5月18日付で、土木学会各賞の受賞者リストが土木学会HPに掲載されました。
岡山県立岡山工業高等学校土木科進路課 (実習教諭) の 狩屋 雅之 先生 が技術功労賞を受賞されました。
狩屋先生は、長年、人目につきにくい業務に従事され、また地道な努力の積み重ねの成果に対して授与されました。
おめでとうございます。
令和8年5月19日
土木学会 教育企画・人材育成委員会 高校教育小委員会
新着・お知らせ新着情報令和7年度土木学会出版文化賞は以下の2作品に決定いたしました。
本書は、日本初の大規模国家プロジェクトである安積疏水事業を、現場責任者・南一郎平の視点で描いた歴史小説である。南が多様な利害関係者と向き合い、困難な調整を重ねながら事業を前に進めていく姿を通して、安積疏水事業という国家的偉業が立体的に描かれている。
物語は土木専門外の読者にも読みやすく、事業前後で郡山がどう変貌したかを示す描写は、土木が人々の暮らしを豊かにする力を理解させてくれる。また、内務卿大久保利通ら明治の指導者たちが繰り広げる政治的駆け引きが挿入されることで、この事業が一地域の振興にとどまらず、新政府の確立に不可欠な士族対策という国家的な意義も有したことも伝わる。
さらに本書には、意思決定、測量、設計、地元調整、資金繰り、事故対応など、現代のプロジェクトマネジメントにも通じる要素が凝縮されている。土木技術者であれば、思わず「ある、ある」と頷き、自身の経験と重ね合わせながら読み進めることができるだろう。昔からの測量方法や橋梁技術に加え、蒸気タービンやダイナマイトなど当時の最新技術も紹介され、技術史的な学びも深い。
以上のように本書は、土木事業の意義と価値を一般に伝えると同時に、土木技術者やそれを志す者の専門的教養の向上にも寄与する作品であり、ここに土木学会出版文化賞を授与する。
植松 三十里
本書は、橋梁を技術、景観、文化の観点から総合的に捉え、構造力学、施工、設計思想、デザイン哲学に至るまで多面的に論じた書籍である。複数の実務者、研究者によるオムニバス形式でありながら、「コンセプチュアルデザイン」を共通テーマとして全体が統一されている点に特色がある。
本書の長所として、第一に、豊富な写真、図版を用いて橋梁の構造的特徴やデザインの考え方を明快に示しており、専門技術者のみならず一般の読者にも理解しやすい構成となっている。第二に、国内外の事例を通じて橋梁設計における思想形成の過程や美的、文化的価値を明確に示し、橋の理解を多面的に深める構成となっている。第三に、設計者の経験と理念に基づく記述が、橋梁デザインに必要な思考過程を具体的に示しており、若手技術者の専門的教養を高める上で有用である。さらに、橋梁を社会的、文化的存在として位置付けている本書は、土木分野への関心を喚起し、専門技術者と一般の読者が橋の価値を共有する機会を与える点でも評価できる。
以上より、本書は橋梁デザインの本質と多様な価値を的確に示し、土木分野の専門性向上および社会的理解の深化に寄与するものであり、高く評価できる。よって、ここに土木学会出版文化賞を授与する。
藤野 陽三
畑山 義人
佐藤 靖彦
久保田 善明
松井 幹雄
八馬 智
春日 昭夫
安江 哲
2025年1月の埼玉県八潮市での道路陥没事故を受けて、土木学会では、第112代会長佐々木葉によるメッセージ発信と検討会を設置しました。ラジオではこの「インフラ自分ごと検討会」メンバーが語ります。土木の専門家をはじめ幅広いみなさんが、インフラの問題を「自分ごと」として考えるきっかけとなることを期待しています。
番組はスマートフォンのアプリからもご聴取いただけます。ぜひ番組をフォローして、お聴き下さい。
第6回のスピーカーは、力石真先生と中村晋一郎先生です。
(収録:2026年3月12日(木)zoomにて)
【スピーカー】
インフラ自分ごと検討会 委員/広島大学大学院先進理工系科学研究科 教授 力石真
インフラ自分ごと検討会 委員/名古屋大学大学院工学研究科土木工学専攻 准教授 中村晋一郎
舗装工学論文集編集小委員会では,「土木学会論文集特集号(舗装工学)」(2027年3月発行予定)への投稿論文を募集します.
舗装工学講演会で発表された講演論文の内容をさらに充実させた論文を,奮ってご投稿下さい.
◆投稿資格
土木学会論文集特集号(舗装工学)に投稿できる論文・報告は,当該年度の「舗装工学講演会講演集」に掲載された講演論文(ポスター&ショートセッションは含まない)に対して,講演会での討議やその後の知見を加えて内容を充実させたものに限ります。
舗装工学講演会講演集と無関係の論文は土木学会論文集特集号(舗装工学)では受け付けいたしませんので,土木学会論文集通常号などへのご投稿をご検討ください。
◆投稿にあたって
必ず,下記の「特集号投稿における留意事項」および「土木学会論文集特集号(舗装工学)投稿要項」をご確認ください。
なお,舗装工学講演会講演集とcorresponding authorの変更はできませんので注意してください.
※論文タイトル,著者(corresponding authorを除く)の変更は可能です。
◆令和8年度概略スケジュール
【期限を過ぎた原稿は受け付けません。ご注意ください。】
◆舗装工学論文賞、舗装工学論文奨励賞について
舗装工学論文集編集小委員会では,当該年度に投稿された論文の中で特に優れた論文に,舗装工学論文賞および舗装工学論文奨励賞を贈ります。
舗装工学論文賞:当該年度に土木学会論文集特集号(舗装工学)に投稿された論文の中から,特に優れた論文に対して贈られるものです.
舗装工学論文奨励賞:当該年度に土木学会論文集特集号(舗装工学)に投稿された論文の中から,開催年度の4月1日時点で40歳未満の若手研究・技術者が筆頭著者である論文のうち,優れたものを選定して贈られるものです.
過去の受賞者はこちら:https://committees.jsce.or.jp/pavement06/node/12
◆舗装工学論文優秀査読者賞について
舗装工学論文集優秀査読者賞は,土木学会論文集特集号(舗装工学)の査読を行った全査読者の中から,特に本誌の学術的・工学的価値の向上に貢献した査読者へ贈られるものです.
◆原稿作成例およびサンプルファイル
土木学会論文集編集小委員会HP(https://committees.jsce.or.jp/jjsce/pform)でダウンロードください。
※必ず最新のフォーマットを確認のうえ,執筆・投稿してください.
◆PDFファイルの作成の手引き
リンク先:http://committees.jsce.or.jp/jjsce/ptebiki
◆注意
・上記の土木学会論文集書式(原稿作成例およびサンプルファイルを参照)に準じて原稿を作成・投稿して下さい.図が崩れているなど,書式不備の問題が著しい場合には,小委員会で審議の上,査読を行わずに返却する場合がありますので十分にご注意下さい.
・PDFファイル(サイズ10MB以内)での提出となります.PDFファイルの作成は,上記の「PDFファイルの作成の手引き」に従って行って下さい.
・投稿要項・留意事項に定められているように,投稿完了後の著者名の表示変更(著者の順番変更やcorresponding authorの変更を含む)は認められていませんので,ご注意下さい.
・締め切り日時までは投稿した原稿の確認や差し替えを行うことができますが,締め切り日時以降の原稿の確認や差し替えは一切できません.十分にご注意下さい.
・通信欄には筆頭著者の「2026年4月1日時点の年齢」,「舗装工学講演会の講演番号」を記載ください。
◆論文等の投稿 投稿前に必ず「投稿要項」をご確認ください。
特集号用Editorial Manager(https://www.editorialmanager.com/jsce-sp/default2.aspx,以下「投稿システム」)にログインし論文を投稿してください。
原稿はcorresponding author が投稿してください。
なお,corresponding authorは,「舗装工学講演会講演集」投稿時と変更できませんのでご注意ください.
特集号への投稿時は,投稿システムにおいて【21.特集号(舗装工学)】を選択してください。
◆問い合わせ先:土木学会舗装工学論文集編集小委員会
E-mail:pavement.editor@jsce-ml.jp
新着・お知らせ 添付サイズ 投稿要項376.55 KB 留意事項460 KB全国規模で実施され盛会のうちに終了した、令和7年度の「土木の日」および「くらしと土木の週間」。
この度、土木学会誌2026年5月号にて、本部および各支部の「土木の日」活動報告が掲載されました。
詳しい内容は、下記ファイルをご参照ください。
[令和7年度「土木の日」および「くらしと土木の週間」報告(土木学会誌2026年5月号)]