昨年、鳥取大学で開催されました第33回地球環境シンポジウムでの地球環境委員会賞の選考結果を発表します。
(1)地球環境論文賞(JSCE GEE Award)
受賞論文:大村湾底質におけるフッ素化アルキル化合物の鉛直分布状況についての一考察
受賞者:中川 啓 (長崎大学)/LI Zhuolin(長崎大学)/黒田 啓介(富山県立大学)/和田 実(長崎大学)/朝倉 宏(長崎大学)
登載誌:土木学会論文集(登載予定)
(2)地球環境論文奨励賞
受賞論文:ADAPTING TO SEA LEVEL RISE IN 21ST-CENTURY VIETNAM: A COST-BENEFIT ANALYSIS OF PROTECTION OR RELOCATION
受賞者:Pham Oanh (茨城大学)
受賞論文:社会経済状況による日本の脱炭素化シナリオへの影響評価
受賞者:奥脇 隆之介 (京都大学)
受賞論文:洪水時の避難開始時刻,経路選択,地理的特性,浸水域変容が水平避難に及ぼす影響―令和2年7月豪雨による人吉市の洪水を想定した場合―
受賞者:水村 拓洋 (芝浦工業大学)
(3)地球環境優秀講演賞
受賞論文:世帯類型および住宅選好を考慮した家庭部門の二酸化炭素排出量の推計
受賞者:河瀬 玲奈 (滋賀県琵琶湖環境科学研究センター)/日比野 剛(国立環境研究所)/金森 有子(国立環境研究所)/石河 正寛(住環境計画研究所)/大田 宇春(みずほリサーチ&テクノロジーズ(株))/平山 智樹(みずほリサーチ&テクノロジーズ(株))
(4) 地球環境シンポジウム優秀ポスター賞
授賞ポスター:UNDERSTANDING FUTURE INUNDATION RISK DUE TO SEA LEVEL RISE USING CMIP6 MODELS IN INDONESIA
受賞者:Dwi Astuti Wahyu Wulan Pratiwi(茨城大学)
受賞ポスター:日本における海面上昇による社会基盤・公共施設の浸水リスク評価
受賞者:岩間 柊斗(茨城大学)
受賞ポスター:2024年奥能登豪雨での洪水氾濫解析を 通じた出水状況の把握
受賞者:中尾 朔也(富山県立大学)
受賞ポスター:鶏糞を基質としたメタン発酵へのホテイアオイ 添加の影響
受賞者:外園 真都(公立鳥取環境大学)
受賞ポスター:宮崎県清武川水系における環境DNA情報に基づく魚類生物量の試み
受賞者:野﨑 康平(宮崎大学)
受賞ポスター:道路周辺環境に基づく交通事故リスクの予測と施策評価
受賞者:米澤 咲希(鳥取大学)
受賞ポスター:後期高齢者のフレイル傾向に対する生活環境要因の影響分析
受賞者:足立 響(鳥取大学)
新着・お知らせ
2025年2⽉26⽇に発出した「下⽔道に起因する道路陥没事故をうけての⼟⽊学会会⻑から会員の皆さんへのメッセージ」に対応した議論の場として、表題の検討会を立ち上げました。土木学会前会長である佐々木葉座長の元、インフラメンテナンスだけでなく幅広い専門分野の方々がメンバーとなり、各人が自分ごととして捉え、分野横断で議論を深めます。
第9回の検討会では、土木計画学研究発表会・秋大会の報告の他、検討会として今後何を行うかについてより具体的に議論を行いました。
日時:2025年12月19日(金)16:00-18:00
場所:中央復建コンサルタンツ株式会社東京本社会議室
次第:
1.インフラ自分ごとラジオの企画案
2.市民がインフラを自分ごととして取り組んでいる事例整理
3.インフラメンテナンス総合委員会の改称
4.全委員会・会員向けアンケート
5.分野横断的な公開議論(シンポジウム)
6.議論・フリーディスカッション
7.次回のスケジュール確認
資料:
資料1 第9回検討会議事録
次回、第10回の検討会では、今回の検討会にて議題に上がった各企画を進め、ディスカッションを行います。
本検討会に関するお問い合わせ
新着・お知らせ 添付サイズ 資料1 第9回検討会議事録.pdf724.54 KB「ノルウェー、透明な世界の地域・インフラづくり-日本の未来を展望する-」発刊記念シンポジウム
「地域・インフラづくりの未来 -ノルウェーの透明な社会から学ぶ-」2022年に土木学会が提言した「Beyondコロナの日本創生と土木のビッグピクチャー」を具現化するため、3年にわたって行った調査研究の成果をまとめた書籍『ノルウェー、透明な世界の地域・インフラづくり-日本の未来を展望する-』を刊行いたしました。
調査では、ノルウェーの国・県・市の計画体系を定める「計画・建設法」や、インフラの長期的な投資規模と整備目標を示す「国家交通計画(NTP)」を中心に、公開文書と現地調査を通じて制度の全体像を整理しました。また、計画を実現するための段階的な事業評価の考え方、公衆参加の仕組みについても具体的に掘り下げています。本書が明らかにするのは、透明性を高めることが、むしろ計画を着実に前進させ、国民の納得感につながっているという点です。こうした知見は、わが国の計画制度・運用を考える上でも多くの示唆を与えるものです。
本書の刊行を記念して、調査成果を共有し、議論を深める場としてシンポジウムを開催します。安心して快適に暮らし続けられる未来の実現に向けて、地域・インフラづくりの制度や意思決定のしくみをどう変えていくべきかについて、多様な立場の参加者とともに考えます。
開催日時:2026年2月4日(水) 第一部 10時~12時 第二部 13時~15時
開催形式:ハイブリッド
開催場所:会場参加 土木学会 講堂(新宿区四谷)、オンライン参加 zoomウェビナー
参加費 :無料
定 員:会場参加 80名 オンライン参加 500名
主 催:公益社団法人土木学会(「Beyondコロナの日本創生と土木のビッグピクチャー」フォローアップ小委員会)
後 援:駐日ノルウェー大使館、国土交通省(予定)、(公社)交通計画協会、(一財)運輸総合研究所、(一社)建設コンサルタンツ協会、順不同
司会 木俣順(中央復建コンサルタンツ株式会社)
書籍「ノルウェー、透明な世界の地域・インフラづくり-日本の未来を展望する-」の内容を元に、執筆メンバーから報告を行います。
10:00~10:15 開会、経緯と概説
水谷誠 (五洋建設株式会社)
10:15~10:35 講演1 世界一の透明性が生み出す国づくりのかたちとは?~地域・インフラの計画・制度の体系を念頭に~
屋井鉄雄 (東京科学大学、一財)運輸総合研究所)
10:35~10:55 講演2 ビッグプロジェクトができるまで!~長期投資計画の作成と審議~
水谷誠(前出)、柳川篤志(中央復建コンサルタンツ株式会社)
10:55~11:15 講演3 なぜ、B/Cがマイナスでも議論が続くのか? ~段階的な「影響評価」を通じた意思決定~
宮川愛由(京都大学)
11:15~11:35 講演4 なぜ、関係者の意見を聞かずに計画を策定できるのか?~公衆参加・合意形成をデフォルトとする法とその運用~
水谷香織(名古屋学院大学)
11:35~12:00 講演5 地方都市の公共交通と自転車のまちづくりに感嘆!~都市成長協定による財源確保や欧州一のBRT整備~
木藤健二郎(九州大学)
司会 中島敬介(公益社団法人土木学会)
執筆メンバーによるディスカッションを行います。
ディスカッションテーマ|「地域・インフラづくりの未来 -ノルウェーの透明な社会から学ぶ」
13:00~14:30 パネルディスカッション
進行:屋井鉄雄
パネリスト:木藤健二郎、水谷香織、水谷誠、宮川愛由、柳川篤志
14:30~14:50 質疑応答
14:50~15:00 閉会
■参加申込み
土木学会 本部主催行事ページ(https://www.jsce.or.jp/events)よりお申し込みください。
対面参加で申し込む場合はこちら
オンライン参加で申し込む場合はこちら
本件に関する問合せ先:
公益社団法人土木学会 事務局 会員・企画課 中島
TEL:03-3355-3435 Mail:planning@jsce.or.jp
本小委員会の成果が書籍となりました。
本書は、土木学会が提言した「Beyondコロナの日本創生と土木のビッグピクチャー」を具現化するため、3年に及ぶ調査研究の成果をまとめたものです。ノルウェーの国・県・市の計画体系を規定する「計画・建設法」、投資規模と整備目標を明示した「国家交通計画(NTP)」、計画の実現への段階的な事業評価や公衆参加の仕組み等を、公開文書とヒアリングにより具体的に解きほぐします。長期的なインフラ投資計画とその実行性を担保する計画の仕組みを題材として、透明性を高めることでむしろ計画を着実に前進させ、国民の納得感へ繋げている点等を明らかにし、わが国の計画制度へのヒントを提示します。日本の未来を展望し、インフラ整備の仕組みを抜本的に変革するための極めて実務的で示唆に富む一冊です。
■主な内容第1章 透明な国、ノルウェー/第2章 計画・建設法による包括的な計画制度/第3章 交通分野の計画制度とその運用/第4章 我が国の計画制度への示唆
詳細な目次は、土木学会公式noteでご確認ください。
■書誌データタイトル ノルウェー、透明な世界の地域・インフラづくり-日本の未来を展望する-
定価 本体 1,500円+税
編集 「Beyondコロナの地方創生と土木のビッグピクチャー」フォローアップ小委員会
発行年月 2026/1
判型・頁数 A5判 240ページ
ISBN 978-4-8106-1158-8
定価 1500円+税(土木学会会員特価 1350円+税)
購入は土木学会刊行物販売ページから 新着・お知らせ