公益社団法人土木学会(会長 池内 幸司)は、2008年より11月18日の土木の日に合わせて「土木コレクション」を開催しております。
今年は、11月20日(木)から23日(土)の期間、新宿駅西口広場で開催いたします。
年は昭和100年になる節目の年ということで、これまでに造ってきたダムなど大型のインフラ、現在進行形の大規模工事に関連するパネルや模型、写真をそろえました。
その他、貴重な映像やお子様にも楽しんでいただける展示を準備し、皆様をお待ちしております。土木コレクション2025を通して、土木の奥深さ、面白さを堪能していただければ幸いです。
また、同会場では、東京都建設局主催の「東京 橋と土木展」も開催いたします。
なお、開会にあたり、オープニングセレモニーを開催予定です。詳細が決まり次第、本HPに掲載いたします。
記
【詳細】
■名称 土木コレクション2025 HANDS+EYES ■開催期間 2025年11月20日(木)~22日(土)新宿駅西口広場で11月の風物詩となった「ドボコレ」。今年の「土木コレクション2025」は45つのゾーンから成ります。
ZONE1が「ダムゾーン」です。ダムカード817枚を一挙公開する他、八ツ場ダムの迫力のある写真や模型、動画を展示します。
ZONE2とZONE3では、「昭和100年および台湾土木遺産ゾーン」と銘打って、昭和を振り返った年表、昭和時代に造られた青函トンネルのタペストリー、
それから台湾に息づく日本の土木遺産を紹介します。
ZONE4は「渋谷駅改良工事ゾーン」です。「100年に一度」の大規模再開発が進行中で、未来型都市へと変わりゆく渋谷の計画概要や、JR東日本が取り組んだ工事記録などを展示します。
ZONE5の首都高ゾーンでは、現在工事が進行中の「日本橋地下化」にまつわる展示などを用意しています。地下にトンネルを構築し、
2040 年までに現高架橋を撤去するという壮大な事業を模型とパネルで詳細にお伝えします。
土木コレクション2025を通して、昔から変わらぬ土木の奥深さ、面白さを感じ取りながら、変わりゆく魅力も一緒にご堪能いただければ幸いです。
11月18日「土木の日」に合わせて、東京都建設局では毎年「東京橋と土木展」を開催しています。
今年のテーマは昨年に続き、「橋の魅力を知る」。橋は、街と街を結び、人々の暮らしを支えてきた都市の象徴です。橋が持つ多面的な魅力が新宿駅西口地下広場に集まります。
過去から受け継がれ、今も進化を続ける橋の世界。その力強さと美しさを、ぜひ「東京橋と土木展」でお楽しみください。
2025年度 土木学会本部・8支部「土木の日関連行事」
土木学会(本部および全国8支部)では、2025(令和7)年度「土木の日」および「くらしと土木の週間」の行事を開催いたします(詳細はリストをご参照ください)。
奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
11月18日の「土木の日」から続く土木学会の創立記念日である11月24日までの1週間を「くらしと土木の週間」として、
本部・全国8支部では、一般の皆様を対象とした各種イベント、活動を展開しております。
新着・お知らせイベント情報・報告土木の日関連行事土木の日関連行事 支部 添付サイズ 2025_dobokuday.pdf383.48 KB
■発行日:2025年9月29日
■巻頭言:今年も「オープンキャンパス土木学会2025」を開催しました!
■紹介者:土木学会 土木広報センター 土木の魅力グループ グループ長 川上 佐知
■掲載内容:
1)全国土木弁論大会2025「有馬優杯」
2)オープンキャンパス土木学会2025
3)ドボクのラジオ(ドボラジ)(2025年1~8月の放送)
4)土木学会WEB情報誌『from DOBOKU』〜土木への偏った愛(2025年1~8月)
5)土木学会Facebookページ いいね!ランキング(2025年1~8月)
6)土木学会Instagramページ いいね!ランキング(2025年1~8月)
新着・お知らせニュースレター 添付サイズ 土木広報センター ニュースレター(No.22)4.8 MB
2025年8月15日(金)、川崎市上下水道局と清水・竹中土木・岩田地崎・坂田共同企業体の共催により「浄水場連絡管工事 夏休み親子見学会」が川崎市多摩区の生田浄水場で開催されました。対象は市内在住の小学3年生から6年生までの児童とその保護者で、各回15組、計45組が参加。親子で夏休みの貴重な体験を楽しみながら、浄水場の役割や工事の内容について学ぶ機会となりました。
土木広報センターにてイベントの様子を取材させていただきましたので、ご報告いたします。
本工事は、市内を流れる工業用水道送水管の断水リスクや将来的な更新への対応として、長沢浄水場と生田浄水場を直径約2メートルの地下トンネルで結ぶものです。完成すれば、市民生活を支える水の安定供給に大きく寄与します。
見学会は、担当者による工事の概要説明から始まりました。その後、参加者は普段は立ち入ることのできない工事中の地下トンネルへ入場しました。ひんやりとした空気の中を進みながら、日常生活の裏側で進む大規模工事のスケールを間近に体感することができました。
坑内では、実際に工事で使用されているバッテリーカーに乗って移動。普段は作業員しか利用することができない乗り物に乗れる特別感に、子どもたちは目を輝かせていました。
さらに会場では、親子で楽しめる体験コーナーも多数用意され、さまざまな企画を通じて水道工事への理解を深めました。
・建設機械の乗車体験
・ドローンの運転体験
・水道復旧工作車の展示
・市職員による漏水修理の実演
・上下水道局や土木職のPR動画上映
子どもたちは大きな建設機械に興味津々で、現場作業員による丁寧なレクチャーを受けながら、ワクワクした表情で体験していました。保護者からも「普段は見られない現場を間近で体験できてよかった」との声が聞かれました。
また、漏水修理の実演では、水しぶきが大きく上がる迫力あるデモンストレーションに、子どもたちから歓声があがりました。実際の補修作業を目の当たりにすることで、水道管を守る人々の存在やその高度な技術に生活が支えられていることを実感しました。改めて、毎日当たり前のように使える水道がこうした技術によって守られているのだと学ぶ機会となりました。
今回のイベントについて、開催した川崎市上下水道局は取材時に次のような思いを語っています。
「小学生にとっては夏休み自由研究にこのイベントを通して学んだことを活用してもらい、さらに公共事業や社会を支えるのモノづくりの世界に興味を持ち、将来の担い手となってくれることを期待しています。また、保護者の皆様にも上下水道局の事業をより深く理解していただきたいと考えています。」
「浄水場連絡管工事 夏休み親子見学会」 ■開催日 :2025年8月15日(金) ■開催場所:生田浄水場 ■参加費 :無料
今回のイベントを開催した川崎市上下水道局では、公式Youtubeを開設しています。
下記の動画以外にも様々ありますのでぜひご覧ください。
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