昨年、北海道大学で開催されました第30回地球環境シンポジウムでの地球環境委員会賞の選考結果を発表します。
(1)地球環境論文賞(JSCE GEE Award)
受賞論文:伊能図水害地名を用いた洪水浸水リスクの検証
受賞者:宇野宏司(神戸市立工業高等専門学校)・吉永朗(三菱地所コミュニティ)
登載誌:土木学会論文集G(環境)78巻 5 号 p. I_397-I_403, 2022
(2)地球環境論文奨励賞
受賞論文:The Multi-scale Kain-Fritsch Cumulus Scheme: Simulating typhoon-induced heavy precipitation over the Philippines
受賞者:Jose Angelo HOKSON(東京工業大学)
受賞論文:食内容を考慮したバイオマスエネルギーポテンシャル量の推計
受賞者:伊藤涼太朗(立命館大学)
受賞論文:大量アンサンブル気候予測データを用いた将来気候及び現在気候における降雨波形の分析
受賞者:政本未織(中央大学)
受賞論文:世界を対象としたネットゼロ排出シナリオにおける合成燃料の役割
受賞者:森翔太郎(京都大学)
受賞論文:気候予測データに基づく災害シナリオ作成 ~自治体災害支援システムIDR4Mを活用した避難情報の発令判断支援に向けて~
受賞者:植村郁彦((株)ドーコン)
受賞論文:内外水同時解析を用いた浸水特性の分析
受賞者:米田駿星((株)建設技術研究所)
受賞ポスター:気候予測データベースを活用した自治体の避難判断支援のための防災研修
受賞者:鈴木章弘(北海道大学)
受賞ポスター:大阪湾・播磨灘における気候変動緩和策の評価を目的とした新しい生態系モデル開発の試み
受賞者:佐藤達明((株)建設技術研究所)
受賞ポスター:河川断面の狭窄形状の違いによる河川水位低減効果の分析
受賞者:早澤華怜(中央大学)
受賞ポスター:阿武隈高地における地質風化特性と化学成分特性の関係性
受賞者:日下部裕貴(福島大学)
受賞ポスター:種分布モデルを用いた世界の灌漑農地の分布の分析
受賞者:伊勢拓人(東京大学)
受賞ポスター:富山県河川を対象とした各種適応策における洪水被害額の評価
受賞者:菊地大智(富山県立大学)
新着・お知らせ
2023年9月19(火)~9月21日(木) 【予定】
2. 会場滋賀県立大学
参加申し込みは8月上旬から開始する見込みです。
3. 論文募集応募開始:2023年3月1日(水)
応募〆切 4月10日(月)厳守
地球環境シンポジウム講演集掲載 研究報告(旧B論文)
応募開始予定:2023年6月1日(木)
応募〆切 7月27日(木)
新着・お知らせ
第31回地球環境シンポジウムでは、論文区分を全文審査論文である研究論文を募集しています。この論文は「土木学会論文集G(環境)Vol.79,No.5,地球環境研究論文集第31巻」として発刊します。
平成25年度までA論文と呼んでいた全文査読論文について、平成26年度より「研究論文」と名称を変更しました。しばらくは旧A論文と併記いたします。以後、お間違えのないよう、お願いいたします。
土木学会の会員・非会員を問わない個人。土木学会内の委員会(およびそれに付随する小委員会等)も投稿できます。
2.原稿提出方法ホームページから電子投稿頂きます。
URL:https://jjsce.jp
投稿の仕方については投稿の手引きを参照ください。入力画面では、必ず、投稿分冊として「地球環境研究論文集」を選択してください。「G分冊(環境)」ではありませんのでご注意願います。投稿分冊を間違えると、審査できない可能性があります。
※2/28現在、設定中です。「地球環境研究論文集(特集号)」の選択肢が出るまでしばらくお待ちください。
3.原稿提出期日 2023年4月10日(月)17:00 厳守 4.投稿原稿について 投稿原稿は原則として未発表のもので、区分は論文のみとします。理論的または実証的な研究・技術成果、あるいはそれらを統合した知見を示すものであって、(1)地球あるいは地域の環境問題とその解決策
(2)安全・安心な社会を形成するための土木技術・環境科学
(3)水・エネルギー・食糧問題などを克服する持続的な社会づくり
(4)気候変動の影響と緩和・適応方策についての取組み
1)投稿原稿は、充分に推敲されたものでなければなりません。
2)投稿原稿は、和文・英文いずれかに限ります。
3)投稿原稿の詳細については、原稿作成要領を参照してください。
4)原稿サンプル(和文原稿サンプル),(英文原稿サンプル)
1)投稿原稿に対し、地球環境委員会では査読を行って搭載の可否を決定します。査読にあたって、委員会は著者に対して問い合わせ、または内容の修正を求めることがあります。
2)原則として投稿受領後3ヶ月(7月中旬以降)で搭載の可否についての審査プロセスを完了いたします。
3)原稿に関する照会、または修正依頼をしてから3週間以内(もしくは委員会の指定した期間内)に著者から回答がない場合には、委員会が査読を打ち切ります。
4)シンポジウムまでに査読が完了しなくても、その後も査読を継続し、論文受理を目指す「保留論文制度」を導入しております。
論文集に掲載された著作物の著作権(著作権法第 27 条,第 28 条に定める権利を含む)は本会に帰属(譲渡)します。著作者自らが、著作物の全文,または一部を複製・翻訳・翻案などの形で利用する場合、本会は原則として、その利用を妨げません。
ただしインターネットのホームページなどに全文を登載する場合は、本会へ通知しなければなりません。第三者から、著作物の全文または一部の複製利用(翻訳として利用する場合を含む)の申し込みを受けたときには、
本会は特に不適切とみなされる場合を除き、これを許諾することができます。この場合、本会は著作者に著作物利用の概要を通知します。
共同著作された論文の著作権は、著作がなされた時点で氏名が掲げられた複数の著者に共有されます。このため著者名の表示変更(著者の順番変更を含む)は認められません。
したがって査読中に著者表示に関わる変更があった場合には、論文は著者取り下げのうえ、新規論文として改めて投稿を受け付けます。
また、投稿はCorresponding Author※が行い、Corresponding Authorは原稿が審査を経て最終的に掲載されるまで、責任を持って対応してください。
※Corresponding Authorについて、土木学会論文集に関する倫理基準で下記のように定めています。
「著者のうち、査読対応、論文校正を含め、掲載に至るまでの責任をもつ1名をCorresponding Authorと定めること。Corresponding Authorは筆頭著者でなくてもよい。」
地球環境委員会では地球環境論文集ならびに地球環境シンポジウム講演集の出版形態の変更に関する議論を行っています。出版の形態(オンライン出版等)ならびに掲載料・超過ページ等の著者負担については、令和5年度第1回地球環境委員会(2023年5月)以降に速やかにお知らせします。
6ページまでは10,000円とします。審査付き論文の掲載料は、シンポジウム終了後に掲載されるJ-STAGE掲載経費の関係上、基本料金として3,000円いただくことになりましたが、地球環境委員会では参加料収入から支出します。
6ページを超える場合には、1ページにつき5,000円の超過料金を掲載決定後に徴収いたします。また、一つの論文のページ数は最大で12ページとします。
【お問合せ先】
土木学会地球環境委員会 担当事務局宛
Eメール:momoi ”at” jsce.or.jp (atを@に変更してください)