記
■ 主 催 : 土木学会(担当:土木情報学委員会)
■ 期 日 : 2025年9月25日(木)・26日(金)の2日間
■ 会 場 : 土木会館(東京・四谷)
・発表は土木会館で行います(オンライン発表は不可)
・聴講はオンラインも可能です
■ CPD : 申請予定(プログラム決定後に単位数をここに表示します)
■ シンポジウムの内容
① 論文発表(講演時間:10分程度+質疑応答時間:5分程度)
確定時間は応募締切後、発表者あてに通知します
② 特別講演(予定)
③ 委員会報告(予定)
④ 土木情報学賞表彰式
⑤ 第50回大会記念交流会(予定)(会費制)
■ 講演論文の募集
講演論文は、土木情報学※に関するものを対象に、土木工学の進歩及び土木事業の発達並びに土木技術者の資質向上に寄与する内容として認められるものとします。このため学術研究論文ばかりではなく、実用性の面で土木技術に寄与する講演論文も積極的に採用します。ただし、対象範囲を逸脱していると判断された講演論文は、当委員会では採用いたしませんので、この方針を十分ご理解の上、原稿を作成し、投稿してください。
※土木分野における「情報」に着目し、その取得、生成、処理、蓄積、流通、活用を図るための理論と技術を探求する学問
■ 講演論文募集要領
論文作成にあたっては、とくに以下の点にご注意ください。詳細は投稿要項をご確認ください。
① 論文はA4版4ページ限定です(2ページでは認められません)
② 使用する論文の書式はWordテンプレートのみです
③ 「土木学会論文集特集号(土木情報学)」への投稿を予定している場合、
「土木情報学シンポジウム講演集」の論文タイトルと「土木学会論文集特集号(土木情報学)」の論文タイトルを同一とはできません
なお、投稿後の著者の変更は認めませんので、注意してください。
HPおよび投稿要項で指定しているとおり、土木学会論文集の各種書式の和文(Word)/英文(Word)を利用してください。
申込方法 当委員会ホームページの講演論文応募フォームに、以下の事項を記入し、■ その他:シンポジウムのプログラムは、8月上旬ごろ委員会ホームページに掲載します。
我が国の建設業界では、少子高齢化に起因する労働力不足が深刻な課題となっており、生産性の向上が急務である。その解決方策として、BIM/CIMを積極的に導入し、土工を中心に一定の効果が確認されている。BIM/CIM 導入目的である生産性向上が建設プロセス(設計・施工・維持管理)の各段階で十分発揮されていないケースも散見されます。このような背景を受けて、土木学会 土木情報学委員会では、三次元モデルを活用した建設生産性向上研究小委員会を設置し、3次元(BIM/CIM)モデルの活用を前提に設計・施工・維持管理の一連のプロセスを整理し、全体最適化の在り方、汎用的なPCa部材による構造物の設計、施工、補修の在り方等について議論・検討を行ってまいりました。本研究小委員会の成果報告会を以下のとおりに開催いたします。奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
記
主 催 :土木学会(担当:土木情報学委員会※)
※三次元モデルを活用した建設生産性向上研究小委員会
日 時 :2025年5月29日(木)13:00~17:00(受付:12:45~)
会 場 :土木学会講堂 / オンライン(Zoom)
定 員 :会場参加100名 / オンライン視聴200名(申込先着順)
参加費 :無料
申込方法:土木学会ホームページ(https://www.jsce.or.jp/events)よりお申し込みください。
※お申込み後のキャンセルはできませんのでご注意ください。
※申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください。
なお、締切日以降の受付はいたしません。
申込締切:2025年5月22日(木)
■プログラム
開始時間 内容 登壇者 13:00 開会挨拶・委員会概要 中嶋 道雄(若築建設) 13:15 第1期の報告 渡邊 武志(パシフィックコンサルタンツ) 13:30 WG1について 石田 篤徳(中日本高速道路) 13:45 WG2について 井口 重信(CalTa) 14:00 (休憩) ー 14:20 基調講演 岩波 光保(東京科学大学) 15:00 (休憩) ー 15:10 パネルディスカッション
■配布物について
テキストの配布はございません。資料が必要な方は事前にHPよりダウンロードをお願い致します。
■CPD単位について
土木学会認定 CPDプログラム:申請中
■各CPDシステム利用者への対応について
CPD単位の取得には行事への事前申込かつ事後設問の回答が必須になります。
・土木学会CPDシステム利用者様:参加者ご自身によるCPDシステムへの「自己登録」をお願いいたします。
・建設系CPD協議会加盟団体CPDシステム利用者様:各団体のルールに沿ってCPD単位の申請をお願いいたします。
※土木学会以外の団体に提出する場合の方法等は提出先団体に事前にご確認ください。
※土木学会で証明する単位が各団体のルールにより認められないことがあります。
※土木学会では他団体の運営するCPD精度に関しては回答いたしかねます。
以上
新着・お知らせ令和6年能登半島地震・豪雨災害調査報告会
令和6年1月1日に発生した能登半島地震では,土砂災害や河川構造物の被災が生じました.また,それに続く令和6年9月に発生した能登半島豪雨では過去に例をみないほどの大雨により,甚大な被害が発生しました.このたび,令和6年9月の大雨からおよそ半年を機に,土木学会水工学委員会のもと発足した令和6年能登半島地震・豪雨災害 河川・流域調査団による調査結果について報告させていただきます.
1.主催 ― 公益社団法人 土木学会(担当:水工学委員会)
共催 ― 金沢大学
2.日時 ― 2025年3月26日(水)13時~16時30分
3.会場 ― 金沢商工会議所(石川県金沢市尾山町9-13)及びオンライン(ハイブリッド開催)
会場までのアクセス
・JR金沢駅兼六園口(東口)からバス(3,8~10番乗場)にて約10分
(南町・尾山神社バス停より徒歩2分)
4.プログラム
・能登半島地震による河川・流域への影響
-輪島市で発生した土砂災害(京都大学防災研究所准教授 竹林洋史)
-能登半島地震による河川構造物の被災(金沢大学教授 谷口健司)
-富山沿岸域の避難状況の把握 (富山県立大学准教授 久加朋子)
-七尾西湾に流入する能登半島地震由来の微細土砂の定性的評価 (石川工業高等専門学校教授 大橋慶介)
-能登半島地震における七尾市の水道復旧過程の規定要因 (金沢大学講師 坂本貴啓)
・能登半島豪雨による災害
-令和6年9月21日から23日の降雨状況の分析 (富山県立大学講師 吉見和紘)
-奥能登河川の全体の出水状況及び若山川の氾濫状況について(富山県立大学教授 呉修一)
-町野川下流左岸の浸水・排水過程 (島根大学准教授 佐藤裕和)
-数値シミュレーションに基づく地震起因の生産土砂が洪水氾濫に及ぼした影響の分析(京都大学防災研究所准教授 山野井一輝)
-塚田川氾濫時撮影動画の流速画像解析 (東京理科大学助教 柏田仁)
・総合討議
5.定員 ― 対面 80名 オンライン 500名
6.参加費 ― 無料
7.申込方法 ― 土木学会ホームページ(準備中)
8.注意事項・CPDについて
1) 会場の駐車場には限りがあります.対面でご参加の方はなるべく公共交通機関をご利用下さい.
2) CPD単位数は2.7単位です,報告会終了後,Googleフォームより申請いただいた後,受講証明書を発行いたします.
※CPD申請用のGoogleフォームは参加いただいた方にご連絡差し上げます.
9.お問合せ 金沢大学人間社会学域 地域創造学類 坂本貴啓 E-mail:t-sakamoto@staff.kanazawa-u.ac.jp
第33回地球環境シンポジウムでは、論文区分を全文審査論文である研究論文を募集しています。この論文は「土木学会論文集 Vol.81, No.27/Journal of JSCE, Vol.13, No.2」として発刊します。
平成25年度までA論文と呼んでいた全文査読論文について、平成26年度より「研究論文」と名称を変更しました。
2025年2月28日(金)に応募を開始します。
1.投稿資格土木学会の会員・非会員を問わない個人。土木学会内の委員会(およびそれに付随する小委員会等)も投稿できます。
2.原稿提出方法ホームページ(Editorial Manager)から電子投稿頂きます。
URL:https://www2.cloud.editorialmanager.com/jsce-sp/default2.aspx
投稿の仕方については著者マニュアルを参照ください。
入力画面では、必ず、投稿のセクション/カテゴリーとして「27:特集号(地球環境)/ Special issue(Global Environment Engineering)」を選択してください。投稿のセクション/カテゴリーを間違えると、審査できない可能性があります。
3.原稿提出期日 2025年4月8日(火)14:00 厳守 4.投稿原稿について 投稿原稿は原則として未発表のもので、区分は論文のみとします。理論的または実証的な研究・技術成果、あるいはそれらを統合した知見を示すものであって、(1)地球あるいは地域の環境問題とその解決策
(2)安全・安心な社会を形成するための土木技術・環境科学
(3)水・エネルギー・食糧問題などを克服する持続的な社会づくり
(4)気候変動の影響と緩和・適応方策についての取組み
1)投稿原稿は、充分に推敲されたものでなければなりません。
2)投稿原稿は、和文・英文いずれかに限ります。
3)投稿原稿の詳細については、原稿作成要領を参照してください。
4)原稿サンプル(和文原稿サンプル),(英文原稿サンプル)
1)投稿原稿に対し、地球環境委員会では査読を行って搭載の可否を決定します。査読にあたって、委員会は著者に対して問い合わせ、または内容の修正を求めることがあります。
2)原則として投稿受領後3ヶ月(7月中旬以降)で搭載の可否についての審査プロセスを完了いたします。
3)原稿に関する照会、または修正依頼をしてから3週間以内(もしくは委員会の指定した期間内)に著者から回答がない場合には、委員会が査読を打ち切ります。
4)シンポジウムまでに査読が完了しなくても、その後も査読を継続し、論文受理を目指す「保留論文制度」を導入しております。
論文集に掲載された著作物の著作権(著作権法第 27 条,第 28 条に定める権利を含む)は本会に帰属(譲渡)します。著作者自らが、著作物の全文,または一部を複製・翻訳・翻案などの形で利用する場合、本会は原則として、その利用を妨げません。
ただしインターネットのホームページなどに全文を登載する場合は、本会へ通知しなければなりません。第三者から、著作物の全文または一部の複製利用(翻訳として利用する場合を含む)の申し込みを受けたときには、
本会は特に不適切とみなされる場合を除き、これを許諾することができます。この場合、本会は著作者に著作物利用の概要を通知します。
共同著作された論文の著作権は、著作がなされた時点で氏名が掲げられた複数の著者に共有されます。このため著者名の表示変更(著者の順番変更を含む)は認められません。
したがって査読中に著者表示に関わる変更があった場合には、論文は著者取り下げのうえ、新規論文として改めて投稿を受け付けます。
また、投稿はCorresponding Author※が行い、Corresponding Authorは原稿が審査を経て最終的に掲載されるまで、責任を持って対応してください。
※Corresponding Authorについて、土木学会論文集に関する倫理基準で下記のように定めています。
「著者のうち、査読対応、論文校正を含め、掲載に至るまでの責任をもつ1名をCorresponding Authorと定めること。Corresponding Authorは筆頭著者でなくてもよい。」
地球環境委員会では地球環境論文集ならびに地球環境シンポジウム講演集の出版形態の変更に関する議論を行っていましたが、令和5年度第1回地球環境委員会(2023年5月)にて下記の通り決定いたしました。
※審査付き論文の掲載料はシンポジウム終了後に掲載されるJ-STAGE掲載経費の関係上、基本料金として別途3,300円(税込)いただきます。
※6ページを超える超過料金(5,000円/頁)は廃止となりましたが、一つの論文のページ数は最大で12ページです。
1)論文投稿期限を過ぎてからの投稿された研究論文の差し替えは出来ませんのでご注意ください。
2)近年、アンケート調査等を含む人を対象とする研究におきまして、当該研究実施に係る倫理審査を受けたどうかを確認する動きが増えつつあります。所属機関等の定める手続きに則り倫理審査へ対応頂き、その結果を研究論文中に記載することを推奨します。
【問合せ先】土木学会 地球環境委員会宛
E-mail: ck-info★ml-jsce.jp ※★を@に変更してください。論文審査中の問い合わせはEditorial Manager内のメールシステムをご利用ください。
The English page will be prepared shortly.
第112代土木学会会長 佐々木葉(ささき・よう)は、埼玉県において発生した下水道に起因する道路陥没事故をうけ、2025年2月26日に土木学会会員へ向けたメッセージを発信しました。
下水道に起因する道路陥没事故をうけての土木学会会長から会員の皆さんへのメッセージ2025年1月28日に埼玉県八潮市で起きた中川流域下水道管に起因する道路陥没事故の発生以来、土木学会会長として、また一会員として、心を痛めています。未だ捜索中の方、現場での対応に心血を注いでおられる方、現場周辺で制約のある生活を強いられている方、120万人ともいう水の使用に影響を受けた方、排水処理に関わる方、点検等に急遽取り組む各地の方など、多くの皆さんにお見舞いを申し上げるとともに、まずは現地に落ち着いた日常が戻ることを願っています。
そして土木工学に携わる専門家からなる土木学会の会員も、このインフラの事故に注目し、何を、どうしていけばよいのかを思案していることと思います。
インフラのメンテナンスや長寿命化はかねてより重要な課題でしたが、その認識が社会に広がり、対応が加速したきっかけは、2012年12月の笹子トンネル天井板崩落事故でした。今回の道路陥没事故は、それに匹敵する衝撃を社会に与えたと受け止めています。
国土交通省が2013年を「社会資本メンテナンス元年」と位置付けて以降、実に多くの取り組みがなされ、土木学会も土木界の先陣を切ってインフラメンテナンスの重要性の発信と技術の促進に取り組んできました。しかし、今回の事故は起きてしまいました。このことを私たち会員はどのように受け止めたらよいのでしょうか。
特に今回私たちは、目に見えない地下構造物の損傷、およびネットワークとしてあるライフラインが機能を喪失する事故が及ぼす影響の大きさと回復の難しさを目の当たりにし、さらにそのリスクはこれからもあり続けることを再認識しています。現在も続く事故への対応や構造物の健全性確保にとどまらず、より広い観点からの議論が必要と考えます。
その際の観点とは、何でしょうか。
たとえば、
①道路というインフラの地下には複数のライフラインというインフラが存在していること
②これら地下にあるライフラインはいずれも目に見えづらいが、私たちのごく身近にネットワークとして存在していること
③上水道と下水道も地域の水循環の一部を担っていること
④これらインフラの整備、利用、維持管理には費用がかかり、その負担の仕組みもわかりづらいこと
⑤これまでの歴史のなかで作られてきた構築環境(built environment)のなかで「私たち」は生きていること
⑥幅広い「私たち」の理解と合意がなければ対策は進まないこと
などを視野に入れた上での課題解決の道を見出し、あわせて、インフラを使う「私たち」が、インフラとともにどう生きていくかを「自分ごと」として考える社会を目指す必要があるのではないでしょうか。
これだけのことを、一人で、一つの専門やセクターで考えることはできません。私たちの土木学会には、実に幅広い分野の土木技術者がいます。この力を活かし、土木学会は、あらゆる境界をひらき、これまで以上に、インフラメンテナンスとマネジメントのための広い意味での技術に取り組んでいきたいと考えます。そのための対話と議論の場をこれから準備していきます。
同時に、直接その議論の場に参加しない会員も、「自分ごと」として下水道をはじめとする身近なインフラとどう向き合うか、職場、家族、近所などの身近な人と話していただきたい。土木学会には、学会誌という膨大な知のストックがあります。提言や声明もあります。これらも活用しながら、自分の領域を固定せず、直面する課題に一人ひとりが関心をもち、対話していくことが、社会を、未来をより良い方向に進めていく基礎体力を育むと信じています。
3万8千人の会員の皆さんには、オール土木学会として、この難しい問題に取り組んでくださるよう、ご協力をお願いします。
2025年2月26日
第112代土木学会会長
佐々木 葉
「インフラメンテナンスに関する土木学会声明2021〜今、そして未来に欠かせないインフラメンテナンス、直面する困難を乗り越えるための処方箋〜」(2021-06-08)
個別に活動していたメンテナンス関連委員会を統合して、土木学会会長を委員長とするインフラメンテナンス総合委員会を設置し、第108代家田仁会長のもとで取りまとめた声明です。
「インフラ健康診断書2024」(2024-06-14)
インフラメンテナンス総合委員会インフラ健康診断小委員会発行の最新のインフラ健康診断書の概要説明と本体へのリンクです。
「2020インフラ健康診断書」(2020-06-10)
2020度インフラメンテナンス総合委員会健康診断小委員会発行の診断書及びそれ以前の試行版、2020年以降の最新の診断書の一覧が示されています。
「インフラメンテナンス分野の新技術適用推進に関する提言」(2020-04-23)
インフラマネジメント新技術適用推進委員会による、公共事業インフラを対象としたメンテナンス分野における新技術適用に関する提言です。
「土木学会創立100周年宣言─あらゆる境界をひらき、持続可能な社会の礎を築く─」(2014-11-02)
土木学会100周年に際しての学会全体としての宣言です。今回の道路陥没事故を受けてこれから考えていく際にも基本的考え方として参照していくべき宣言です。合わせてこの宣言の元となった土木学会のこれまでを振り返りこれからの100年を見通した100年ビジョンも示されています。
関連する特集が掲載された土木学会誌を抜粋しました。会員の皆さんは当該号の誌面をご覧いただけます。
(網掛けされているものは、非会員の方でも閲覧可能です)
このD&Iカフェトークでは、意外と身近にあるこんな働き方、生き方についておしゃべりしています。店主は土木学会でD&Iを考えているチームのメンバーです。
土木に限定せず、でも日頃土木の世界にいる人たちの興味からゲストをお招きして、ラジオ感覚で聴けるトークをお届けします。
根が真面目な土木!なので学会からの申し込みをお願いしていますが、もちろん学会に縁のない方、学生さんなど、どなたでもふらっと、気楽にお立ち寄りください。
D&Iカフェトーク
特別編 会長特別対談
モノは何でできている?から始まった基礎物理学との出会い。振り返ってみると常に数年先を考えて取り組んできたと話す大竹さん。
社会に役立つ中性子という新たな価値を創造・実現するために取り組むサイエンス・ダイバーシティの思いについて伺います
日時:2025年2月28日(金)17時~18時
形式:オンライン(zoomウェビナー)
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_toQQ70LVTFWA_nxZsdY7pw#/
これまでの開催概要とアーカイブはこちら
新着・お知らせ2024会長PJ-ひろがる仕事の風景プロジェクトD&IカフェトークWG土木学会 建設マネジメント委員会ではこのたび「包括的維持管理業務委託の契約標準(案)」を作成しましたので、広く一般の皆様から本件に関するご意見を賜るべく、添付の要領で募集いたします。
詳細は添付ファイルをご覧ください。
更新情報新着・お知らせ 添付サイズ 「包括的維持管理業務委託の契約標準(案)」に対するご意見の募集.pdf89.64 KB 包括的維持管理業務委託に用いる契約図書に関する検討報告書.pdf2.55 MB 包括的維持管理業務委託の契約標準(案).pdf1.39 MB第213回論説・オピニオン(1) 造園にとっての「土」
(一社)日本造園建設業協会 技術アドバイザー 野村 徹郎
第213回論説・オピニオン(2) 建設ロボットとは? 建設機械と人との協働関係の未来
論説委員 茂木 正晴 国立研究開発法人土木研究所
2025年度に「未来の土木コンテスト」の第4回目を開催することを予定しております。
本コンテストは、「未来(2050年)のまち」について子供たちからアイデアを募集し、一次選考を通過したアイデアに対して土木技術者(プロのエンジニア)が検討チームとして加わり技術的検討を行います。
そして検討の成果を最終選考会で子供とプロのエンジニアが共同で発表(プレゼン)し、審査・表彰します。本コンテストはこれまで2014年度、2017年度、2022年度に実施し、今回が4回目の開催となります。
今回も夏休みに合わせて募集予定ですが、応募要領などのコンテストの詳細につきましては、決まり次第、土木学会のホームページなどでお伝えしていきます。
【取材報告】JR高輪ゲートウェイ駅で展示されたCONSTRUCTION ART WALLを取材しました!
2024年10月29日~2025年2月10日まで、JR高輪ゲートウェイ駅改札前の仮囲いに”CONSTRUCTION ART WALL(以下、ART WALL)”が展示されました。
今回土木広報センターは、ART WALLを企画した東日本旅客鉄道株式会社マーケティング部まちづくり部門品川ユニットの出川様、栄田様からお話を伺いました。
実際のART WALL 職人の写真に加え街の完成イメージも掲示した
〇工事現場の仮囲いに職人の姿を映したART WALLを作成・展示したきっかけや、ART WALLに込めた想い
→品川地区の大規模な開発プロジェクトということで、2022年頃よりこの街ならではの工事の様子を記録する企画の検討を開始した。
2024年3月には、高輪ゲートウェイ駅にて実施された「TAKANAWA GATEWAY CITYまちびらき前年祭 in March」において、TAKANAWA GATEWAY CITY 1~4街区各工事現場所長・職員の写真・コメントをまとめたポスターの掲示や、
TAKANAWA GATEWAY CITY公式Youtubeにアップした工事現場のドキュメンタリー映像の放映を行った。
工事現場で働く方々の姿や現場の美しさ、想いをより多くのお客さまに知っていただきたいと考え、安全性の確保と騒音防止を目的に立てられた仮囲いに工事現場の写真をアート作品のように掲出し、
本作品をきっかけにドキュメンタリー映像の閲覧数を増やしていければと考えた。
今回、2025年3月27日のまちびらきに向けて、「仮囲いという物理的な壁を取り払うために、仮囲いのすぐ裏で進んでいる工事現場の写真を展示することで中の様子を想像していただき、仮囲いが撤去されると新しい街ができている」
というストーリーを思い描いて企画した。
大規模なプロジェクトが進んでいく中で、日々仕事に向かう現場で働く方々の姿や、「生命力(温かさ)」「美しさ」「繊細さ」を映すことで新しい街ができていく期待感を表現したかった。
〇現場を映すうえで工夫した点
→一般財団法人JR東日本文化創造財団の企画・ディレクションの下、プロの写真家の石井朋彦氏に撮影を依頼。現場の特徴が表れている場所で、普段の様子を撮影するため、作業だけでなくミーティングのようすや、
若手・女性の職人にもフォーカスした。
あくまで現場優先で、現場の負担にならないよう事前の撮影打診を丁寧に行った。
〇苦労した点
→仮囲いの装飾は屋外での汚れや勾配調整に対応するために、仮囲いの床面から幅を開けて掲出する装飾も多い。ただ、今回はアート作品として成立させるため仮囲いの全面を使って隙間をあけずに施工したいと考えた。
工事現場と歩行者動線間を仕切り、駅前に設置された仮囲いとして必要な、消火設備、誘導サインなどとの干渉の問題をクリアする必要があった。
また、仮囲いの全面サイズ(高さ3m×最大幅140m)に引き延ばしたときにも美しく見える解像度の高い素材データを用意する必要があり、一部は既存のものを使用する必要があったため苦労した。
〇計画から施工完了までの期間
→構想3か月、現場関係者への依頼~撮影・デザインに3か月、シートの出力~施工で1か月。計7か月を要した。
〇駅利用客や現場関係者からの反響
→足を止めて写真を撮ってくださる方もいて大変好評だった。
ART WALLの一部に、TAKANAWA GATEWAY CITYの公式Instagramに遷移できるQRコードをデザインした。
QRコードの掲出はチャレンジングな取組みだったが、実際は効果が大きくInstagramのフォロワー数は展示期間中に618件も増加した。
改札前で毎日多くの利用者が行き交うエリア
ART WALLアートウォールの横にTAKANAWA GATEWAY CITY 公式InstagramのQRコードを掲示
今回は、東日本旅客鉄道株式会社の広報取り組み事例をご紹介しました。
このような広報事例を、ぜひ皆様の土木広報活動に活用してみてください!
【画像提供・一般財団法人JR東日本文化創造財団】
「JR高輪ゲートウェイ駅 CONSTRUCTION ART WALL」
■アートウォール展示期間:2024年10月29日~2025年2月10日
■場所 :東京都港区港南2丁目 JR高輪ゲートウェイ駅 改札前
■主催者:東日本旅客鉄道株式会社
■TAKANAWA GATEWAY CITYまちびらき:2025年3月27日(木)
このD&Iカフェトークでは、意外と身近にあるこんな働き方、生き方についておしゃべりしています。店主は土木学会でD&Iを考えているチームのメンバーです。
土木に限定せず、でも日頃土木の世界にいる人たちの興味からゲストをお招きして、ラジオ感覚で聴けるトークをお届けします。
根が真面目な土木!なので学会からの申し込みをお願いしていますが、もちろん学会に縁のない方、学生さんなど、どなたでもふらっと、気楽にお立ち寄りください。
D&Iカフェトーク 第73回
環境地理学者が語る 持続可能な社会創生とD&I国際環境論の研究に従事するとともに
国立大学初の外国人理事・副学長としても活躍された朴さん
世界各国の環境問題解決のため
長年エネルギッシュに活動されています
研究も、国際貢献も、趣味も
本気で取り組む朴さんの
熱い想いと素顔に迫ります。
日時:2025年3月7日(金)17時~17時30分
形式:オンライン(zoomウェビナー)
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_uxFO50koRout0bxe-vRcag
これまでの開催概要とアーカイブはこちら
新着・お知らせ2024会長PJ-ひろがる仕事の風景プロジェクトD&IカフェトークWG鋼構造委員会に新設される「鋼構造若手技術交流小委員会」では、委員の募集を行っております。
公募の締切日は2025年4月30日(水)の予定です。
活動目的、期間、内容、応募要件や方法の詳細は、添付ファイルをご参照ください。
皆様のご応募をお待ちしております。
新着・お知らせ 添付サイズ 若手技術交流小委員会_委員募集.pdf199.95 KB