あの素晴らしい土木技術をもう一度
第126回土木学会イブニングシアター 昭和100年と土木 土木映像でたどる日本の発展史昨年2025年は、昭和元年(1926年)から数えてちょうど100年にあたる節目の年でした。
土木技術映像委員会では、土木学会が所蔵する貴重な記録映像を通じて、土木がどのように国土を築き、社会を支えてきたのかを振り返る「昭和100年と土木」シリーズを立ち上げました。本シリーズでは、昭和初期から令和に至るまでの代表的な土木プロジェクトを時代区分ごとに紹介していく予定です。
今回は、その第3弾として「昭和40年代から昭和の終わり」に焦点を当て、この期間になされたビッグプロジェクトである「東名高速道路」と「本州四国連絡橋」を記録した映像2作品を上映します。
ご興味のある方は是非ご来場ください。
みなさまのご来場を心よりお待ちしています。
■詳細
18:30 開会挨拶
18:35 上映「東名高速道路」
19:20 上映「橋は生きている-児島・坂出ルート架橋技術-」
19:55 今後の予定について
20:00 閉会
【土木学会CPDシステムへのCPD単位登録をご希望の方へ】
土木学会CPDシステムにログインしQRコードを印刷、またはスマートフォン等で表示させたものを受付のカードリーダーに読み込ませてください。
詳細はこちらをご覧ください。
■参加申込方法
「事前参加受付フォーム」に必要事項をご入力ください。
〆切:2026年7月31日(金)17:00
■参加方法
「事前参加受付フォーム」より返信したメールを印刷したもの、またはスマートフォン等でメールを直接会場受付にご提示ください。
■お願い
■お問い合わせ先
図書館・情報室(担当:高浦) TEL:03-3355-3596
上映作品
※各社名は制作当時のものです。
東名高速道路
企画:日本道路公団
制作:日本映画新社
1969年制作
第4回(1970年)国土開発映画コンクール最優秀賞
東名高速道路は、東京と名古屋を結び、さらにその先の関西圏へと至る東海道メガロポリスを貫く高規格幹線道路であり、すでに供用されていた名神高速道路と一体となることで、日本列島の中枢を縦断する一大輸送軸を形成した。この東西を結ぶ高速交通網の完成は、人と物の流動を飛躍的に高め、物流の効率化と時間距離の短縮をもたらし、日本の高度経済成長を根底から支える重要なインフラとなった。
東名高速道路の建設は、単なる道路整備にとどまらず、わが国の土木技術の総力が結集された国家的プロジェクトでもあった。急峻な地形や脆弱な地盤が連続するルートにおいて、長大橋やトンネル、盛土・切土工事といった多様な施工が展開され、それぞれの現場で新たな工法や施工管理技術が実践・改良されていった。これらの技術的成果は、その後の全国的な高速道路建設に継承され、日本の道路技術の標準を形づくる礎となっていく。
橋は生きているー児島・坂出ルート架橋技術ー
企画:本州四国連絡橋公団
制作:海洋架橋調査会、山陽映画
1988年制作
第29回科学技術映画祭 内閣総理大臣賞
海によって隔てられてきた本州と四国を結ぶという長年の悲願であった本州四国連絡橋事業のうち、児島・坂出ルートは最も早く完成したルートである。瀬戸内海の多島美の中を貫くこの壮大な連絡路は、地域間の隔たりを解消するだけでなく、我が国の交通体系に新たな時代をもたらす画期的なプロジェクトであった。とりわけ、道路と鉄道の双方を一体的に通す瀬戸大橋は、完成当時、鉄道・道路併用橋として世界最長を誇り、その規模と構造は国際的にも高い評価を受けた。
この大事業は、単に橋梁を架設するだけではなく、事前の詳細な実験や入念な予備調査から着手された。潮流が速く、地盤条件も複雑な瀬戸内海において、安全かつ確実に架橋するため、数多くの基礎実験や施工シミュレーションが積み重ねられ、その成果が設計・施工へと反映されていった。本工事では、ミリ単位の精度が要求される鋼製柱塔の製作・据付や、大型ケーブルの架設といった高度な工程が連続し、わが国土木技術の粋が余すところなく投入されている。
新着・お知らせ
土木学会土木技術映像委員会は、令和8年5月13日(水)、土木学会本部講堂にて第125回イブニングシアターを開催しました。今回は前回に引続き、「昭和100年と土木」特集の第2弾として、戦後から昭和30年代に焦点を当て、「地熱に挑む-新黒三発電所建設工事記録-」、「日比谷279米 地下鉄工事記録」、「伊勢湾台風災害復旧工事 国道一号線蟹江~弥冨間 水没道路嵩上工事記録」の3本を上映し、御覧頂きました。当日は、夕方からの突然の豪雨にもかかわらず、多数の方にご参加いただき、会場は、ほぼ満席となりました。ご来場いただき、ありがとうございました。
各映像は高度経済成長を支えるエネルギー確保のための工事、1964年の東京オリンピックを控えたインフラ整備、台風被害から早急な復旧工事といずれも活気ある日本を支えるための工事記録でした。また、厳しい施工条件の中で懸命に作業する作業員の方々の苦労と情熱がよく伝わる作品になっており、ご覧いただいた方にも、心にささるものがあったかと思います。
ご参加いただいた皆様には、アンケート等を通じて貴重なご意見・ご感想をいただき、重ねて御礼申し上げます。
次回は、「昭和100年と土木」特集の第三弾として、昭和40年〜昭和60年代までの期間に焦点をあて代表的なプロジェクトを選定し、開催する予定としています。
詳細は、決まり次第ご案内いたします。
(2026.4.30)事前参加受付を終了いたしました。
(2026.4.16)ポスターを掲載いたしました。
(2026.4.15)CPD認定番号と単位を掲載いたしました。
あの素晴らしい土木技術をもう一度
第125回土木学会イブニングシアター 昭和100年と土木 土木映像でたどる日本の発展史多数のご来場、誠にありがとうございました。
昨年2025年は、昭和元年(1926年)から数えてちょうど100年にあたる節目の年でした。2026年のイブニングシアターでは、昭和からの100年間で取り組まれたプロジェクトを振り返ります。
土木技術映像委員会では、土木学会が所蔵する貴重な記録映像を通じて、土木がどのように国土を築き、社会を支えてきたのかを振り返る「昭和100年と土木」シリーズを立ち上げました。本シリーズでは、昭和初期から令和に至るまでの代表的な土木プロジェクトを時代区分ごとに紹介していく予定です。
今回は、その第2弾として「戦後から昭和30年代」に焦点を当て、当時の技術と現場を記録した映像3作品を上映します。
みなさまのご来場を心よりお待ちしています。
■詳細
18:20 開会挨拶・上映作品紹介
18:30 上映「地熱に挑む-新黒三発電所建設工事記録-」
19:00 上映「日比谷279米 地下鉄工事記録」
20:00 上映「伊勢湾台風災害復旧工事 国道一号線蟹江~弥冨間 水没道路嵩上工事記録」
20:30 閉会
■参加申込方法
「事前参加受付フォーム」に必要事項をご入力ください。
〆切:2026年5月8日(金)17:00
※定員に達した場合、〆切前に受付を終了する場合がございます。
事前参加受付を終了いたしました。
■参加方法
「事前参加受付フォーム」より返信したメールを印刷したもの、またはスマートフォン等でメールを直接会場受付にご提示ください。
※会場での当日参加受付は行いません。必ず「事前参加受付フォーム」にて事前にお申し込みください。
■ご注意
■お問い合わせ先
図書館・情報室(担当:高浦) TEL:03-3355-3596
上映作品
※各社名は制作当時のものです。
地熱に挑む-新黒三発電所建設工事記録-
企画:大成建設
制作:日本映画新社
1963年 23分
新黒部川第三発電所の導水路トンネル建設工事を記録した映像作品です。地熱により最大160度を超える高熱岩盤を掘削する工事で、吹き出す高熱蒸気、輻射熱、有毒ガス等の過酷な環境に挑みながら、懸命に作業する職員や作業員の方々の苦労とトンネル貫通時の感動が映像から伝わる作品です。
日比谷279米 地下鉄工事記録
企画:間組
制作:英映画社
1964年頃 55分
本作品は、東京メトロ日比谷線・日比谷駅の建設風景を記録した映像です。1964年(昭和39年)の東京オリンピック開催に向け、銀座・日比谷という都心繁華街の地下で、約2年という短期間で工事が進められました。路下式潜函工法と開削工法を組み合わせた、当時としては画期的な施工により完成した、大規模な都市土木工事の様子が紹介されています。
伊勢湾台風災害復旧工事 国道一号線蟹江~弥冨間 水没道路嵩上工事記録
企画:日本鋪道
制作:建設省中部地方建設局,日本鋪道[製作]
1963年 25分
本作品は、昭和34年9月に伊勢湾台風で水没した国道一号(蟹江~弥富間・約5.1km)の緊急嵩上工事を記録した映像です。限られた時間の中で進められた復旧工事では、周辺地域への影響を抑える工夫や、新たに開発された重機の稼働にも耐えられるドラム缶による「のり止め工法」などが紹介されています。昭和34年当時の様子を伝える、貴重なカラー映像です。
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