2024_Presidential_Project/namecard
1.主催 :(公社)土木学会 地震工学委員会
2.開催日時:2025年4月23日(水)9:30~15:05
3.開催場所:土木学会講堂 および オンライン(Zoomミーティング)
≪注意事項≫ 動画のスクリーンショット・録音・録画・二次利用等は禁止いたします
4.定員:現地50名、オンライン400名(先着順)
5.講演プログラム
※ 詳細が決まり次第、更新いたします
※ 公開できる資料はこのHPに,研究会前までにアップロード予定です
※ 公開可能資料は青色に変わっている講演題目をクリックするとダウンロードすることができます
(敬称略)
開会挨拶(9:30~9:40) 地震工学委員会 委員長 酒井 久和
第一部(9:40~10:40)
2024年度活動終了の研究小委員会
・JSCE2020 防災プロジェクト推進小委員会
・地震災害軽減のためのダメージフリー構造技術に関する調査研究小委員会
共通小委員会(2委員会)
第二部(10:45~12:00)
共通小委員会(3委員会)
研究小委員会(3委員会)
休憩(12:00~13:00)
第三部(13:00~13:55)
研究小委員会(3委員会)
第四部(14:00~15:00)
令和五年度 土木学会国際貢献賞 受賞記念講演
目黒公郎(東京大学生産技術研究所 教授)
閉会挨拶(15:00~15:05)地震工学委員会 副委員長 高橋 良和
6.参加費・参加方法
・参加費:無料
・土木学会のwebサイト(本部主催行事の参加申込)からお申し込みください【現在準備中】
「対面参加」をご希望の方は申込後に届く参加券メールに記載のURLから登録して下さい.その登録がない場合、オンライン参加となります.申込画面の通信欄への記入では対応いたしかねます.
≪オンライン参加の注意事項≫
・Zoom 公式サイトでテスト接続が可能です.開催日前に必ずテストをしてください.Zoom 接続テストページ https://zoom.us/test
・接続に関してご不明なことは Zoom ヘルプセンター等でご確認願います.接続方法についてのご相談はお受けいたしかねます.
Zoom ヘルプセンター https://support.zoom.us/hc/ja
土木学会認定CPDプログラム: 認定番号 JSCE25-0311 2.9単位
土木学会 2024年度会長プロジェクト 土木学会の風景を描くプロジェクト
ひろがる仕事の風景プロジェクト ひろがるインフラWG
日本では、1950年代半ばから始まった高度経済成長期に、急速にインフラが整備されました。この時期、短期間で大量のインフラを整備する必要から、標準化などによる迅速な建設が重視されていました。これにより、経済発展や人々の豊かな生活に大きく貢献しました。そして、現在、大量に整備されたインフラの老朽化が大きな課題となっていますが、日ごろからのインフラへの関心は低いと言わざるを得ません。
インフラの一例として、橋に着目すると、橋が果たす役割は多種多様です。橋は長期間その場所に存在し続けるため、通路としての機能だけでなく、耐久性や自然災害に対する強靭性、地域の風土に馴染む景観なども重要な要素です。地域の魅力を引き出し、さらに地域住民に関心を持たれ長く愛着を感じてもらえるよう、新しい価値を橋に与えることも求められています。
このような背景の中、土木学会では2024年会長特別プロジェクトの活動のひとつとして、橋を題材に、そのインフラの魅力や新しい価値を発信する活動を行っています。その集大成として、「インフラの価値を改めて考える-橋を切り口に-」と題し、公開討論会を企画しました。
はじめに、通潤橋の国宝認定、あるいは近代橋梁の重要文化財認定等、数々のインフラ構造物の文化的側面に光を当ててこられた文化庁の北河大次郎様に基調講演をいただき、続いて、担当番組内で「やっぱし橋が好き」というコーナーを展開されているFM COCOLO DJ の尾上さとこ様を迎え、パネルディスカッションを行います。
ひろくインフラに携わる多くの皆様にご参加いただき、一人ひとりが自分の枠をはみ出て考える、発言する機会となり、よりよい橋やインフラを計画・設計・施工・保全・マネジメントしていく活動の一助にしていただければ幸いです。
1.開催概要
日 時:2025年5月28日(水)14:00~17:00
会 場:土木学会講堂とオンラインのハイブリッド(オンラインはZoom配信)
主 催:土木学会 会長プロジェクト 土木学会の風景を描くプロジェクト ひろがるインフラWG
定 員:会場100名、オンライン500名
参加費:無料
14:00-14:10 趣旨説明
松井 幹雄氏 (ひろがるインフラWGリーダー (大日本ダイヤコンサルタント株式会社))
14:10-15:10 基調講演 「文化財の視点から見た橋梁の魅力とその価値について(仮)」
北河 大次郎氏 (文化庁 主任文化財調査官)
15:10-15:25 インタビュー動画「橋のある風景 ~そこに愛はあるのか~」紹介
15:35-16:55 パネルディスカッション
コーディネーター:松井 幹雄氏 (前記)
パネラー:北河 大次郎氏(前記)
尾上 さとこ氏 (FM COCOLO DJ 「やっぱし橋が好き」コーナー担当)
石井 博典氏 (ひろがるインフラWG(株式会社横河ブリッジホールディングス))
杉山 裕樹氏 (ひろがるインフラWG(一般財団法人阪神高速先進技術研究所))
永元 直樹氏 (ひろがるインフラWG(三井住友建設株式会社))
丹羽 信弘氏 (ひろがるインフラWG(中央復建コンサルタンツ株式会社))
16:55-17:00 閉会挨拶
杉山 裕樹氏(前記)
3.参加にあたってhttps://committees.jsce.or.jp/2024_Presidential_Project/Infra-Spreading
4.参加申込方法
[対面参加]https://www.jsce.or.jp/events/form/102501
[オンライン参加]https://www.jsce.or.jp/events/form/1025012
席数には限りがございます。先着順となっておりますので早目にお手続きください。
5.CPDについて本行事は土木学会認定CPDプログラムです。(認定番号 JSCE25-0311 2.9単位)
行事への事前申込者で、当日参加して、事後設問に回答いただいた方に受講証明書を発行いたします。
【各CPDシステム利用者への対応について】
・オンライン参加の方:参加者ご自身によるCPDシステムへの「自己登録」をお願いします。
・建設系CPD協議会加盟団体CPDシステム利用者様:各団体のルールに沿って,CPD単位の申請をお願いします。
※土木学会以外の団体に提出する場合の方法等は、提出先団体にご確認ください。
土木学会で証明する単位が各団体のルールにより認められないことがあります。
土木学会では、他団体の運営するCPD制度に関しては回答いたしかねます。
オンライン参加向けの Zoom 案内は開催日前日に参加申込時の記入メールアドレス宛に連絡予定です。
7.その他(公社)土木学会 会員・企画課 二瓶宛
Email: snihei★jsce.or.jp(★を@に変えてください)
開催案内は
デジタルツイン・DXシンポジウム 2025 開催案内
をご覧ください.
Deep Learning and Applications
15:30- Closing 16:00- パネルディスカッション 17:30- 閉会あいさつRoom I:講堂
Room II:AB会議室
International Symposium:CD会議室
Room I
8:50-9:00 Room I
開会あいさつ
9:00-9:45 Room I
インフラマネジメント/プラットフォーム
・カーボンニュートラルのためのAI・デジタルツイン 杉崎光一; 全邦釘; 阿部雅人
・橋梁の3次元モデルにIoTセンシング情報を統合したインフラマネジメント向けのプラットフォームに関する検討 井上和真; 後藤源太; 横山和佳奈; 川﨑佑磨; 小西優真; 山元沙貴
・点検調書作成支援のための生成AIを用いた所見の自動生成 -クラスタ分析を通じた類似画像検索に基づく in-context learning の導入- 佐藤雅也; 前田圭介; 藤後廉; 小川貴弘; 長谷山美紀
10:00-10:45 Room I
インフラマネジメント/構造物
・橋梁点検でのデジタル画像とAIの活用と検証 穴吹まほろ; 青木泰一郎; 木村真嗣; 後藤幹尚; 岩波 光保
・近傍画像を用いたin-context learning導入による道路構造物の点検画像からの損傷程度分類 中島佑; 前田圭介; 藤後廉; 小川貴弘; 長谷山美紀
・老朽化橋梁の集約・撤去に関するEBPMの観点からの一考察 原田紹臣; 貝戸清之
11:00-12:00 Room I
招待講演 座長 全邦釘(東京大学,AI・データサイエンス論文集編集小委員会委員長)
久保竜志(株式会社ネクスコ東日本エンジニアリング)
13:00-14:15 Room I
インフラマネジメント/センシング・点群
・360 度カメラ画像を活用したインフラ構造物の点検情報管理システムの構築 山根達郎; 陳瑜; 久保栞; 浅野和香奈; 片山直道; 岩城一郎; 全邦釘
・橋梁の維持管理におけるSLAM型計測ユニットによる計測方法と計測誤差に関する調査研究 中原匡哉; 塚田義典; 梅原喜政; 梶谷舞人
・橋梁の3次元点群を利用した構造情報の計算 板倉健太; 林拓哉; Lin, Chao; 上脇優人; 全邦釘
・点群に対するレジストレーションを活用した高力ボルトの中心位置の自動探索に関する検討 安宅里佳; 長倉康裕; 田部成寿; 水口知樹; 全邦釘
・点群データから生成した3D モデルの配筋検査やインフラ補修検測への適用 中野嵩士; 江藤博哉; 上坂正晃
14:30-15:45 Room I
インフラマネジメント/道路
・変状の無いパッチのみを学習する識別器による非正常な路面の検出手法 井本翔一朗; 福井千菜美; 八木雅大; 髙橋翔; 吉井稔雄
・道路空間を観測する識別器の転移学習による他地域応用 八木雅大; 植西康太; 髙橋翔; 萩原亨
・時空間データを用いたMulti-LSTMに基づく冬期路面状態の予測手法 本坂健太; 八木雅大; 髙橋翔; 吉井稔雄; 萩原亨
・ドライブレコーダの動画像を用いた道路のわだち掘れ検出の補正手法の開発 塚田義典; 中村健二; 梅原喜政; 岡本拓也; 今井龍一
・設置位置の異なる車載器から取得した多時期の加速度に基づく舗装の損傷判定に関する研究 梅原喜政; 塚田義典; 中村健二; 石引暖也; 今井龍一
16:00-17:30 Room I
パネルディスカッション(調整中)
17:30-17:40 Room I
閉会あいさつ
Room II
9:00-10:45 Room II
交通DX
・大型車両規制範囲データの照合 高橋悠太; 高瀬愛瑠; 松島恵悟
・積雪寒冷地におけるドライバーの行動選択に有用な冬期道路環境の情報に関する一考察福井千菜美; 丹悠紀; 髙橋翔; 吉井稔雄; 萩原 亨
・道路舗装のひび割れ診断の高度化のための4K車載カメラ画像に写る複数地物のフィルタリング処理の開発 塚田義典; 中村健二; 梅原喜政; 石川健太; 今井龍一
10:00-10:45 Room II
建設DX
・生成AIによる単純形状3次元データモデルの対話的な生成手法の一考察 山本敦大;緒方陸; 藤井純一郎; 山本一浩
・3Dプリンティングモルタルの積層パスが粗大空隙構造と水分浸透抵抗性に及ぼす影響 横山勇気; 田中俊成; 木ノ村幸士
・GNSSを用いた橋梁施工時の3次元挙動のデジタルツインの試み 和田, 涼太朗; 大野, 徹士; 吉田, 郁政; 関屋, 英彦; 安田, 篤司; 吉浦, 伸明
13:00-14:00 Room II
行動認識・建設DX
・動画像を用いた染色工程の行動分類 柴田楓也
・空間情報活用による課題解決事例とDX施工モデルの提案 田村泰史; 嶋田唯一; 高橋めぐみ; 渡辺隆司
・廉価なLiDARを用いた建設作業員の動線解析に関する研究 中原匡哉; 小林泰雅; 石濱裕幸; 井藤博章; フィン, ズン; 今井龍一
・土木構造物の初学者向け学習教材としてのデジタルツインおよびVR活用効果の検証 渡邊祥庸; 金井一蕗; 後藤瑛介; 萩原伊吹; 堀越菜月
14:30-15:45 Room II
防災DX
・MP-PAWRを活用した道路冠水予知技術に関する研究 河合芳之; 前田新一; 河野九三夫; 石黒勝彦; 花土弘; 川村誠治; 岸浩稔
・オープン形式のSAR画像を用いた都市域を含む浸水域の推定手法に関する研究 中村, 健二; 塚田, 義典; 清水, 則一; 浅野, 達海; 山本, 忍; 仲条, 仁; 平野, 順俊; 今井, 龍一
・農村地域の水路の水位と浸水深の表示に対応したアプリケーションの構築 吉永育生; 福重雄大; 皆川裕樹; 桐博英
・三次元表現を用いた河川状況可視化システムのプロトタイプ開発と実用性の検討 井上和真; 後藤順太; 荒井日菜子; 菊池静琉; 木村清和
・河道閉塞発災後の対応初動期を想定した3次元データプラットフォームの検討 島田 徹
International Symposium -Advances in AI, Data Science and Digital Twin-
12:50-13:00 International Symposium -Advances in AI, Data Science and Digital Twin-
Opening Makoto Kimura (Director of JSCE International Center, Bond Engineering)
13:00-14:15 International Symposium -Advances in AI, Data Science and Digital Twin-
Digital Twin and Data Science
- Estimation of Population Exposure to Flood Risk by Using a Geospatial Information System Overlay of Mobile Spatial Statistic (MSS) Data, Flood Inundation Map, and Land Use Zone Syandriaji, Diva; Kurauchi, Fumitaka; Nakamura, Toshiyuki; Takagi, Akiyoshi
- Research on Rockfall Trajectory with Different Speed Energy Ratios Based on Discontinuous Deformation Method DINGCHENG, LU; Nishiyama, Satoshi
- The effects of methodological uncertainties on repair prioritization: An exploratory analysis of national road bridges in Lao PDR Silimanotham, Hatthaphone; HENRY, Michael
- Anomaly Detection Using Multiple Data-based iForest for Realizing Digital Twin in Winter Road Wang, Chang; Takahashi, Sho; Yagi, Masahiro; Yoshii, Toshio
- Patterns in stakeholder perspectives on the leanness assessment of urban road projects using AHP and HCPC Mekonnen Chekol, Ludmila Soares Carneiro, Azam Amir, and Michael Henry
14:30-15:30 International Symposium -Advances in AI, Data Science and Digital Twin-
Deep Learning and Applications
- Comparison of statistical and machine learning-based pavement deterioration models using PCI as a continuous variable Amir, Azam; HENRY, Michael
- Proposal of a deep learning-based automatic segmentation method for raster diagrams of existing bridges Shuhei Abe, Yu Chen, Sota Kawanowa, Pang-jo Chun
- Crack Width Behaviour in a Concrete Retaining Wall Using Deep Learning and Image Processing Technique Boney, Afia; Akita, Shosuke; Nishiyama, Satoshi; Murakami, Osamu; Pan, Shijun; Yoshida, Keisuke
- Local Low-Altitudes Drone-based Riparian Waste Benchmark Dataset (LAD-RWB): A Case Study on the Asahi River Basin Pan, Shijun; Shimoe, Daichi; Yoshida, Keisuke; KOJIMA, Takashi
15:30-15:40 International Symposium -Advances in AI, Data Science and Digital Twin-
Closing Ji Dang (Secretary General of Editorial Committee, Saitama University)
新着・お知らせ
Innovation and social implementation of AI, data science and digital twins are advancing rapidly in wide range of fields including infrastructure, disaster, cities, environment, transportation, energy, etc. Papers from research and development, education, to practices in the related areas are presented and discussed in this symposium.
Organized by: Editorial Committee of Intelligence, Informatics and Infrastructure
Cooperated by: JSCE International Student Network Group and International Civil Engineers Group.
Symposium Date: May 26 (Mon.), 2025
Registration Deadline: May 19(Mon.), 2025
Location: JSCE Headquarter (Conference Room CD) and online
Concurrently with JSCE Digital Twin & DX Symposium 2025.
Registration fee: free
Register from the following site.
On-site: participation at JSCE Headquarter
Online: participation by web
Speakers: presentations can be made either from on-site or online
By registering this symposium, you can also attend JSCE Digital Twin & DX Symposium 2025.
The papers will be published in Intelligence, Informatics and Infrastructure, and associated data are uploaded to J-STAGE Data if available.
Twelve minutes of presentation and three minutes of discussion are assigned for each paper.
Contact: Office of Editorial Committee
E-mail:aisymposium@jsce.or.jp
Program
12:50 Opening Makoto Kimura (Director of JSCE International Center, Kyoto University)
13:00-14:15 Digital Twin and Data Science
- Estimation of Population Exposure to Flood Risk by Using a Geospatial Information System Overlay of Mobile Spatial Statistic (MSS) Data, Flood Inundation Map, and Land Use Zone Syandriaji, Diva; Kurauchi, Fumitaka; Nakamura, Toshiyuki; Takagi, Akiyoshi
- Research on Rockfall Trajectory with Different Speed Energy Ratios Based on Discontinuous Deformation Method DINGCHENG, LU; Nishiyama, Satoshi
- The effects of methodological uncertainties on repair prioritization: An exploratory analysis of national road bridges in Lao PDR Silimanotham, Hatthaphone; HENRY, Michael
- Anomaly Detection Using Multiple Data-based iForest for Realizing Digital Twin in Winter Road Wang, Chang; Takahashi, Sho; Yagi, Masahiro; Yoshii, Toshio
- Patterns in stakeholder perspectives on the leanness assessment of urban road projects using AHP and HCPC Mekonnen Chekol, Ludmila Soares Carneiro, Azam Amir, and Michael Henry
14:30-15:30 Deep Learning and Applications
- Comparison of statistical and machine learning-based pavement deterioration models using PCI as a continuous variable Amir, Azam; HENRY, Michael
- Proposal of a deep learning-based automatic segmentation method for raster diagrams of existing bridges Shuhei Abe, Yu Chen, Sota Kawanowa, Pang-jo Chun
- Crack Width Behaviour in a Concrete Retaining Wall Using Deep Learning and Image Processing Technique Boney, Afia; Akita, Shosuke; Nishiyama, Satoshi; Murakami, Osamu; Pan, Shijun; Yoshida, Keisuke
Local Low-Altitudes Drone-based Riparian Waste Benchmark Dataset (LAD-RWB): A Case Study on the Asahi River Basin Pan, Shijun; Shimoe, Daichi; Yoshida, Keisuke; KOJIMA, Takashi
15:30 Closing Ji Dang (Secretary General of Editorial Committee, Saitama University)
新着・お知らせ
デジタルツインに関する研究開発や利活用が,インフラ,防災,都市,交通,環境,エネルギーなど多様な領域で急速に進展しています。
発展著しいデジタルツインやデータプラットフォーム、デジタルトランスフォーメーション(DX)に焦点を当て, 多方面の研究・教育・開発、調査・試験・実践等の成果や現状について分野横断的・俯瞰的に議論するシンポジウムを開催します。
主催:構造工学委員会 AI・データサイエンス論文集編集小委員会
協力:土木情報学委員会 IoT/AI活用モデル研究小委員会,地震工学委員会 防災・減災への AI・IoT 技術の利活用に関する研究小委員会,応用力学委員会 データ駆動型の信頼性設計およびリスク評価実装研究小委員会,岩盤力学委員会 岩盤力学におけるDX活用検討小委員会,鋼構造委員会 鋼構造物における先進的非破壊検査・評価技術 に関する調査研究小委員会,コンクリート委員会 3Dプリンティング技術の土木構造物への適用に関する研究小委員会,環境工学委員会 上下水道におけるIoT・ICT・AI活用小委員会
後援:(一社)人工知能学会,(一社)日本ロボット学会,(一社)情報処理学会,インフラマネジメントテクノロジーコンテスト実行委員会
〇日時・場所
2025年5月26日(月) ※参加申込締切日2025年5月19日(月)17時迄
土木学会(東京都新宿区四谷一丁目 外濠公園内),オンライン併用ハイブリッド開催
同時開催:Advances in AI, Data Science and Digital Twin 2025
〇定員 土木学会 50名,オンライン 1000名,講演者 200名
〇参加費 無料
〇申込方法
下記,土木学会行事申し込みサイトからお申し込みください.
公益社団法人 土木学会 本部主催の行事参加申込
本シンポジウムへお申し込みされた場合,同時開催の国際シンポジウムAdvances in AI, Data Science and Digital Twin 2025へもご参加いただけます.
※申込締切日時以降の参加受付はできません.
※参加区分間違いによる区分変更はできませんのでお申込みの際は十分ご注意ください.
※発表される方は講演者の区分よりお申し込みください.発表は,土木学会かオンラインのいずれでも可能です.
【土木学会参加の方】
期日が迫りましたら当日の会場等の詳細についての案内メールを送付いたします。
【オンライン参加の方】
開催日前日までにZOOM等が記載された案内メールを送付いたします。
〇当日,急な連絡等がある場合は,随時このHPに掲載します。
〇プログラム
準備出来次第掲載いたします。
〇講演形式
・発表時間は12分,質疑応答は3分を目安とします.
・ウェブ参加の注意事項
〇論文は,「AI・データサイエンス論文集/Intelligence, Informatics and Infrastructure」に掲載されます。掲載され次第こちらにご案内します。
〇CPD ポイントについて
・本プログラムは土木学会CPD認定プログラムです(申請予定).
【会場参加者】
・CPD 受講証明書をご希望の方は必要事項を予め記入した申請書を受付にご持参ください.受講印を押印いたします.
・申請書類は https://www.cpd-ccesa.org/unit_assent.php からダウンロードして下さい.
・現地での受講証明書配布はございません.
・学会ホームページ(http://committees.jsce.or.jp/opcet/cpd/user)からの登録も可能です.
【オンライン参加】
・CPD 受講証明は,事前参加登録者のうち,100 文字以上のアンケートを提出していただき,受講していたことが確認できた方に発行いたします.行事終了後下記URLよりアンケートをご回答ください.
https://forms.gle/o4yZ8ZA13ZLYVhXJ9
・受講証明書アンケート回答期限:6月1日(日)17時迄,回答期限以降の回答は受け付けません.
・受講証明書は事務局側で記入したものを,回答期限日から2週間前後でメールにてお送りします.
・回答後コピーをご登録のメールアドレスに送信いたします.届いていない場合は、回答の受付が出来ていない可能性もありますのでご注意ください.
※参加番号は参加申込時にevent@jsce.or.jpのアドレスより自動送信される参加券メールに記載されております
〇各 CPD システム利⽤者への対応について
・土木学会 CPD システム利⽤者様:今回は,参加者ご自身による CPD システムへの「自己登録」をお願い致します.
・建設系 CPD 協議会加盟団体 CPD システム利⽤者様:各団体のルールに沿って,CPD 単位の申請をお願い致します.
※土木学会以外の団体に提出する場合の方法等は提出先団体に事前にご確認ください.土木学会で証明する単位が,各団体のルールにより認められないことがあります.土木学会では他団体の運営する CPD 制度に関しては回答いたしかねます.
〇AIデータサイエンスシンポジウム事務局
E-mail:aisymposium@jsce.or.jp
みなさま、こんにちは。
土木学会長プロジェクト「仕事の風景探訪」のワーキンググループ(以下、WG)のリーダーを仰せつかっている岡田智秀(日本大学理工学部まちづくり工学科)です。
このニュースレターは、「仕事の風景探訪」WGの活動を紹介していくもので、本稿では最初のメッセージとして活動内容をご紹介いたします。
まず、この「仕事の風景探訪」WGの位置付けですが、佐々木葉学会長が設置した「土木学会の風景を描くプロジェクト」の一つである「広がる仕事の風景プロジェクト」を構成する3本柱(ひろがるインフラ、仕事の風景探訪、D&Iカフェトーク)の一つになっています。
詳しくは:https://committees.jsce.or.jp/2024_Presidential_Project/02expanding
そして、このWGに向けられた学会長の期待として、次のメッセージが寄せられています。
-こんな素敵な土木の仕事があった。それはこんな人が頑張ったからだった。
きっと各地にある、小さくても、希望と元気をもらえる仕事を訪ねて、広く皆さんに伝えていきたい。
[土木学会の風景を描くプロジェクトリーフレットより] https://committees.jsce.or.jp/chair/system/files/pj_leaflet.pdf
このようなミッションのもと、このWGでは、わが国の土木やまちづくり分野の中で、そこに関わる「人」に焦点を当て、既定概念や標準設計等では解決しがたい、その土地の制約条件等に呼応したチャレンジングな姿勢や取り組みによって実現した事例を取材し、それら取材結果をこのサイトに逐次公開してまいります。これにより、皆様方に土木・まちづくり分野に対するより一層の興味関心を高めていただくとともに、皆様方の日頃の業務へのエンカレッジへとつながることを期待するものです。
2.WGの体制と取材対象事例昨年夏から体制づくりがスタートし、3人の幹事とともに、土木学会の支部ごと(全8支部)に、各支部地域に造詣が深い10人の方々に支局長を務めていただくことになりました(図1)。
さて、体制構築後はいよいよ取材対象事例の検討です。メンバーのみなさん、第一線で活躍している人ばかりなので、まずは打ち合わせ会の日程調整から難航しました(笑)。
打ち合わせ会では、取材対象事例の理念は十分に理解できるものの、実際にどのような事例を対象とするかについて侃々諤々を重ね、ようやく事例が出そろったのは年末にかかる時期になりました(汗)。
その全体像は、一気に紹介してしまうのはもったいないので、今後、このニュースレターを通じて、取材の事前情報(予告)を逐次紹介していき、取材後は公式編集記事としてビジュアルにご提示してまいります。
図1 「仕事の風景探訪」WGの支局長一覧と幹事メンバー
さて、そうは言いつつも、皆様方に少しでも興味関心をもっていただきたいので、少々、事例ネタをお示しするとすれば、取材する事例総数は全8支部をカバーする12事例にのぼっています。
各事例の特徴をメンバー間で議論した結果、次のようなキーワードによって素晴らしい空間・風景が創出されていることを確認しました。
現時点で12事例のうち、すでに6事例の取材が完了し、現在、それらの編集記事が完成に近づいています。また、春先に美しい風景が広がる事例については、これから現地取材が入ります。
今後、各事例記事の「予告編」を逐次掲載し、その後、本編として当該事例の公式編集記事を掲載していく予定です。どうぞご期待下さい!
新着・お知らせ 添付サイズ 仕事の風景探訪プロジェクト ニュースレターVol.1395.77 KB 2024会長PJ-ひろがる仕事の風景プロジェクト仕事の風景探訪WG
SASAKI Yoh, the 112th President of the Japan Society of Civil Engineers, delivered a message to JSCE members on February 26th, 2025, regarding a road collapse accident caused by a sewer in Saitama Prefecture.
* Note: The Japanese text shall prevail if there is any conflict or inconsistency between these two texts.
Since the road collapse accident caused by a sewer pipe in the Nakagawa River Basin Sewer System in Yashio City, Saitama Prefecture, on January 28th, 2025, I have been distressed as the President and as a member of JSCE. I want to express my sympathy to the people affected by this accident, including those who are still searching for the missing person, those who are devoting their energies to dealing with the situation on the ground, those who are having to live with restrictions in the area around the site, the 1.2 million people who have their water use affected, those involved in wastewater treatment, and those in various locations who are working urgently on inspections and other tasks. I hope daily life will return to the area as soon as possible.
I believe that the JSCE members, experts in civil engineering, are also paying close attention to this infrastructure accident and wondering what they can do about it.
Maintaining and extending the infrastructure’s lifespan have been significant issues. The Sasago Tunnel accident in December 2012 made us awoken our preparedness. This road collapse accident will impact society in the same way as the Sasago Tunnel accident.
Since they designated 2013 as “The beginning of infrastructure maintenance,” the Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism (MLIT) has undertaken many initiatives. JSCE has also been at the forefront of the civil engineering domain in promoting the importance of infrastructure maintenance and technology. However, this accident has occurred. How should we, the JSCE members, take this situation?
In particular, we have seen extensive damage to invisible underground structures, as well as the impact and difficulty of recovering from an accident that causes a loss of function in a network of lifelines. It is necessary to have a broader perspective in the discussion than just dealing with the ongoing accident and ensuring the integrity of structures.
What is “the perspective” in this case?
For example:
1. There are multiple lifelines underground of road infrastructure.
2. Although these underground lifelines are invisible, they exist as a network very close to us.
3. Water supply and sewage systems play a role in the hydrologic cycle in the region.
4. These infrastructures’ construction, usage, and management costs are expensive, and the cost-bearing scheme is difficult to understand.
5. “We” live in a so-called built environment created throughout history.
6. Measures cannot be implemented without a broad understanding and agreement from “us.”
Keeping these scopes in mind, we need to find a way to solve the issues, and at the same time, we need to aim for a society where we, who use the infrastructure, think about how we can live with the infrastructure as our issue.
It is impossible to consider all these issues by each person, field, or sector. The JSCE has civil engineers from a wide range of fields. We want to use this strength as a collaborative effort across borders to work on technology for infrastructure maintenance and management more than ever. Thus, we will provide a place for dialogue and discussion.
At the same time, I would like to encourage JSCE members who are not directly involved in the above discussion to talk to the people close to them, such as their colleagues, family, and neighbors, about how they can deal with familiar infrastructure such as sewers as a matter that concerns them personally. We, JSCE, have a vast knowledge accumulated in the JSCE Journal. We also have proposals and statements published for society. While using these resources and not limiting ourselves to each expertise, our efforts in facing and engaging in dialogue will help to develop the essential strength needed to move society and the future in a better direction.
In this message, I would like to ask all 38,000 JSCE members to work together to tackle this complex problem as a team of the JSCE.
February 26th, 2025
SASAKI Yoh, Prof., Dr.Eng
The 112th JSCE President
These are my thoughts at this point.
I have also added links to the backnumbers of JSCE Journal and JSCE’s statements and proposals related to our confronting issues.
We will continue providing information as we make the activity plans more concrete. So, I would like to ask all JSCE members to start with what you can do.
Finally, I thank everyone who gave me advice and support in composing this message.
https://committees.jsce.or.jp/chair/112-message_20250226jp
2024(令和6)年度新着・お知らせ■研究概要(背景・目的等)
1)背景
建設分野では建設プロセス(調査、計画、設計、施工、維持管理)の各段階でデジタル技術の導入は進みつつある。その一方で構造物管理者が真に必要な情報(下記)が入手できていないため維持管理の段階ではデジタルデータの利活用が進んでいない。
2)構造物管理に必要な情報
➀構造物設計時の情報(設計条件・基準、考え方)
②維持・補修履歴に関する情報
➂構造物の健全度
④ライフサイクルコスト
⑤補修投資判断情報
3)研究目的
下記、4項目について研究(検討・議論)し、実務に活用できる研究成果を提供することを目的とする。
・構造物管理の現状整理
・管理に向けて本当に必要な情報の抽出
・構造物の重要度設定と管理に求められる情報精度の検討
・デジタル技術を活用した、構造物管理に必要な情報の取得・保存・解析手法の在り方
■研究計画
1)対象構造物:土工、橋梁、トンネルを対象とする
2)内容
1年目:構造物管理の現状と活用データの整理
・点検における記録方法整理
・診断・補修設計に必要な情報整理
・維持・修繕・改修の実体整理
・設計、施工にフィードバックできる情報の整理
・維持・修繕・改修におけるデジタル技術適用事例の整理
2年目:デジタル技術適用案作成
・LCC計算に必要な情報の検討
・構造物に応じた情報精度の検討
・デジタル技術を活用した、情報の取得・保存・解析方法の検討
■活動概要
期間 :2025年6月~2027年5月(2カ年)
開催頻度 :1ヶ月に1回を目安に開催(WEB・対面)
委員 :15名程度(80%以上出席できる方)
小委員長 :渡邊武志(パシフィックコンサルタンツ株式会社)
副小委員長:石田篤徳(NEXCO中日本)
応募締切 :2025年4月4日(金)
応募先 :杉山宛(kentarou.sugiyama@tk.pacific.co.jp)にメールにてご連絡ください。
以上
新着・お知らせ会議名:国際岩の力学会2026年国際シンポジウムー第14回アジア岩の力学シンポジウム
英語名:ARMS14, The 2026 ISRM International Symposium – 14th Asian Rock Mechanics Symposium
会 期:2026年11月22日(日)~27日(金)(本会議は11月24日~26日)
会 場:福岡国際会議場(〒812-0032福岡市博多区石城町2-1)
主 催:岩の力学連合会,国際岩の力学会(ISRM)
共 催:土木学会ほか
公式ウェブサイト:
シンポジウムの詳細は下記のサイトをお訪ねください.シンポジウムの情報が随時更新されています.
https://www.ec-convention.com/ARMS14/
シンポジウムトピックス
(1)自然災害,防災と減災:
地震および岩の動力学,リスクマネジメント,斜面安定など
(2)環境問題:
二酸化炭素地中貯留,放射性廃棄物処理,岩のTHMC連成問題など
(3)エネルギ・資源:
資源・石油工学,新エネルギ,地熱エネルギ,エネルギ貯蔵など
(4)新技術と基礎的課題:
岩の性質,試験・調査法,設計,現場計測,トンネル,地下空洞,斜面,維持管理,大深度掘削,数値解析など
論文スケジュール
アブストラクト投稿システムは2025年9月からオープンする予定です.
・アブストラクト提出期限:2025年12月下旬
・アブストラクト採否通知:2026年1月末
・原稿提出期限:2026年4月末
・原稿採否通知:2026年5月末
問合せ先:
ARMS14事務局(中島伸一郎)
arms14.secretariat@rocknet-japan.org
土木界に限らず世界には課題が山積しています。
それらを解きほぐしていくためにも、インフラの未来をけん引する土木学会の会員一人ひとりが、互いを信頼し、自由に交流することが今、求められていると考えます。
そして「土木学会という共同体はそのためのインフラである」と全ての会員と職員が思ったなら、学会活動のかたちも変化し、その風景も新しくなる。
そんな新しい学会の風景を一緒に描いていきましょう。
01 交流の風景プロジェクト交流の風景PJは、会員一人ひとりが土木学会との距離感を縮め、自由に学会という場で活動する楽しさを感じられるような環境、雰囲気を作っていきます。それによって、土木学会と会員のアイデンティティが明確になり、より様々な人たちの参加がえられる場になっていくことを目指します。
会員名刺デザイン活用WG/土木学会D&I行動宣言フォローアップWG/クマジロウの教えてドボコン動画配信WG
02 広がる仕事の風景プロジェクト広がる仕事の風景PJは、全国あるいは世界各地にいる会員が携わる様々な仕事にフォーカスします。従来紹介されてきた土木の仕事だけじゃない、こんな仕事、こんなはたらき方があっていいんだ。そんな元気や勇気がもらえる仕事の様子を各地に取材し、お伝えして行きます。それによって土木の仕事のひろがりを学会内外に伝えることを目指します。
ひろがるインフラWG/仕事の風景探訪WG/D&IカフェトークWG
03 学会のDXプロジェクト交流も発信もなんといってもその情報インターフェースがストレスフリーであることが必要です。学会活動に関わる膨大な情報のアーカイブと共有のためにも、事務局機能の効率化にも、やはりDXは欠かせません。お金も労力も時間もかかりますが、「やりましょう!」と宣言して、計画的に進めていくための体制づくりに着手します。
学会DXチーム
2025年3月21日
公益社団法人土木学会
会長 佐々木葉
2025年2月26日に発出した「下水道に起因する道路陥没事故をうけての土木学会会長から会員の皆さんへのメッセージ」(https://committees.jsce.or.jp/chair/112-message_20250226jp)の趣旨に基づき、インフラメンテナンスとマネジメントのための広い意味での技術に取り組むための対話と議論の場となる会議体を設置することについて2025年3月14日開催の第5回理事会で審議され、下記のとおり設置が承認されたことを会員の皆さまにお知らせいたします。
記
名称:
「インフラメンテナンス&マネジメントのためのオール土木学会とりくみ検討会」
目的:
① 「道路陥没事故をうけて改めて課題視されたインフラメンテナンスとマネジメント」というイシューに関連する論点、課題、土木学会内の既存リソース等の可視化
② 上記をふまえて、優先的に取り組む事項の明確化と実践の初動
体制:
座長:佐々木葉
検討会メンバーは関連の深い委員会等と相談しながら決定する。
活動期間:
2025年3月から準備を始め、2025年4月中に会議体を立ち上げ、活動を開始する。
期間は1年以内(2026年3月まで)とする。
以上
本件に関する問合せ先:
公益社団法人土木学会 事務局 会員・企画課 二瓶・中島
メール:planning@jsce.or.jp
分野横断シンポジウムのご案内
1.会議名: 第Ⅷ分野(分野横断)第2回キックオフシンポジウム
2.開催日時: 2025年3月27日(木)13:00~15:00
3.主催: 地震工学委員会、地下空間研究委員会、地球環境委員会、原子力土木委員会
4.開催場所: オンライン(Zoomミーティング)
<動画のスクリーンショット・録音・録画・二次利用等は禁止いたします>
5.定員: 300名(先着順)
6.会議趣旨:
地震工学委員会、地下空間研究委員会、原子力土木委員会、地球環境委員会の4委員会は、これまでも学会員・非学会員を問わず様々な学術分野の専門家や専門機関と連携し、調査研究活動を推進してきたが、この活動をより深度化するため、第Ⅷ分野(分野横断)を設立して移行している。
本シンポジウムは、2022年3月1日に開催した第1回キックオフシンポジウムを踏まえ、第Ⅷ分野が意図する分野横断研究や人的交流をさらに推し進めることを目的として開催する。そのために、改めて第Ⅷ分野設立の経緯を振り返るとともに、第Ⅷ分野各委員会の委員長から委員会の概要や分野横断活動の概況・現状の課題を紹介し、参加者を交えて今後の展望に関するディスカッションを行う。
7.講演プログラム:
司会: 地球環境委員会 中嶌一憲 幹事長
(1)開会挨拶: 地震工学委員会 酒井久和 委員長
(2)趣旨説明: 地震工学委員会 阿部慶太 副幹事長
(3)各員会からの報告:
地震工学委員会: 小野祐輔 幹事長、仙頭紀明 小委員長、丸山喜久 小委員長
地下空間研究委員会: 武田誠 幹事長、坂井康人 小委員長
原子力土木委員会: 中村晋 委員長
地球環境委員会: 風間聡 委員長
(4)分野連携に関するディスカッション
(5)閉会挨拶: 地下空間研究委員会 馬場康之 副委員長
8.参加費・参加方法:
https://www.jsce.or.jp/events
新着・お知らせ第214回論説・オピニオン(1) 大阪ベイエリアの開発とインフラ、そしてその効果について
論説委員 田中 利光 阪神国際港湾株式会社
第214回論説・オピニオン(2) 考えを深めるツールとしての生成AI
論説委員 大鳥 靖樹 東京都市大学
「鋼構造架設設計施工指針改定」に関する講習会を令和7年3月11日(火)および13日(木)に開催しました。
配布資料について掲載いたします。
新着・お知らせ 添付サイズ 2024架設指針改定資料_配布用.pdf13.38 MB【第30回水工学オンライン連続講演会】
第30回となる今回は,浅枝 隆 先生から「水工”生理学” 」と題して,ご講演をいただきます. 皆様の積極的なご参加お待ちしております.
〇 講演者 :浅枝 隆 先生(埼玉大学 名誉教授)
〇 講演題目:「水工”生理学” 」
〇 講演内容:河川や湖沼の生態系の研究にあたって、近年は、水工学(水理学)でも、生態学の視点からの扱いは盛んに行われています。しかし、これまで水工学(水理学)では、個々の現象解明が研究対象であったり、演繹的な取扱が中心でした。他方、生物学の中でも、生態学と生理学との間には大きな壁が存在しています。生態学の分野では、水工学の支援を得て活気を得ていますが、生理学の分野では、水理学的な手法は非常に利用価値があるにも関わらず、必ずしも十分に利用されているわけではありません。海外ではEcophysiologyといった分野も盛んになっていることもあり、本講演では、そうした取組の必要性について考える機会になればと思います。
〇開催日時:2025年04月23日(水)17時~
〇参加申し込み方法について
以下のURLにある土木学会HP申し込みサイトからお申込みください. 講演会当日お昼までに配信サイトのご案内をいたします.
https://www.jsce.or.jp/events
[水工学オンライン]で検索下さい.
※注意事項:Zoomウェビナーを使用します.
新着・お知らせ
原子力土木委員会幹事団
1.講演会開催情報
日時:2025年1月17日(金)15:00-16:30
場所:オンライン開催(Zoomウェビナー)
講師:高橋 成実 様(防災科学技術研究所 連携研究フェロー)
演題:「津波観測から即時予測へ 地域実装に向けた取り組み」
概要:これまで海域観測網を用いた津波即時予測システムの開発に取り組み、地域防災に直結する現実的な津波の情報提供を考えてきた。このシステムは、観測した海底水圧データに基づき、津波の到達時刻、津波高、浸水深分布を予測、都度更新するものである。これにより避難所の孤立化や幹線道路のダメージなど、被災状況も推定可能になる。近年、津波の流体力から個々の建物の倒壊判定を通じて津波瓦礫の発生量を評価、漂流分布を可視化して、即時予測化した。一部では、この津波予測を用いた図上訓練も実施され、現実的な地域防災計画の策定にも貢献している。本講演では、これまでの開発と利活用事例を紹介し、様々な利用方法について考えたい。
参加申込者数:242名
2.講演会報告
講演会冒頭で、原子力土木委員会中村委員長より開会の挨拶があり、続いて中島幹事長より高橋氏の経歴が紹介された。
高橋氏の講演では、DONETなどの海域観測網を活用した地域向けの津波即時予測について、津波即時観測から即時予測する方法や、予測結果による防災行動の最適化を実施する一連の流れ、自治体における活用事例等について説明があった。
津波予測システムの観測網を補完するために、多様な観測データの取り込みができる仕組みを目指しており、ブイデータ、ドップラーレーダー、気象庁ケーブルデータ等の取り込みの他、電離圏変動検知研究との連携に取り組んでいることについて説明があった。
今後は、津波による浸水評価のほか、瓦礫の発生・漂流評価、高潮・洪水との複合評価も行える津波被害即時予測システムへと機能拡張し、これらの被害推定に基づく防災行動の最適化の仕組みを構築したいとの説明があった。
最後に、地震発生リスクの評価、広域の地殻活動活発化と地殻内応力変化把握、訓練による防災上の脆弱性の把握、リテラシーの向上、地域防災力の向上について、平時から実施していく必要性について説明があった。
上記の講演に対して以下のQAが行われた。
Q:津波水圧計の話の中で、ノイズ処理に苦労しているとあったが、ノイズ処理をすると津波周期等の情報についてはかなりリアルタイムに取得できるという認識で良いか。また、ノイズを処理したデータのことについても、ご教授いただきたい。
A:津波観測データはリアルタイムで入ってくるが、観測点によりノイズ特性が異なる。浅い場所では波浪の影響等で短周期のノイズが多く、短時間平均では十分にノイズを除去できないことがある。そのような箇所では閾値を上げて対応している。海底設置方法もノイズに影響を与える。DONETでは海底面に設置するが、S-netは水圧計と地震計が同じ供体に入るため温度の影響を受けやすく、高い温度が観測される。埋設型の場合、冷却効果が減少し、1500mより浅い場所では高温を示すことが多い。発熱が津波データに影響を与え、津波の振幅と一致する場合もあれば異なる場合もあり、これが問題となる。実際の観測では、東北地方で何度か津波が観測されており、ノイズ対策として周囲の観測点と比較することで極端な予測を避ける方針である。
Q:2点ある。1点目について、予測の際に断層モデルを複数設定してという発言があったが、断層モデルと海底地すべりの関係についてどのように考えているか。海底地すべりはランダムに発生すると思うが、どのように考慮するのか。2点目について、防災上の話で津波が来る前に揺れによって建物が被害を受ける場合について、どのようにモデルに取り込むのか。
A:1点目について、現在採用している断層モデルは、実際のプレート境界に近い深さのものと、海底から極端に浅い深さのものを含めている。具体的には、海底から5kmという浅いモデルでは、かなり大きな津波が観測される。地すべりが発生するケースでは、この浅い深度のモデルが対応する。地震によって発生した津波と地すべりによって発生した津波を合わせて一つのモデルを統合することは難しいため、異なるモデルを採用しても問題ない方針を取っている。観測点が何らかの津波を観測すれば、それに基づき津波を予測するが、津波の高さがさらに高くなって更新されれば、それに合わせて予測も更新する。 2点目について、このシステムの中では浸水エリアがどこまで行くのかという話にしている。摩擦係数だけで計算するケース、建物を置いて浸水するケースを比較したところ、浸水エリアの計算では、建物の有無で浸水面積に大きな差はないが、浸水速度には影響がある。河川堤防の影響の方が建物の有無より大きい。瓦礫については、地震起因と津波起因を区別して扱うのが理想的であり、技術的には可能であるが、250mメッシュで建物倒壊判定をするには精度向上が課題となる。個人情報や細かいグリッド計算の問題もあり、技術的課題と計算資源のバランスも考慮しながら今後検討する。
Q:利用している自治体として千葉県や和歌山県が例として挙げられていたが、開発されたシステムを使っている自治体はどれくらいか。また、利用ユーザーはどれくらいか。
A:運用方針については、すべての予測情報を運用するのではなく、ユーザーが必要な範囲で選択的に行う方針である。予測情報を第三者に提供する場合は、気象業務法に基づく許可申請が必要であり、防災科研は現状対応していない。和歌山県、三重県、千葉県では、県が予測情報を作成し、気象業務許可を得て、市町村へ流す運用を行っている。民間企業では自社内利用に問題はなく、中部電力浜岡原子力発電所の事例がある。また、香川県では地域運用を目指し研究や訓練を進めており、将来的な実装を視野に入れている。
Q:新たな海水面の変動を測定するブイの話があったが、これは今運用されているGPS波浪計と異なり、沿岸からかなり離れても観測できるという特徴があるのか。また、多様なデータの取りこみ・活用の話があったが、GPS波浪計のデータの取り込みも実施もしくは検討されているのか。
A:津波検知には到達時間と防災対策の時間を考慮する必要があるため、沿岸近く(海岸から約20km)に設置されるGPS波浪計よりも沖合で計測可能なブイによる観測を検討している。検知方法として、海底での計測やGPSによる波高(水位)観測が挙げられ、海底では波高(水位)データを音波で転送する技術が成功している。一方で、南海トラフ周辺では黒潮の速い流れによるブイの流失や沈みこみによる機器水没のリスクが課題となっているため、ブイの係留方法を改良している。津波の観測方法には、GPSで海面高を測定する方法もあるが、波浪による揺れで測定誤差が大きい課題が新たに浮上している。現在は海底装置からブイ、衛星へと海底水圧データを転送するところまで成功している。GPS波浪計の組み込みは可能だが、ノイズ特性の調査がまず必要である。また、ブイデータのほかにも、気象庁から発表される緊急地震速報も断層モデルの絞り込みに使えると考えている。沿岸に設置されている潮位情報も使用するようにシステムには組み込まれている。
Q:津波の避難訓練について、具体的にいくつかの津波の中からどのケースを選定して訓練を実施するかの判断は、自治体が実施するのか。全てのケースに対応することは難しいため、訓練に用いる津波の選定への関わり方について、ご教授願いたい。
A:図上訓練では、最も高い津波を想定し、最悪の被害ケースを基に訓練を実施する。訓練用データは、内閣府が想定するマグニチュード9クラスの11ケースに加え、他の研究者が提供するデータも使用している。訓練は、自治体の決定に従い、津波規模に応じた指示を出す形式で進行する。
Q:いま最も取り込みに力を入れているデータは何か。
A:リアルタイムデータの取得が最も難しい面がある。予測の精度向上のためには、断層の絞り込みが重要なポイントになるが、電離圏情報を使うことも考えている。また、陸域の地殻変動が浸水域の拡がりに大きく影響するため、この地殻変動を適切に考慮する必要がある。海底地震計のデータで隆起・沈降は上下方向の変位で観測されるため、海域での地殻変動の有無を断層モデル絞り込みに取り込んでいる。海底には傾斜があり、横方向に動いたケースでも上下に動いたように観測される場合もあるため、地殻変動の陸上観測点データの取り込みがリアルタイム伝送の改善に有効と考えている。
写真1 ご講演いただく高橋成実様
写真2 オンラインでのご講演の様子
以上
委員会からのお知らせ新着・お知らせ 添付サイズ 20250117_原子力土木委員会公開講演会実施報告.pdf607.22 KB日本森林学会・日本木材学会・土木学会による「土木における木材の利用拡大に関する横断的研究会(委員長:桃原郁夫 森林総合研究所)」及び「土木学会木材工学委員会(委員長:吉田雅穂 福井工業高等専門学校教授)」は,木材供給側である森林や木材の専門家と連携し,気候変動緩和策・適応策への貢献という同一の視点で土木分野における木材の利用拡大の推進を図るとともに,土木材料に木材を利用した場合の環境的評価や工学的な研究を推進しています.
これらの活動が実を結びつつある中,伐期を過ぎた森林の管理や木材の利用促進の妨げとなりつつあるのが木材輸送に関する懸念の増大です.2024年にトラックドライバーの労働時間の管理が厳格化されたことやドライバーの高齢化などにより,今後はこれまで以上に木材輸送を効率化し,木材を必要とする場所・時間に適切に届けるシステムを構築していく必要があります.そこで,元林野庁職員として林業や木材産業の特性を熟知し,現在は「ノースジャパン素材流通協同組合」理事長として東北地方を中心とした木材流通の現場で活躍されている鈴木信哉氏を本年度の木材利用シンポジウム特別講演にお招きし,「国産材時代の象徴丸太輸送トラック」と題するテーマの下,木材流通における現状と課題,さらには今後の展望についてお話いただく予定です.
鈴木氏のご講演に併せ,土木分野における木材利用促進に向け活動している土木学会木材工学委員会の各小委員会よりそれぞれの活動についてご紹介させていただく予定となっております.
本シンポジウムは,会場及びオンライン併用で行います.参加無料となっておりますので皆さま奮ってご参加下さい.
主催:土木における木材の利用拡大に関する横断的研究会,公益社団法人土木学会(担当:木材工学委員会)
共催(予定含む):一般社団法人日本森林学会,一般社団法人日本木材学会
後援(予定含む):林野庁,公益社団法人砂防学会,公益社団法人日本木材加工技術協会,公益社団法人日本木材保存協会,一般社団法人木橋技術協会,公益社団法人地盤工学会,一般社団法人日本森林技術協会
日時:2025年5月19日(月)13:20~17:00
会場:土木学会講堂及びzoomによるオンライン開催
参加費:無料(ただし,参加人数把握のため,会場参加・オンライン参加に関わらず事前申込制とさせていただきます.懇親会参加希望者は,当日会場で参加費をお支払い下さい.)
事前申込はこちらから(https://www.jsce.or.jp/events)
※オンライン参加と講堂参加の区分にご注意の上お申し込みをお願いいたします.
CPD:土木学会CPD認定プログラム(2.7単位(予定)),森林分野CPD認定プログラム(CPD量:3.5(予定))
※受講証明書の発行方法はZoomURLの配信メールに記載しております.
プログラム(予定) ※一部内容について変更する場合があります.
司会 木村礼夫 木材工学委員会幹事長
13:20~13:30 開会挨拶 桃原郁夫 横断的研究会委員長
・連絡先
公益社団法人土木学会 研究事業課 飯野実
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内)
TEL:03-3355-3559 / FAX:03-5379-0125
E-mail minoru@jsce.or.jp
・お問合せ
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 桃原 郁夫
E-mail:momohara@ffpri.affrc.go.jp
シンポジウム報文集:ダウンロードの準備ができました。
本ページの↓にあるリンクからダウンロードして,別途ご案内するパスワードでご覧ください。
新着・お知らせ 添付サイズ 暑中コンシンポジウム報文集_ver.3.pdf7.23 MB