ACECC TC21 国内支援委員会は、令和6年度土木学会全国大会において「防災におけるイノベーションと分野・部門横断的アプローチの統合」をテーマに
オンラインによる研究討論会を開催しました。
【概要】
タイトル:「防災におけるイノベーションと分野・部門横断的アプローチの統合」
■日時:2024年9月3日(火)13:00-15:00
■開催方式:オンライン
座長:井上 雅志((株)エイト日本技術開発)
【プログラム】
・Opening remarks: 石渡 幹夫(JICA/東京大学)
・「ACECC-TC21のこれまでの活動」: 勝濱 良博(日本工営株式会社)
・「逆線引きと流域治水:TDAの視点から」: 竹内 邦良(山梨大学名誉教授)
<パネリスト発表>
・「東日本大震災後のコミュニティ中心のGreen Place Making(グリーンプレースメイキング)」:MALY Elizabeth (東北大学)
・「被災地域における地震後の降⾬による斜⾯災害の課題とTDA」:酒井 直樹 (防災科学技術研究所)
・「アジアにおける災害対応のイノベーションとTDAを取り入れた防災計画支援」:荒木田 勝(アジア防災センター)
・「トルコ地震の復興⽀援の事例紹介 - TDAとBBBの視点から-」:井上 雅志 ((株)エイト日本技術開発)
・「2024年能登半島地震の教訓:健康・災害管理におけるDXへの期待」:神原 咲子 (神戸市看護大学)
新着・お知らせ 添付サイズ 240903-Ishiwatari.mp46.61 MB 01-240903-Katsuhama_TC21.pdf6.71 MB 02-240903-Takeuchi.pdf2.07 MB 03-240903-Maly.pdf9.85 MB 04-240903-Sakai.pdf4.33 MB 05-240903-Arakida.pdf4.32 MB 06-240903-Inoue.pdf6.45 MB 07-240903-Kanbara.pdf2.54 MB
AI・データサイエンスの実社会への導入が進んでいます.土木工学における利活用も,構造・材料・建設関係のみならず,維持管理,防災,都市,交通,環境,エネルギー等多彩な領域で活発に進められています.
AI・データサイエンスの発展に資することを目的として,多方面の研究・教育・開発,調査・試験・実践等の成果や現状について分野横断的・俯瞰的に議論する論文集を発行し,シンポジウムを開催します.
主催:構造工学委員会 AI・データサイエンス論文集編集小委員会
協力:土木情報学委員会 IoT/AI活用モデル研究小委員会,地震工学委員会 防災・減災への AI・IoT 技術の利活用に関する研究小委員会,応用力学委員会 データ駆動型の信頼性設計およびリスク評価実装研究小委員会,岩盤力学委員会 岩盤力学におけるDX活用検討小委員会,鋼構造委員会 鋼構造物における先進的非破壊検査・評価技術 に関する調査研究小委員会,コンクリート委員会 3Dプリンティング技術の土木構造物への適用に関する研究小委員会
後援:(一社)人工知能学会,(一社)日本ロボット学会,(一社)情報処理学会,インフラマネジメントテクノロジーコンテスト実行委員会,数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム
〇日時・場所
2024年11月20日(水),21日(木) 申込締切:11月13日(水)17時迄
土木学会(東京都新宿区四谷一丁目 外濠公園内),オンライン併用ハイブリッド開催
〇定員 土木学会参加 50名,オンライン参加 1000名
〇参加費 無料
〇申込方法
下記,土木学会行事申し込みサイトからお申し込みください.
公益社団法人 土木学会 本部主催の行事参加申込 (jsce.or.jp)
※申込締切日時以降の参加受付はできません
※参加区分間違いによる区分変更はできませんのでお申込みの際は十分ご注意ください.
※講演される方は講演者の区分よりお申し込みください.ご発表は,土木学会でもオンラインでも可能です.
【オンライン参加の方】
開催日前日までにZOOM等が記載された案内メールを送付いたします。
【土木学会参加の方】
期日が迫りましたら当日の会場等の詳細についての案内メールを送付いたします。
〇当日,急な連絡等がある場合は,随時このHPに掲載します。
〇プログラム(10月頃掲載します)
プログラムには第4著者までを掲載いたします.
〇講演形式
発表時間は12分,質疑応答は3分を目安とします.
ウェブ参加の注意事項
〇論文は,AI・データサイエンス論文集/Intelligence, Informatics and Infrastructureに掲載されます.掲載され次第お知らせします.
〇CPD ポイントについて
本プログラムは土木学会CPD認定プログラムです(申請予定).
【会場参加者】
CPD受講証明書をご希望の方は必要事項を予め記入した申請書を1日目,2日目と分けて受付にご持参ください.各日プログラム終了後,受付にて受講印を押印いたします.
申請書類は https://www.cpd-ccesa.org/unit_assent.php からダウンロードして下さい.
現地での受講証明書配布はございません.
【オンライン参加者】
CPD 受講証明は,事前参加登録者のうち,100 文字以上のアンケートを提出していただき,受講していたことが確認できた方に発行いたします.行事終了後下記URLよりアンケートを1日目,2日目と分けてご回答ください.回答後、コピーをご登録のメールアドレスに送信いたします。届いていない場合は、回答の受付が出来ていない可能性もありますのでご注意ください。
・1日目:
https://forms.gle/Qx538bY3uy9HtGWq5
・2日目:
https://forms.gle/ZrnRUgebM3iG7gMp6
・受講証明書アンケート回答期限:11月24日(日)17時迄,回答期限以降の回答は受け付けません.
・受講証明書は事務局側で記入したものを,11月25日(月)から2週間前後でメールにてお送りします.
〇各 CPD システム利⽤者への対応について
・土木学会 CPD システム利⽤者様:今回は,参加者ご自身による CPD システムへの「自己登録」をお願い致します.
・建設系 CPD 協議会加盟団体 CPD システム利⽤者様:各団体のルールに沿って,CPD 単位の申請をお願い致します.
※土木学会以外の団体に提出する場合の方法等は提出先団体に事前にご確認ください.土木学会で証明する単位が,各団体のルールにより認められないことがあります.土木学会では他団体の運営する CPD 制度に関しては回答いたしかねます.
〇問い合わせ先
AI・データサイエンスシンポジウム運営事務局
E-mail:aisymposium@jsce.or.jp
第112第土木学会会長のプロジェクトの1つ「クマジロウの教えてドボコン動画配信」では佐々木葉会長の家族のくまのぬいぐるみ“クマジロウ”が、土木学会のコンシェルジュの“ドボコン”に素朴な質問をします。短い動画で土木学会のしくみや活動をお伝えします。あれ?そうなの?なぜ?と今までのあたりまえを考えるきっかけになるかも。気楽にお楽しみください。
エピソード3:土木学会の会員ってどんな人たち
今回は土木学会の会員について紹介します。会員の規模や種別、女性会員比率の推移などに加え、土木学会は自分でも“企画できる”“活動できる”“友達を作れる”場であることについても触れています。
学会概要|会員構成 https://committees.jsce.or.jp/member/composition
土木学会見える化データ2022|https://committees.jsce.or.jp/kikaku/mieruka2022
土木学会全国大会委員会では、全国大会における会員サービスの向上や、運営の効率化に取り組んでおり、よりよい全国大会とするため、実施方法の改善検討を進めております。
また、今後、魅力ある全国大会を実施していくためにも、全国大会参加者の皆様のご意見を伺い、今後の進め方の参考にさせていただこうと思いますのでご協力をお願いいたします。
実施方法:WEB方式
実施期間:令和6年9月2日(月)~10月6日(日)まで
8/29時点では、予定通り開催に向けて準備を進めております。
開催の可否については、今後の気象状況を注視し、大会ぺージにてご案内させていただきますので、引き続き、大会ページをご確認いただきます様お願い申し上げます。
プログラム:調整中.多少変更になる可能性があります.
プログラム 予定時間 講師等(所属) 開会挨拶 9:00~9:05 黒田 武大(鹿島建設)WG1主査・幹事 1.設計地震動 9:05~10:10(65分) 倉橋 奨(愛知工業大学) 2.地盤の液状化・側方流動の評価・解析法 10:20~11:25(65分) 福武 毅芳(清水建設) 3.耐震実験の放映および解説 11:25~11:45(20分) 佐々木 智大(大林組) 4.地中構造物の耐震設計法 12:40~13:45(65分) 梅林 福太郎(オリエンタルコンサルタンツ) 5.地上構造物の耐震設計法 13:55~15:00(65分) 栗林 健太郎(エイト日本技術開発) 6.基礎の耐震設計法 15:10~16:15(65分) 黒田 武大(鹿島建設) 7.耐震診断・耐震補強 16:25~17:35(70分) 久末 賢一・佐々木 智大(大林組) 閉会挨拶 17:35~17:40 樋口 俊一(大林組)委員長 CPD :土木学会認定CPDプログラム(●単位) 会場参加(対面) ・会場にて受講証明書を配布します.ご希望の方は,当日のプログラム終了後,受付でお受け取り下さい. ・対面参加とZoom参加の両方での申請はできないのでご注意ください. オンライン参加(Zoom) ・CPD受講証明書の申請【●月●日(●)17時まで】 ・CPD受講証明書は,以下のすべての要件を満たした方のみに発行致します. 要件1)本行事に参加登録された方 要件2)締切までの間に,CPD受講証明申請アンケートに,正確に回答された方 ・建設系CPD協議会加盟団体CPDシステム利⽤者は,各団体のルールに沿って,CPD単位の申請をお願い致します. ・他団体へCPD単位を登録する場合は,その団体の登録のルールに則って行われます.単位が認定されるかどうかは,直接その団体にお問合せください. ・参加申込頂いた方の代理で参加される場合は,事前に上記参加問合せ先までご連絡願います.ご連絡頂いた方のみ受講証明書の発行を予定しております. その他・注意事項等 ・オンラインで参加される方は,Zoomが利用可能な環境であることを申し込み前に確認下さい.配信映像の録画・録音・再利用等は禁止します.開催日が近づきましたら,配信用アドレスをお送りします. ・オンラインでの質疑応答は対応いたしません.ご質問は後日Webアンケートにて受付ける予定です. ・講義資料(PDF)は,セミナー開催の前日までにこのHPにアップロードします.無断使用・再配布等は禁止します(不正使用は著作権の侵害等に当たるのでご注意ください).開催日が近づきましたら,パスワードをお送りします. ・当セミナー参加者(現地参加含む)には,復習用に録画映像(vimeoによる配信)をセミナー後2週間程度配信予定です.当日参加できない方も視聴頂けます. ---------- 問合せ先:(公社)土木学会研究事業課 佐々木 TEL:03-3355-3559 E-mail:ssk@jsce.or.jp 新着・お知らせ
地盤の地震応答解析は,構造物への入力地震動を求めるための必須の技術になっています.教科書もいくつかあるのですが,理論的な話が主で,実務を行う技術者にとっては取っつきにくいものでした.この講習会ではこれから地震応答解析を始めようとする方,実務で地震応答解析は使っているがもう少し勉強したいという技術者をターゲットにして,難しい理論や数式はなるべく避け,イメージとして地震応答解析を理解してもらうこと,実務を行うのに必要なデータの入手法と使い方などをわかりやすく説明します.また,地震応答解析の事例を多く挙げ,それぞれの解析を通して,解析結果をどのように判断するべきかということを理解できるようにします.
この講習会では,講師の執筆による図書「地盤の地震応答解析」(鹿島出版会)に基づいて行いますが,本がなくても理解できるようにお話しします.ふるってご参加下さいますよう,ご案内申し上げます.
記
1. 主催--------------公益社団法人 土木学会
(担当:地震工学委員会 地震防災技術普及小委員会)
後援:地盤工学会・日本地震工学会(予定)
2. 講師--------------吉田望(関東学院大学,地震工学委員会・顧問)
3. 日時--------------2024年11月22日(金)(9:00~17:30)
(11/26(火)9時~12/9(月)17時までの間、自由に視聴していただけます)
4. 方式--------------- 対面講習(土木学会講堂)もしくはzoomによる映像配信
※zoomによる映像配信の場合、リアルタイムでの質疑等には対応できません。Webによるアンケートを行いますので、記入をお願いします。予めご了承ください。
5.定員.対面50名、オンライン450名(先着順)
対面参加(会場)ご希望の方は、申込完了後に配信される「参加券メール」に記載されているURLのWEBフォームから登録して下さい。
6. 費用--------------会員:7,700円、非会員:11,000円、学生:2,200円
7. プログラム(未定)------- -午前の部:9:00-12:00,午後の部:13:00-17:30(途中休憩を含む)
第Ⅰ部 :地震応答解析の基本条件と影響要因
第Ⅱ部 :地震応答解析に必要な地盤調査と土質試験
第Ⅲ部 :空間のモデル化
第Ⅳ部 :地震応答解析手法
第Ⅴ部 :減衰の設定
第Ⅵ部 :計算例に基づく解析結果の判断
第Ⅶ部 :数値計算事例から見た各種要因
第Ⅷ部 :工学的基盤を考える・著名地震波と設計用地震波
※本講習会は,土木学会継続教育(CPD)プログラムの認定を予定しています(7.5単位).
講習後、申請用Webに必要事項を入力し、申請願います。
8.資料
2024年11月15日~2022年12月9日にかけて本サイトにて掲示いたします.
なお,パスワードについては申し込み後に配信されるメールにてお知らせします.
9. 申込方法
・土木学会ホームページ(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)からお申込み下さい.
・2022年8月1日より行事受付システムの支払方法は「クレジットカード決済、コンビニ決済」のみの取扱いとなりました。そのため申込後のキャンセルはできませんので十分にご注意をお願いいたします.
・申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください.なお,締切
日以降の事前受付はいたしません.
10.申込締切日---11月15日(金)
11.CPDについて-------
12.その他
・オンライン参加用のアクセス情報は、申込締切日後の11月18日~21日の間に配信いた
します「最終案内メール」にてご案内いたします。
・オンライン参加者用のCPD受講証明書申請フォームのアクセス情報も上記と同じく「最
終案内メール」でのご案内となります。
13. 問合先-----(公社)土木学会研究事業課 佐々木淳
TEL 03-3355-3559 E-mail:ssk@jsce.or.jp
新着・お知らせ
2024年8月29日 13時30分
台風10号の影響に伴う土木学会認定土木技術者資格審査 上級コースA、1級コースA筆記試験 一部受験地の実施中止について公益社団法人土木学会 技術推進機構
台風10号の接近、被害影響を考慮して、下記のとおり、一部受験地での試験実施を中止とさせていただきます。
なお、中止に伴う試験日の延期はございません。申し込み受験地の変更もできませんのでご了承ください。
対象受験地の受験申込者の方には、受験料の返金をおこないますので、後日改めて事務局より手続き方法をご案内いたします。
なお、現時点で実施を予定している受験会場につきましても、今後の台風10号の状況次第では、中止とさせていただく場合がございます。
その際は、すみやかにホームページにてお知らせいたします。
【中止決定】
福岡会場、高松会場、広島会場、大阪会場、名古屋会場
【実施予定】8/29 13:30時点
東京会場、仙台会場、札幌会場
【問い合わせ先】
(公社)土木学会技術推進機構 資格問い合わせ係
E-mail: opcet-inquiry[at]jsce.or.jp ※[at]を@に変えて送信ください。
TEL: 03-3355-3502
新着・お知らせ
土木学会全国大会2024の期間中に,学生向け交流イベントを開催します
「土木学生交流会@全国大会」
日時:2024/9/6(金) 18:15-20:00
会場:青葉の風テラス 2Fイベントスペース
対象:土木に興味のある学生
主催:土木学会学生小委員会
参加無料,予約不要,途中入退室自由.土木学会非会員も参加可能です.お気軽にお越しください
会場「青葉の風テラス」は,仙台市営地下鉄東西線の国際センター駅の駅舎内にあります.年次学術講演会の会場である東北大学川内キャンパスから徒歩圏内です.
土木系の学生同士で一緒に土木の楽しさを共有して,気軽に交流する機会にしましょう!
新着・お知らせ 添付サイズ 土木学生交流会_ポスター.png904.64 KBD&I委員会の前身となる委員会が発足して20年、「土木学会D&I行動宣言」が発行されてまもなく10年。
女性技術者活躍の現在位置とこれからについて、土木D&Iの基礎を築いた岡村美好氏、2.0への発展を目指した佐々木葉氏とともに考えます。また、行動宣言策定の中心人物二人による振り返り、「D&Iパネルディスカッション」の後、最後に、それぞれの「私の行動宣言」を発表します。気軽にお立ち寄りください!
令和6年度土木学会全国大会 研究討論会(24)
<概要>
日時:2024年9月4日(水)10:00~12:00
会場:仙台国際センター 小会議8(会場へのアクセス)
参加費:無料
申込方法:会場への入場に事前申し込みが必要です。 (申込先)
主催:公益社団法人 土木学会 ダイバーシティ・アンド・インクルージョン推進委員会
<プログラム&登壇者>
1. 土木D&Iの歴史と未来
2. D&I行動宣言の振り返り
3. ワークショップ:私のD&I─未来にむけて自分の行動宣言をしよう!
(1) D&Iパネルディスカッション
(2) みなさんの「私の行動宣言」発表
司会:黒川信子(日本工営(株))
<関連情報>
新着・お知らせ 添付サイズ 討論会のチラシ20240826_rev2-2.pdf740.25 KB
国際センター通信は、土木学会の国際活動・技術交流を中心に情報を集め、月1 回国内外に発信しています。
国際センターや海外支部(英国、韓国、台湾、トルコ他、全9 分会)の活動や行事、ACECC(アジア土木学協会連合協議会)
の動き、調査研究委員会(31 分野)の国際活動、国内外で活躍する技術者・研究者、最新技術やユニークなプロジェクト等、
当会を通して今の土木界の側面を楽しく面白くお伝えしています。皆さまの御希望やご要望をお待ちしています。
今月号も3 つユニークな内容の記事をお届けします。まず初めに大学国際コース紹介シリーズ記事です。今回は、東北大学土木系専攻にて行われている国際教育のご紹介です。東北大学は、世界トップレベルの研究水準を目指して国が新たに支援を行う「国際卓越大学」として、初の認定候補でしたが、文科省は本年6 月に「認定の水準を満たした」と発表し、10 月以降に正式に認定される予定です。今後、世界のリーダーとなる人材の持続的輩出が期待されています。今回は、その一端をご紹介いたします。次に、JICA がネパールで実施している交通マネジメントプロジェクトをご紹介します。ネパールと聞いてすぐに思い起こすのは、ヒマラヤ山脈の麓に位置したインドと中国に挟まれた細長い国で、長い歴史と文化があることです。一方で、人口増加や自動車交通等の依存などにより、交通渋滞と交通事故の課題を抱えています。これら課題の解決に向けたJICA の取組をご紹介します。最後に、国際センター外国人技術者グループが6 月に、留学生や海外出身土木技術者を招き行った「かるた大会」の模様をお伝えします。日本の伝統的なカードゲーム「かるた」は頭と体を使うゲームで、楽しみながら、日本語、日本の文化、土木技術を学ぶにはうってつけのゲームです。参加したくなりますよ。
今回も楽しく読んでいただけると思います。ぜひ感想やコメント、読みたいトピックなどお知らせください。
1) ~大学国際コース紹介~ 東北大学土木系専攻の国際教育について
2) カトマンズ盆地における都市交通マネジメントプロジェクト
3) Let's Play かるた
①お知らせ
【今後の予定】
◆2024 年度⼟⽊学会全国⼤会 International Program (国際関連⾏事) のご案内◆令和6 年度 土木学会 会⻑室: https://www.jsce.or.jp/president/2024/index.html
◆海外インフラプロジェクトアーカイブス︓http://www.jsce.or.jp/e/archive/
◆国際センターだより: http://committees.jsce.or.jp/kokusai/iac_dayori_2024
◆海外事業への若⼿世代の意欲向上策検討のための2つのアンケート実施中
・ビジネスマン対象︓「海外事業への若⼿世代の意欲向上策検討のための海外事業ご経験者へのアンケート」
(〆切︓2024 年11 月30 日)
https://forms.office.com/r/61gQMmahAT
・学⽣対象︓「学⽣の皆様への海外事業に係るアンケート」(〆切︓2024 年11 月30 日)
https://forms.office.com/r/ZVM5EJkYEg
◆第206 回論説(2024 年7 月版) オピニオン
(1) サーキュラーエコノミーへの道 〜最終処分場の必要性〜
https://note.com/jsce/n/nd18f03c5754a
(1) 建設DX のけん引役となる若⼿技術者の育成について
https://note.com/jsce/n/n80a17709ebe8
◆The English Summary Edition of JSCE Standard Specifications for Concrete Structures
https://www.jsce.or.jp/committee/concrete/e/web/pdf/Summary_edition_2024...
◆「インフラ健康診断書2024」公開
https://committees.jsce.or.jp/reportcard/node/28
◆Concrete Committee Newsletter No. 71 (May 2024)
https://www.jsce.or.jp/committee/concrete/e/newsletter/newsletter71/inde...
◆土木学会誌2024 年8 月号 ※JSCE ウェブサイト (英語版)
http://www.jsce-int.org/pub/magazine
◆【Abstract 投稿募集中(8月20 日(火)まで)】第10 回アジア土木技術国際会議(10th CECAR)
https://committees.jsce.or.jp/acecc/cecar
◆Safe and Healthy Work in the Digital Age 2023-2025 Campaign
https://healthy-workplaces.osha.europa.eu/en/media-centre/events/launch-...
campaign-safe-and-healthy-work-digital-age-2023-2025
◆ACECC Future Leaders Website
https://aceccfutureleaders.org/
◆IABSE Symposium Tokyo 2025 のご案内
https://committees.jsce.or.jp/kokusai/events2024
◆ECCE Manifesto for Action for the EU term 2024-2029
http://www.ecceengineers.eu/news/2024/ecce_manifesto_2024.php?id=41
②配信申し込み
③英語版Facebook
国際センター通信バックナンバー (編集中)
Japan Society of Civil Engineers International Activities Center August 26, 2024 IAC News No.142
Category: InformationIAC News 2024年1月1日午後4時10分能登半島北部を震源とする能登半島地震(M7.6)が発生し、北陸4県(石川県,福井県,富山県,新潟県)にわたり深刻な被害を生じました。この地震で震度7の非常に激しい揺れを石川県志賀町で観測したほか、震度6強を七尾市や珠洲市、穴水町で、震度6弱を中能登町と能登町、新潟県長岡市で観測しました。さらに、当時は震度の情報が入電されていなかった震度計のデータを気象庁が分析した結果、輪島市でも震度7の揺れを観測していることが分かりました。気象庁によりますと、石川県で震度7を観測するのは観測史上初めてだということです。土木学会地震工学委員会では、土木学会海岸工学委員会、日本地震工学会、地盤工学会、および関係学術団体等と連携し、調査研究を進めているところです。
一方、災害規模が大きいため、現時点では復旧・復興が予定通りに進まずにいます。そこで、第24回のセミナーでは、「2024年能登半島地震における復旧・復興対策の最前線 -能登半島地震の復旧・復興の現状と課題は何なのか?-」として、専門家及び第一線に携わっている行政の方々を講師としてお招きし、復旧・復興の課題について討議し、さらに推進することを目標に講演を計画しております。
なお、今回のセミナーは、1週間聴講できるようにしてあります。平日、都合のつかない方でも、自宅で都合に合わせて聴講が可能となっています。ただし、当日の映像は、質疑応答も含めて編集せずに流させていただきますので、御了承ください。
1)主催:公益社団法人土木学会(担当 地震工学委員会・地震防災技術普及小委員会)
2)日時:2024年11月27日(水)13:00~17:30
3)方式:対面とZoom併用(アクセス先は、開催前に個別にお知らせします。)
※Zoomによる映像配信の場合、Webによるアンケートを行いますので、ご記入をお願いします。(対面参加者のアンケート方式は調整中)
≪注意事項≫Zoom配信動画のスクリーンショット・録音・録画・再配布・再使用等等は禁止いたします。
申し込み者以外のいかなるコンテンツへのアクセスも禁止いたします。
(不正使用は著作権の侵害等にあたりますので、ご注意ください。)
4)定員:講堂:80名 Web配信:200名(申込者多数の場合は先着順)※事前参加申込のみの受付になります。
締切後は受付いたしませんのでご注意願います。
5)参加費:正会員 3,000円 学生会員 1,000円
非会員(学生以外) 5,000円 非会員(学生) 3,000円
※講演資料代、消費税を含みます。
※講演資料はデジタル版です。参加者にはダウンロード情報を連絡します。
6)申し込み方法:土木学会行事案内ページ(https://www.jsce.or.jp/events)より申し込みをお願いいたします。
お支払方法は、「クレジットカード決済」および「コンビニエンスストア決済」による前払いになります。
※決済完了後のキャンセルおよび変更等による返金はできませんので、十分にご注意をお願いいたします。
7)申し込み期限:クレジットカード決済:2024年11月20日(水)17時
コンビニエンスストア決済:2024年11月13日(水)17時
8)CPD登録:土木学会認定CPDプログラム 申請中
受講証明書配付については下記のとおりです。
【対面参加】
対面参加をされた方は、会場にて受講証明書を配付いたします。
当日のプログラムが終了後、受付にて希望者のみに配付をいたします。
なお、対面参加とZoom参加の両方での申請はできないのでご注意ください。
【Zoom参加】
CPD受講証明の登録【締切:12月4日(水)17時まで】
CPD用の受講証明書は、以下のすべての要件を満たした方のみに発行いたします。
要件1)本行事に参加登録された方
要件2)セミナー当日(11月27日)にオンラインに参加されたことが確認できた方
要件3)上記締切までの間に、CPD受講証明発行用アンケートに、正確に回答された方
(参加登録後にご連絡した受付番号をご用意の上、CPD受講証明発行用アンケートへご回答ください)
【注意事項1】CPD受講証明の登録の締切は【12月4日(水)17時】です。遅延は認められません。
【注意事項2】後日配信を聴講された方には受講証明書は発行しません。証明書の交付を希望される方は、必ず当日のセミナーに参加下さい。
【注意事項3】他団体へCPD単位を登録する場合は、その団体の登録ルールに則って行われます。単位が認定されるかどうかは、直接その団体にお問い合わせください。
【申し込みに関してのお願い】
(1)決済完了後は、キャンセルや変更等によるご返金は致しませんのでご注意ください。
(2)申し込み締切日前に定員に達している場合がございますので、あらかじめご了承ください。なお、締切日以降の受付はいたしません。
(3)請求書は発行いたしません。ご了承のほど、よろしくお願いいたします。
(4)領収書は、決済完了後にお送りするメールからご自身でダウンロードしていただくことになります。
問い合わせ先:(公社)土木学会研究事業課 佐々木
E-mail:ssk@jsce.or.jp
■プログラム
<講演資料のダウンロードが可能になりましたら、以下の見出しおよび講演題目をクリックしてダウンロードしていただけます。>
WG2主査
国士舘大学理工学部 特任教授
橋本 隆雄
東京電機大学総合研究所 客員教授(東京電機大学 名誉教授)
安田 進
招待講演
輪島市・珠洲市の復興計画(仮)
国士舘大学理工学部 特任教授
橋本 隆雄
国立研究開発法人土木研究所地質・地盤研究グループ 上席研究員
佐々木 哲也
国土交通省国土技術政策総合研究所 研究総務官
宮田 正史
鳥取大学工学部社会システム土木系学科 教授
小野 祐輔
国士舘大学理工学部 特任教授
橋本 隆雄
土木学会土木技術映像委員会は、令和6年8月21日(水)、土木学会本部講堂にて第118回イブニングシアターを開催し、特集『治水と利水、夏のアニメ特集~夏だ!水だ!歴史だ!アニメだ!~』と題し、土木アニメ「水とたたかった戦国の武将たち-信玄堤のおはなし-」、「玉川兄弟-江戸上水・東京水道400周年記念アニメーション映画-」の2作品を上映しました。会場はほぼ満席の盛況となりました。
上映前には、三輪河川技術事務所代表、岩手大学名誉教授 三輪 弌(みわ はじめ)様から「河川の仕組み」と題した講演をいただきました。一見相反する治水と利水について、武田信玄など土木工事でも名を残した戦国武将たちの土木事業を通し紐解いてゆく興味深いお話を伺いました。
多くの皆様に来場いただき、ありがとうございました。アンケートへのご協力もお願いいたします。
次回イブニングシアターは10月中に開催予定です。詳細は決まり次第ご案内いたします。
また、今年も土木学会全国大会において、「映画会」を開催します。(開催地:宮城県仙台市 東北大川内北キャンパス 会場:マルチメディア教育研究棟M206)開催日は9月5日(木)6日(金)です。こちらもよろしくお願いします。
令和6年度(2024年度)土木学会全国大会「映画会」のご案内
https://committees.jsce.or.jp/avc/node/820
何卒よろしくお願いいたします。
新着・お知らせ
原子力土木委員会幹事団
1.講演会開催情報
日時:2024年7月8日(月)13:00-14:30
場所:オンライン開催(Zoomウェビナー)
講師:藤原 広行 様(防災科学技術研究所 マルチハザードリスク評価研究部門 部門長)
演題:「確率論的地震ハザード評価とシナリオ型強震動予測の現状と課題 -不確かさにどう向き合うか-」
概要:東北地方太平洋沖地震以降も熊本地震や今年元日に発生した能登半島地震など繰り返し被害地震が発生している。大地震が発生するたびに新たな知見が得られ、既往のハザード評価モデルや強震動予測手法の検証が続けられている。限られた知見に基づく将来予測においては、不確かさをどのように扱うかが本質的に重要な課題となる。地震ハザード評価や強震動予測の現状について報告するとともに、今後取り組むべき課題や不確かさへの向き合い方について考察する。
参加申込者数:446名
2.講演会報告
講演会冒頭で、原子力土木委員会中村委員長より開会の挨拶があり、続いて中島幹事長より藤原氏の経歴が紹介された。
藤原氏の講演では、確率論的地震ハザード評価、シナリオ型強震動予測、今後の課題について説明があった。
まず、確率論的地震ハザード評価については、1995年兵庫県南部地震以降に日本の地震調査研究の体制が見直され、確率論的なハザード評価に基づくハザードマップの作成が始まったことが紹介された。地震ハザード評価の説明においては、偶発的不確実さと認識論的不確実さがあり、地震動予測においては、知識やデータ不足などに起因する不確実さの取り扱いの課題が示された。この不確実さの内容や手順を検討するために米国において地震ハザード解析の委員会(SSHAC)が設置され、その検討を踏まえてSSHACガイドライン(1997)が制定され、そのSSHACレベル3手法を用いた日本における適用事例として「伊方SSHACプロジェクト」について説明があった。
シナリオ型強震動予測については、「レシピ」に基づく強震動予測のためのモデル設定や全国的な地盤モデルの整備状況とその必要性について説明があった。2016年熊本地震では、事前予測で考慮されていた点に加え、浅部での断層すべりの設定など断層モデルの改善が求められる点が紹介された。また、海域における活断層についても、評価、検討が進められていることについても説明があった。
今後の課題として、認識論的不確実さの取り扱いとして、それを合理的に説明できる論理の構築、強震観測データ利活用共通基盤の整備、地下構造情報共通基盤の構築について説明があった。ハザード評価の精度向上のためには、観測データの整備や地下構造の情報の充実が必要であり、これらを組織的に取りまとめることの重要性について説明があった。
上記の講演に対して以下のQAが行われた。
Q:原子力という観点からすると、地震調査研究推進本部で取り組まれてきた内容が活用されている。また、地下構造についても活用されている。欠けているのは、認識論的不確実さをどうするかだが、それについては、伊方SSHACを行ったことで、日本全体に活用できるようになった。原子力の場合、推進本部の展開とは少し異なると思うが、その辺りどうお考えか。
A:それぞれの目的があって、そこに適合して絞り込むということがとても大切である。観測データも地下構造についてもわからないことが多かった時代から、ある程度の共通基盤ができつつある状況なので、目的に特化して絞り込んだ状況でわかりやすく説明していくのだと思う。客観的に定量的にできるようになったからこそ説明性を向上させていくことが大切である。
Q:日本では確率論的地震ハザード地図というデータベースとしていいものが出来たとしても、どのように活用していくのか出口が見いだせていない。活用する側である耐震工学側に対しての藤原さんのご意見を聞かせていただきたい。昨日までミラノで開催されていた世界地震工学会議に出席してきたが、イタリアでは米国PEER(Pacific Earthquake Engineering Research)が開発したPBEE(性能に基づく地震工学)の性能確保の枠組みを採用して、ハザード情報の活用が進んでいるようであった。日本は必ずしもそうなっていない。
A:せっかくいろいろなものがあっても使われていない。従来のやり方で説明できてるのかもしれないが、外から見てるとそれがわからない。国際的に発信能力に劣っている気がする。これまでの努力が十分理解されていないようでもったいない。
Q:伊方SSHACプロジェクトの初期段階では、活発な議論が少なかったが、日本人はルールさえ理解すればアジャストする能力は高いので、結構向いていると思う。こういう風に進めようといえば、それほどハードルは高くないと思う。SSHAC導入に際してハードルは何と考えるか。
A:議論をして合意形成をするプロセスを見せることが大事であるが、ここ10年くらいそういった議論が減っている。最初からお膳立てをして、イレギュラーな意見が減っているように思われるが、率直な議論をオープンでやるべきである。内容をわかっていて合意してるのか、わからないけど意見をするのは控えて合意してるのかがわからない。その辺りの活発な議論が必要。
写真1 ご講演いただく藤原広行様
写真2 土木学会でのご講演の様子
以上
委員会からのお知らせ新着・お知らせ 添付サイズ 20240708_原子力土木委員会公開講演会実施報告.pdf340.62 KB鋼構造委員会「鋼橋の大規模修繕・大規模改築に関する調査研究小委員会」では、「鋼構造シリーズ39 鋼橋の改築・更新と災害復旧-事例と解説-」を発刊することとなりました。
この「鋼構造シリーズ39 鋼橋の改築・更新と災害復旧-事例と解説-」についての内容を紹介する講習会を、2024年10月16日(水)に対面およびオンライン(Zoom)で開催いたします。
申し込み方法等の詳細は、添付ファイルをご参照ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
新着・お知らせ 添付サイズ 「鋼橋の更新改築」に関する講習会開催案内_r6.pdf329.59 KB【取材報告】鹿島建設㈱のサマースクールを取材しました!
2024年8月6日(火)に鹿島建設(株)の「鹿島サマースクール2024~本物の建設現場を見に行こう~」が開催されました。
今回土木広報センターは、サマースクールの様子を取材させていただきましたので、ご報告いたします。
神奈川県の横浜環状南線公田笠間トンネル工事の現場で、小中学生10名、保護者9名が参加しました。
当日は、土木の仕事や、シールドマシンの機能について授業をうけたあと、現場に移動してシールドマシンで構築したトンネルを見学しました。
また、現場で実際に使用されている測量器具を用いた測量体験では、子供たちは職員の皆さんに質問しながら一生懸命レンズを覗き、高さや距離を計測していました。
~参加者の声~
「シールドの現場だからトンネルを掘るだけかと思ったけど、他にもたくさんの設備があって驚いた。」
「作業員さんの量に驚いた。トンネルを作るために、工事中に使うためだけの足場やトイレなど、たくさんの設備があって、初めて現場に来てみてとても驚いた。」
「土木のことをあまり知らなかったが、力仕事のイメージがあった。実際に現場を見てみて、設計や測量など細かくてとても大切な仕事だと思った。防音や近隣住宅の採光など、いろんな配慮がされている仕事だと知った。」
「大きな仕事だけど、やっていることはとても緻密で、小さなことにも配慮して仕事をやっていることがわかって感動した。」
参加した皆さんは、土木の仕事の繊細さや、現場の規模・設備に感動しているようでした。
~現場所長の声~
今回のようなイベントを通して、子供たちに土木の仕事の魅力を少しでも伝えていけたらと思っています。
発注者(NEXCO東日本)の協力による部分が大きいですが、周辺住民の皆さんに向けても、事業についてより理解していただきたいという思いで日々見学会を開催しています。
大現場ならではの広いヤードを利用して開催した、サッカー教室と現場見学を兼ねたイベントも大変好評でした。
「鹿島サマースクール2024 ~本物の建設現場を見に行こう~」
■開催日:2024年8月6日(水)
■工事名:横浜環状南線公田笠間トンネル
■企業者:東日本高速道路株式会社 関東支社
■施工者:鹿島建設㈱・㈱竹中土木・佐藤工業㈱ 横浜環状南線公田笠間トンネル工事特定建設工事共同企業体
■参加費:無料
■概要:建設業や建設工事の解説、建設現場の見学など
■鹿島サマースクール詳細: https://www.kajima.co.jp/sustainability/social_contribution/observe/summer/index.html
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