2022年6月に災害弱者に向けた情報通信技術を活用した防災・減災技術研究小委員会を立ち上げました。このたび、2024年6月より第二期として活動を継続することとなりましたので、委員を募集します。
(1)研究趣旨
災害大国であるわが国において「自然災害に対する強靭な社会の実現」は喫緊の課題であり、そのためには高度な情報通信技術を活用した防災・減災対策の確立が不可欠である。
現在、災害弱者に向けた防災・減災対策に関する法制度では、「地域防災計画」や「水防法」にて一部触れられており、「災害対応マニュアル」や「避難確保計画」の策定義務は明記されている。
しかしながら、施設の地理的環境および入所者の特性が多種多様であることから、その策定は専門知識を有していない施設職員が行っているのが現状であり、マニュアルや計画の有効性が十分に担保されているとは言い難い。
さらに、高齢者・障害者施設の職員による現場の声として、自ら作成したマニュアル・計画について有効性の観点から不安の声が挙がっている。
そこで本小委員会では、災害弱者の安全・安心に対する不安の解消・要望に応えていくため、防災・減災に対する事前準備の課題を整理するとともに、AIやIoT、ビッグデータといった最新の情報通信技術を活用し,インクルーシブ防災の概念を取り入れた災害への事前準備,大規模災害発生時における3 次元データの利活用について研究を実施することで,強靭な社会の実現に向けたガイドラインを策定および情報通信技術を活用した効果的な防災教材の作製を目指す。
こうした取組を通じて、近年頻発する災害に対して日本各地の高齢者・障害者施設において情報通信技術の利活用がさらに進展するものと考えている。
(2)研究計画
① 防災・減災に着眼した障害者・高齢者施設に関する現状,課題の整理
② AI や IoT,ビッグデータ,3 次元データの活用に関する現状,課題の整理
③ フェーズに応じたAI や IoT,ビッグデータ,3 次元データ活用による強靭な社会のあり方やメリットの整理
④ AI やIoT,ビッグデータ,3 次元データ活用によるインクルーシブ社会の実現に向けた課題の整理
⑤ インクルーシブ社会の実現に向けたICT 利活用に関するガイドライン,防災教育の教材を作成
⑥ 研究成果の業界誌・学会誌・一般誌等への掲載,シンポジウム等での発表,障がい者支援施設での活用
(3)活動概要
期 間 :2024年(令和6年)6月~2026年(令和8年)5月
開催頻度 :3か月に1回程度
委 員 :定員15~20名程度(情報収集、事例提供、イベント運営等を積極的に行える方。)
※ 応募者が定員を超えた時点で公募は終了致します。予めご了承ください。
小委員長 :石内鉄平(宮城大学)
副小委員長:森 博昭(中央復建コンサルタンツ株式会社)
応募締切 :2024年(令和6年)6月3日(月)
応募先 :石内宛(ishiuchit@myu.ac.jp)にメールで御連絡ください。
Authour:
Seda SENDIR TORISU1, Tetsuo TOBITA2, Takashi KIYOTA3, Ozer CINICIOGLU4, Gokce TONUK5, Nikolay MILEV6, Juan BRIONES7, and Kiyoharu HIROTA7
1 Member of JSCE, Civil Engineer, Nuclear Facilities Division, Obayashi Corporation
2 Member of JSCE, Professor, Department of Civil, Environmental and Systems Engineering, Kansai University
3 Member of JSCE, Professor, Institute of Industrial Science, University of Tokyo
4 Professor, Department of Civil Engineering, Bogazici University
5 Assistant Professor, Department of Civil Engineering, MEF University
6 Chief Assistant Professor, Faculty of Transportation Eng., Geotechnics, University of Architecture, Civil Engineering and Geodesy
7 Engineer, Geofizika EIG Ltd.
Key Facts
Key findings: landslides, liquefaction, inundation, settlement, embankment failure
Key Words: Kahramanmaras Earthquake, geotechnical damage, liquefaction, lateral spread, landslide, inundation, settlement
新着・お知らせ 添付サイズ FS2024-E-0002.pdf2.6 MB
土木学会土木技術映像委員会は、令和6年5月15日(水)、土木学会本部講堂にて第117回イブニングシアターを開催し、特集『東京「橋」物語』として、「四谷見附橋今昔物語―橋の再建を追って―」、「東京港に虹を架ける-レインボーブリッジの建設工事記録-」を上映しました。
会場は、ほぼ満席の盛況となりました。
上映前には、東京都道路整備保全公社 道路部 道路アセットマネジメント室長 紅林章央様から「明治 東京の橋梁技術者」と題した講演をいただき、橋に纏わる興味深いお話を伺うことが出来ました。
多くの皆様に来場いただき、ありがとうございました。
アンケートへのご協力もお願いいたします。
次回イブニングシアターは8月中に開催予定です。詳細は決まり次第ご案内いたします。
新着・お知らせ土木学会岩盤力学委員会では,岩盤・地盤の分野において注目される技術や研究内容について情報を発信し,自由かつ気軽に議論できる場を提供するため,広く一般を対象とした「岩盤力学イブニングセミナー」を企画・開催しています.第25回は下記の講演を予定しております.土木学会Webから登録の上,お気軽にご参加ください.参加申込者には後日,ZoomのURLを連絡いたします.
日 時:2024年6月11日(火)16:30~18:30
場 所:Zoomオンライン(マニュアルはこちら)
主 催:(公社)土木学会岩盤力学委員会
参加費:無料
定 員:オンライン450名
参加申込:土木学会HP行事参加申込からご登録ください.
CPDプログラム:1.7単位(セミナー後に受講者アンケートへの回答が必要です)
講演プログラム:
新着・お知らせ
外国人技術者グループ・留学生サポートチームでは、留学生の日本語力向上を目的とした「日本語プログラム」を実施しています。
今回、6月8日(土)に土木学会講堂にてカルタ大会を開催いたします。日本の伝統的なカードゲームであるカルタを通じて、日本語のスキルアップを目指します。
楽しみながら日本語を学ぶ絶好の機会です。日本語学習にお悩みの留学生や、さらなる上達を目指す皆さん、ぜひご参加ください!
◆Let’s Play! Karuta
・開催日 2024年6月8日(土)
・時間:15:00~18:00
・場所: 土木学会 講堂
・参加費:無料
参加ご希望の方は以下のリンクからお申し込みください(申し込み期限:5月27日まで)。
https://forms.gle/G2hLXcCTQ4UZ4zkj9
お問い合わせ:
・外国人技術者グループ・留学生サポートチーム:Intlstudentsjpアットgmail.com
・国際センター 事務局:iadアットjsce.or.jp
※「アット」を「@」に変換してご連絡ください。
新着・お知らせACECC(アジア土木学協会連合協議会) TC30主催
「日本・韓国におけるi-Construction (Smart Construction)の実践と展望に関する国際セミナー」
2024年5月24日(金)9-12時 土木学会 講堂
アジア土木学連合協議会(ACECC)の技術委員会(Technical Committee: TC)の1つである“TC-30: Digital Technologies for Smart Construction”は大韓土木学会の提案によって2022年に設立され、韓国高速道路公社のDr. CHO, Sung-min、東京大学 全 邦釘特任准教授がChairを務めています。設立以降、建設業界のDX化を促進するためのi-Construction, Smart Constructionに関するデジタル技術に取り組んでおり、各回のACECC理事会にてセミナーを開催しています。
この度、土木学会(JSCE)、大韓土木学会(KSCE)、KEC Center for Smart Construction Technology(CSCT)の協力のもと、TC30が「日本・韓国におけるi-Construction (Smart Construction)の実践と展望に関する国際セミナー」を開催致します。日本と韓国は、政府を先頭にデジタル技術の開発と現場の実装を活発に推進しており、建設業界はこれらの取り組みを強く受け入れています。特に、韓国では大規模な国家プログラムを通じてスマートコンストラクション技術の開発に資金を投入するなど、積極的な取り組みが進められています。これがTC30設立の背景の一部となっています。
本セミナーでは、建設現場でのデジタル技術の実装に焦点を当て、現場の空間情報のデジタルマッピング、建設機器の自動操作、オフサイト建築とプレハブ技術、ロボット/AI技術の応用、建設現場から取得したデジタルデータを用いたプラットフォームベースの建設管理技術などについて取り上げ、両国の専門家がこれらのトピックについて2時間のプレゼンテーションを行う予定です。プレゼンテーションの後、パネルディスカッションの時間も予定しております。
i-Construction, Smart Constructionに興味のある産官学の幅広い方々のご参加をお待ちしております。なお、本セミナーは基本的に英語での開催と致します。(一部逐次通訳あり)
------------------------------------------------------------------------------------------------------
<プログラム >
1. 主催:ACECC(アジア土木学協会連合協議会) TC30
2. 開催日: 2024年5月24日(金)9時~12時
3. 会場:土木会館 講堂
4. 形式:ハイブリッド(対面&オンライン)
5. 参加費:無料
6.使用言語:英語
7. プログラム(予定):
※プログラム内容が変更になる場合がございます。更新情報については本ページをご参照ください。
Topics & Speakers
◆ Smart Construction Policy and the National R&D Program of Korea
Dr. CHO, Sung-min / Director General of CSCT, KEC, Korea / Chair of TC30
◆ DfMA-based Digital Process for Off-site Construction
Prof. SHIM, Chang-su / Chung-Ang University Korea (ex-President, Korean Institute of BIM)
◆ Intelligent Fleet Management for Automated Earthworks
Prof. SEO, Jong-won / Hanyang University, Korea (President, preKSARC)
◆ ICT and Unmanned Construction in Japan
Dr. MOTEKI, Masaharu / Chief Researcher, Public Works Research Institute, Japan
◆ Platform for Construction Automation, Autonomy, and Efficiency
Prof. NAGATANI, Keiji / The University of Tokyo, Japan
◆ AI-powered Fusion of Point Cloud and Image Analysis for Maintenance and Disaster Recovery
Prof. CHUN, Pang-jo / The University of Tokyo, Japan / Co-chair of TC30
≪注意≫ 動画のスクリーンショット・録音・録画・二次利用等は禁止いたします
○ 参加申し込み:
・定員:580名 (申込先着順)
※参加方法によって申込サイトが違います。ご注意ください。
◆対面:80名
⇒土木学会ホームページ本部主催行事参加申込サイト ( https://www.jsce.or.jp/events/form/606004 )からお申し込み下さい。
・申込締切:2024年5月23日(木)17時まで
※申込後、オンライン参加者に別途Zoom入室用URL、対面参加者に参加券をメールにてご連絡差し上げます。
○ 本件に関するお問合せ:公益社団法人土木学会 国際センター 澁谷 TEL: 03-3355-3452 E-mail: shibuyayukiko@jsce.or.jp
新着・お知らせ 添付サイズ TC30_Seminar(Tokyo24May2024)v3_日本語版+.pdf220.55 KB フライヤー画像.jpg193.11 KB今回のWG活動で得られた活動成果概要を、2024年6月に開催されました、「北海道土木・建築未来技術展」向けのポスター展示にまとめたものを公開します。
新着・お知らせ今回のWG活動で得られた活動成果概要を、2024年6月に開催されました、「北海道土木・建築未来技術展」向けのポスター展示にまとめたものを公開します。
新着・お知らせ全国規模で実施され盛会のうちに終了した、令和5年度の「土木の日」および「くらしと土木の週間」。
この度、土木学会誌2024年5月号にて、本部および各支部の「土木の日」活動報告が掲載されました。
詳しい内容は、下記ファイルをご参照ください。
[令和5年度「土木の日」および「くらしと土木の週間」報告(土木学会誌2024年5月号)]
【2022年度 国際活動奨励賞 受賞者インタビュー】井澤 淳 氏 (公益財団法人 鉄道総合技術研究所 鉄道地震工学研究センター 地震動力学 上席研究員(GL))
土木学会国際センターでは、土木学会 国際貢献賞、国際活動奨励賞を受賞されたみなさまの功績、成果を広く紹介したいと考え、受賞者紹介インタビューを公開しています。
今回は2022年度 国際活動奨励賞を受賞されました井澤 淳 氏 (公益財団法人 鉄道総合技術研究所 鉄道地震工学研究センター 地震動力学 上席研究員(GL))をご紹介いたします。
井澤氏は2010年に土木学会 アジア土木学協会連合協議会(Asian Civil Engineering Coordinating Council: ACECC)担当委員会に参画以来、土木学会が主導するTC12において日本の鉄道技術を教育マニュアルとしてとりまとめるなど、日本の土木技術のアジア展開に長年貢献されました。2016年からの6年間は担当委員会幹事長として年2回の理事会対応、TC活動支援、加盟他機関との連絡・調整、ACECC賞応募支援など、多岐にわたって土木学会のACECC活動を支えてきました。
本動画ではACECCの紹介およびその活動と苦労をお話いただきました。
●動画内容
①自己紹介下記の動画をクリックし、ご視聴いただけます。
他の受賞者様のインタビュー動画も土木学会ホームページ、土木tv (土木学会tv / JSCEtv - YouTube)にて随時アップいたしますので、ぜひご覧ください。
各賞の説明は以下の通りです。
【国際貢献賞】
日本と海外との間の交流・協力を通じて、日本を含む国際社会における土木工学の進歩発展あるいは社会資本整備に貢献し、その活動が高く評価された者。(全ての国の国籍保持者が対象)
過去に国際活動奨励賞または国際活動協力賞を受賞した者も選考対象となりえる。
【国際活動奨励賞】
日本と海外との間の交流・協力を通じて、日本を含む国際社会における土木工学の進歩発展あるいは社会資本整備に貢献し、今後もその貢献が大きく期待される者(全ての国の国籍保持者が対象)で、2024年の4月1日現在で概ね満50歳以下である者。
※令和4年度より、国際活動奨励賞と国際活動協力賞との区分をなくし国際活動奨励賞のみとしました。
★参考
・国際貢献賞 受賞者一覧:https://www.jsce.or.jp/prize/prize_list/10_kouken.shtml
・国際活動奨励賞 受賞者一覧:https://www.jsce.or.jp/prize/prize_list/11_katudo.shtml
・国際活動協力賞(R4年度まで):https://www.jsce.or.jp/prize/prize_list/11_katudo.shtml
◆土木学会賞 トップページ:https://www.jsce.or.jp/prize/index.shtml
2022年度 国際貢献賞、国際活動協力賞 受賞者インタビュー新着・お知らせ
「留学生インターンシップ情報調査」へのご協力のお願い
土木学会国際センター 外国人技術者グループ
次長 伊澤 良則
土木学会 国際センターでは、毎年「留学生向け企業説明会」を開催し、留学生に土木系企業の事業内容、採用スケジュールなど企業情報を提供しています。
説明会では、日本企業のインターンシップに参加したいという留学生からの要望が多く寄せられています。
これを受け、国際センター 外国人技術者グループでは、留学生を対象としたインターンシップに関する情報を収集し、日本の大学で学ぶ留学生に対して情報提供を行います。
ぜひ、「留学生インターンシップ情報調査」にご協力いただきたくお願い申し上げます。
下記のURLから調査票(回答フォーム)にアクセスいただき、ご回答をお願いいたします。
■令和6年度 留学生向けインターンシップ調査票
https://forms.gle/u9RNvcPUuuV8UACU9
◇備考:
・回答期限:2024年6月10日(月)まで。
・ご回答いただきました情報は、後日留学生に提供いたします。
・夏期や冬期のインターンシップ、1日インターンなど複数のインターンシップがある場合は、恐れ入りますが、それぞれ別々にご回答くださいますようお願いいたします。
★お問い合わせ:
土木学会国際センター 外国人技術者グループ インターンシップ担当:
澁谷有希子( shibuyayukiko@jsce.or.jp )、党 紀 (dangji@mail.saitama-u.ac.jp)
2024年5月17日に開催される第14回木材利用シンポジウムの要旨集です。
プレゼン資料の細かなところまで見える細密版 (約70MB)と、より扱いやすい縮小版(約15MB)とを掲載しました。もっと読むをクリックするとダウンロードリンクが現れますので、お使いのデバイス等に合わせて必要なファイルをダンロードしてください。
新着・お知らせ 添付サイズ 第14回 木材利用シンポジウム要旨集(縮小版)14.25 MB 第14回 木材利用シンポジウム要旨集(細密版)69.33 MB
5月13日付で、土木学会各賞の受賞者リストが土木学会HPに掲載されました。
兵庫県立 兵庫工業高等学校 都市環境工学科 教諭の 清水 哲成 先生 が技術功労賞を受賞されました。
https://www.jsce.or.jp/prize/prize_list/p2023.shtml
清水先生は、長年、人目につきにくい業務に従事され、また地道な努力の積み重ねの成果に対して授与されました。
おめでとうございます。
令和6年5月15日
土木学会 教育企画・人材育成委員会 高校教育小委員会
新着・お知らせ新着情報コンテンツ活用課では、一般向けのコンテンツ(日常の土木の工事史や写真、雑誌・新聞記事等の既存コンテンツ等)を収集した後、
ジャンル分けをして、分析・検討しました。
今後アーカイブとして残していく必要のあるコンテンツのジャンルやその形態について議論し、その活用案をまとめたので、その結果をお見せします。
【活動内容と詳細】
・世の中にある土木コンテンツを調査。
→土木コンテンツは世の中に数多くあるが、それ故詳しく調査しないと見つからないものが多々ありました。
結果として良いコンテンツなのに世の中に知られていないものも多くあるのではないかと感じました。
・調べたコンテンツを元にコンテンツの活用案を各自で考える。
作成手順
①自分が伝えたい内容を決める
②身近な人を例に伝えたい対象を決める
③伝えたい内容、相手に対しどのようなコンテンツをどのように活用するか案の作成
④なぜそのコンテンツが必要と感じたかを記載
【添付:各委員が考えるコンテンツ活用案】
(参考文献)
・土質力学の父カール・テルツァーギの生涯:アーティストだったエンジニア 著:リチャード・E.グッドマン ・山に向かいて目を挙ぐ 著:高崎哲郎
・ダムをつくったお父さんたち 著:かこさとし ・施工がわかるイラスト土木入門 一般社団法人 編:日本建設業連合会 イラスト:岩山 仁
・コンテンツ活用案と今後の展望を提言として発表
コンテンツ活用課→土木学会へ
・本SWGの調査で、世の中の人にはあまり知られていないものの素晴らしいコンテンツが数多く存在することが分かったので、これらのコンテンツを広めるための仕組みづくりを進めていただきたい。
【添付:各委員のコンテンツ活用案(工藤委員の意見参照)】
コンテンツ活用課→コンテンツを活用したい人へ
・『土木』はすべての科学、工学を活用できる非常に面白い分野であるので、本SWGの成果を参考に、自身が考える土木の面白さをコンテンツをうまく活用して広めていただきたい。
【添付:コンテンツ活用の成功事例(森崎部長の資料参照)】
【最終成果報告動画】
(準備中)
【総括】
土木の魅力発信に関しては、これまでも多くの組織や個人が努力をし、また多くのコンテンツが作成されてアーカイブ化されている。
コンテンツ活用課では、既存の多くのアーカイブコンテンツを収集し、これらの活用策について議論してきた。
収集されたコンテンツは、膨大な資料の中のほんの一部のサンプルであるが、土木のジャンルとしては、橋梁、トンネル、ダム、道路、鉄道、河川、港湾などメジャーなものから、上下水道、電力施設をはじめ、日常生活に関わる施設や、防災、維持管理など多岐にわたっている。
また、そのメディアの種類も、動画・写真などの画像や、単行本や絵本、雑誌を始めとする書籍、また実物展示や模型、それに保存する博物館、あるいはゲームに至るまで、多くのコンテンツが収集された。
一方、その活用の好事例として、多くの見学会や展示会などが試みられていることも分かったが、改めて、各委員が今後これらのコンテンツを活用して、どのような人たちに土木の魅力発信をしていくのが良いか、提案を集めることができた。
総じて、次世代を担う、子供達や学生、それらを取り巻く保護者や教育関係者、研究者に対して、これらのコンテンツを活用していく意見が目立った。
これからも多くの土木に関係するコンテンツが作成されると思うが、ニーズを十分に把握し、積極的に活用していく取組も並行して進めていくことが求められる。
新着・お知らせ 添付サイズ コンテンツ活用課委員による活用案2.04 MB 三木課長_1.png85.79 KB 三木課長_2.png829.46 KB 南荘副課長_1.png108.83 KB 南荘副課長_2.png452.23 KB 中島課長補佐_1.png62.33 KB 中島課長補佐_2.png553.83 KB 江城委員_1.png142.45 KB 江城委員_2.png733.02 KB 岩野委員_1.png178.68 KB 岩野委員_2.png922.68 KB 楢崎・鳥居委員_1.png116.93 KB 楢崎・鳥居委員_2.png94.89 KB 楢崎・鳥居委員_参考1.png90.17 KB 楢崎・鳥居委員_参考2.png99 KB 工藤委員の活用案.png139.51 KB 森崎部長_1.png1.15 MB 森崎部長_2.png835.13 KB 森崎部長_3.png893.09 KB 岩野委員_3.png196.81 KB 岩野委員_4.png867.26 KB 岩野委員_5.png884.59 KB 240604_アーカイブコンテンツ一覧.pdf124.52 KB
私たちが発信する「土木」とは何か?
それを探るため、「土木」、「インフラ」の言葉の定義、範囲についてのアンケート調査・分析を行いました。
また、土木の魅力について、一般を対象に、土木が魅力的になるにはどうすればいいのか、土木の魅力を伝えるためにどうすればいいのかについて、アンケート調査・分析を行いました。
最後に、アンケート結果を踏まえて、土木の魅力発信ロードマップを作成しました。本ロードマップでは、2023年度ものづくりのカッコよさを中心に、様々な媒体で発信してきたことややり残してきたことを記載しています。
私たち一人一人が「自分の言葉で」土木の魅力を世の中に正しく発信しよう!
その目標に向かって、個人でできること、土木学会としてできることを着実に実行していきたいです。
<活動内容・成果>
◇アンケート実施
・土木の定義・範囲、インフラの定義、発信すべき土木の魅力について。(対象:小委員会メンバー)
・土木の魅力について。(対象:一般。SNS等で拡散)
◇アンケート内容分析
・土木の定義
・インフラの定義
・土木の範囲
(考察)
土木という言葉を用いるとき、土木関係者であっても、私たち一人一人が思い描く土木が必ずしも一致していません。辞書においても土木の説明は改訂され続けています(参考:「土木」ということばの歴史を辞書でたどる )。
そのため、土木という言葉を使うとき、その定義、範囲について共通認識を持つことが大事です。
・土木の魅力について(対象:一般)
⇒アンケート結果はこちら
アンケート結果の一部はdobokuTVのX(旧Twitter)でも発信しています。
⇒Xの投稿についてはこちら
◇土木の魅力発信ロードマップ
⇒土木の魅力発信ロードマップはこちら
◇土木考究部最終報告
⇒動画はこちら
<活動を通して>
私たちが発信する「土木」とは何か?土木の魅力とはなにか?を考えてきました。
今回の活動では、私たちが思う「土木」が共通ではないことが浮き彫りになりました。
土木の魅力についてのアンケートを通して、世代間・職業別での傾向が顕著に異なり、それぞれの経験が考えに影響することが示唆される結果となっています。
特に、土木に魅力を感じていない理由は業界の抱える問題について忌憚なき貴重な意見をいただきました。アンケートにご協力をただきましたみなさま、ありがとうございました。
2023年度の会長特別プロジェクトでは、土木の中でも特に、ものづくりの魅力にフォーカスをして、魅力発信を続けてきました。
しかし、土木の範囲が広く今年度発信できなかった土木の魅力がまだまだあります。
次年度以降の会長プロジェクトや土木学会の委員会活動など学会活動で、今回のプロジェクトで拾いきれなかった土木についても発信をし、土木だからできる社会貢献を模索していけたらと思います。
新着・お知らせ 添付サイズ 土木の定義.JPG177.32 KB インフラの定義.JPG174.46 KB 土木の範囲.JPG158.32 KB 土木の魅力発信マップ.png313.28 KB
IABSE JapanおよびIABSE2025 運営委員会よりご案内です。
IABSE Symposium Tokyo 2025が2025年5月18~21日に東京(早稲田大学井深記念大ホールおよびリーガロイヤルホテル)で開催されます。
アブストラクトの投稿は7月31日までです。詳細および、投稿要領について下記ご参照ください。
IABSE Symposium Tokyo 2025 のご案内IABSE Japan 藤野陽三、中村俊一
IABSE2025 運営委員会 秋山允良 竹内徹山田哲 長山智則
IABSE Symposium Tokyo 2025が2025年5月18日(日)から21日(水)にかけて早稲田大学井深記念大ホールとリーガロイヤルホテルにて開催されます。「Environmentally friendly technologies and structures - Focusing on sustainable approaches」をメインテーマとして掲げ、木材の活用やGXから、維持管理や災害レジリエンス、DXの活用に至るまで多様な観点から持続可能性について議論する機会となります。
日本では,2015 年にIABSE Symposium を奈良で開催しております.それから10 年の節目となる2025 年に,改めて東京で開催します。このシンポジウムを通じて、最新の知見を共有し、国際交流を促進する場としたいと考えています。現在、アブストラクトの投稿を受け付けておりますので、ぜひご投稿をご検討ください。大学教員や企業の皆様におかれましては、学生や同僚の方々にも広くご案内いただければ幸いです。
★IABSE Symposium Tokyo 2025
・Webページ:https://www.iabse.org/Tokyo2025/
・日程:2025年5月18日(日)-21日(水)
・場所:早稲田大学およびリーガロイヤルホテル
・アブストラクト投稿締切:2024年7月31日
・アブストラクト投稿先:https://app.oxfordabstracts.com/stages/6961/submitter
・フルペーパー投稿締切:2024年12月15日
IABSE Symposium Tokyo 2025に関連して、5月18日(日)にはYoung Engineers Colloquiumを開催します。第1回を2018年に同済大学で、第2回を2019年に東京工業大学にて、第3回を2024年1月にソウル国立大学にて開催し、いずれも好評をいただいております。技術発表セッションとブリッジ・コンペで構成される予定です。今回は、東アジアだけでなく、ドイツのIABSEグループとも共催を予定しています。また、5月22日(木)、23日(金)にはそれぞれ関東地方、関西地方においてテクニカルツアーも予定しております。詳細がきまり次第ご案内いたします。
連絡先:長山智則(nagayama@bridge.t.u-tokyo.ac.jp)
2024年度イベント情報(委員会・関係団体 国際関連イベント)新着・お知らせ 添付サイズ IABSE Symposium Tokyo 2025 のご案内.pdf121.16 KB
環境賞受賞案件のさらなる普及のため、環境賞候補内容説明会でご発表いただいた資料を公開いたします。
※公開にあたり、受賞者皆様のご協力をいただきました。誠にありがとうございます。
Ⅰグループ(環境の保全・改善・創造に資する新技術開発・概念形成・理論構築等に貢献した先進的な土木工学的研究)
研究名
受賞主体 資料 気候変動緩和策が持続可能な開発に及ぼす影響の評価手法の開発と応用藤森真一郎(京都大学)、長谷川知子(立命館大学)、高橋潔(国立環境研究所)
説明資料 プラスチックボードドレーンを用いた効率的な地盤からの油回収技術鹿島建設(株)、錦城護謨(株)
説明資料環境DNAを活用した生物モニタリングに向けた調査手法の構築と建設現場への適用
大成建設(株)、神戸大学 説明資料
Ⅱグループ(土木技術・システムを開発・運用し、環境の保全・改善・創造に貢献した画期的なプロジェクト)
プロジェクト名
受賞主体 資料国内初の環境管理計画策定とラムサール条約登録湿地の環境保全に向けた取組み -北陸新幹線、中池見湿地付近深山トンネル等工事-
(独)鉄道・運輸機構 北陸新幹線建設局)
説明資料新着・お知らせ
高速大師橋更新事業
最優秀作品賞
作品・既設
内容説明動画九頭竜川橋梁・新九頭竜橋
作品・新設 内容説明動画新九頭竜橋 一般県道 福井森田丸岡線(福井市寺前町から福井市上野本町)
国内初の新幹線・道路一体橋 /北陸新幹線、九頭竜川橋りょう他工事 【鉄建建設】
ブライラ橋 作品・新設 内容説明動画 東名阪自動車道弥富高架橋(下り線)の大規模更新 作品・既設 新着・お知らせ