あの素晴らしい土木技術をもう一度
第121回土木学会イブニングシアター ≪アニメ×土木≫
近年、日本のアニメは世界から注目され、その輸出額は2022年度には1.5兆円を超えたと言われています。
また、アニメを通じて、日本文化に興味が湧いた、日本語を覚えたという海外の方も多数いらっしゃいます。
もはや、日本のアニメは、世界に誇れる文化の一つと言えるでしょう。
そこで、土木技術映像委員会では、「アニメ×土木」というテーマで、一度は見て頂きたい選りすぐりの2作品を上映することと致しました。
皆様のご参加をお待ちしております。
■詳細
18:30 開会挨拶
18:40 上映「夢は世界をかけめぐる-海外技術協力のパイオニア-」
19:05 上映「未来に向けて~防災を考える~」
20:05 閉会挨拶
■参加申込方法
「事前参加受付フォーム」に必要事項をご入力ください。
〆切:2025年5月9日(金)17:00
※定員に達した場合、〆切前に受付を終了する場合がございます。
■参加方法
「事前参加受付フォーム」より返信したメールを印刷したもの、またはスマートフォン等でメールを直接会場受付にご提示ください。
※会場での当日参加受付は行いません。必ず「事前参加受付フォーム」にて事前にお申し込みください。
■ご注意
■お問い合わせ先
図書館・情報室(担当:高浦) TEL:03-3355-3596
上映作品
※各社名は制作当時のものです。
夢は世界をかけめぐる-海外技術協力のパイオニア-
企画:緒方英樹
制作:虫プロダクション株式会社
2014年 21分
国際コンサルティングに道を開いた久保田豊の半生を、アニメーション、記録写真、実写映像を使用して描いた作品です。雄大な阿蘇の麓で育った久保田は、自然を相手に仕事をしたいと考え土木技術の道に進み、ダムを作り発電所の建設こそが世の中を豊かにすると考えるようになり、やがて中朝国境に当時世界最大級のダムを建設する仕事を成功させます。戦後は、経験と技術を活かし事業の相談、設計、計画、調査などを行うコンサルタントを第二の人生に選び、世界各地で建設の指導に当たります。
この作品は、戦前の著名な土木技術者の一人である久保田の活躍と戦後日本の海外協力、コンサルタントの発展も示されています。
未来に向けて~防災を考える~
企画:一般社団法人 東北地域づくり協会
制作:虫プロダクション株式会社
2016年 60分
2011年3月11日に発生した東日本大震災において、津波被害から多くの命を守った二つの地域の逸話を紹介した作品です。一つ目は、明治、昭和の三陸津波で多くの犠牲者が出たことを教訓に、岩手県普代村長が、二度と悲劇を繰り返さないと決意し完成させた、高 さ15メートルを超える防潮堤と水門の話です。二つ目は、「釜石の出来事」です。岩手県釜石市の鵜住居地区は、津波により壊滅状態になりましたが、小学校と中学校にいた児童らは、日頃の防災訓練を実践し、全員無事に避難しました。
この作品は、東日本大震災から得た教訓として「備え」と「避難」の重要性を、分かりやすく若い世代に伝える内容のアニメーション映画になっています。
新着・お知らせ
土木会館一般公開、「オープンキャンパス土木学会2025」を7月26日(土)に開催!!
(2024年開催の様子)
土木会館(東京都新宿区四谷)構内を、学会関係者やその家族、学生だけでなく、広く一般の方々にも公開し、多くの方々に来場いただき、様々な体験型プログラムや学会が保有する史料・映像などを通じて、「土木」への関心と理解を深めていただこうとする取組み、「オープンキャンパス土木学会」。
2025年は、7月26日(土)に開催いたします。
現在、企画を計画中。詳細につきましては、決まり次第、土木学会のホームページ等でお伝えしていきます。
平素より「土木i」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
誠に残念ながら、「土木i」は2025年5月末をもってアーカイブ化され、HTML形式の静的ページとして保存する運びとなりました。
アーカイブ化に至った理由として、本サイトで使用している管理システムのサポートが終了し、アップデートを受けられなくなった結果、セキュリティ上の脆弱性が解消できないリスクが生じたことが挙げられます。
アーカイブ化後も、現在掲載されているコンテンツの閲覧は引き続き可能ですが、新規登録、投稿、または情報の更新はご利用いただけなくなります。
イベント関連の情報につきましては、当会が管理・運営する情報交流サイト「jsce.jp」への投稿をご検討いただければ幸いです。
https://jsce.jp/pro/
長らくのご愛顧に心より感謝申し上げます。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
新着・お知らせお知らせ仕事の風景探訪:事例1【記憶のチカラ】
事業者:(株)オリエンタルコンサルタンツ
所在地:神奈川県足柄上郡開成町
取材・執筆:土木ライター 三上美絵
編集担当:岡田智秀(日本大学/仕事の風景探訪プロジェクト・リーダー)
撮影:岡田智秀(前掲)
2024年12月にユネスコ無形文化遺産に登録され、世界中から注目が集まっている日本の「伝統的酒造り」。オリエンタルコンサルタンツは9年前、神奈川県開成町にある江戸創業の酒蔵を買い取り、子会社化して経営を再建。その立役者が、橋梁技術者だった森隆信さんだ。杜氏の起用から新たな酵母の開発、酒づくり、マーケティングまで、試行錯誤を繰り返しながら取り組んできた。
コンサルティングのつもりが酒蔵の経営者にまさに「瓢箪から駒」だった。「まさか自分で酒蔵の再生と経営に取り組むとは、思ってもいませんでした」。瀬戸酒造店の社長で、オリエンタルコンサルタンツ地域経営推進事業部副事業部長を兼務する森隆信さんは、2016年当時をそう振り返る。
当時、新規事業開発の一環として地方創生事業を検討していた森さんは、関係者を通じて神奈川県開成町の元町長を紹介される。江戸時代から続く地元の造り酒屋を再生し、地域活性化につなげたいという構想を聞き、コンサルティングの相談を受けることになった。その造り酒屋こそが瀬戸酒造店で、1980年に自家醸造を休止して以降、他所で造った酒の瓶詰め・販売だけを細々と続けている酒店だった。
地方創生に関わる国の補助金を使って、酒蔵を復活できないか。検討を続けたものの、結果として必要資金の全額は賄えず、半分以上は自己資金を投入するしかないと分かった。創業家には、もはやその体力は残っていない。
このまま終わらせてしまうのは、惜しい。交付金の申請書をまとめる段階で、伝統的な日本酒づくりのイロハは学んだ。折しも、和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、「次は日本酒だ」とのムードが盛り上がっていた。開成町は東京にも箱根にも近く、水田が広がり、あぜ道にはあじさいが咲き誇る日本らしいロケーション。インバウンド需要の伸びも見込まれる。
山裾に水田が広がる開成町の風景。あぜにはあじさいが植えられている
「ウチがやると言ったら、どうします?」。森さんの申し出に、瀬戸酒造店のオーナーは一も二もなく同意した。
だが、大変なのはここからだった。役員会にかけると、一様にきょとんとした顔を向けられる。「お前、酒飲めないじゃないか」。その一言が、森さんの心に火を着けた。「酒蔵を経営するのと酒を飲むのと関係あるんですか?と言い返して、後に引けなくなってしまった」。森さんは、そう言って笑う。
役員会で指摘された懸念を議事録に残し、次回に解決策を示す。それを20回繰り返して計画をブラッシュアップし、ようやく親会社の承認を得ることができた。2017年6月、オリエンタルコンサルタンツは瀬戸酒造店の全株式を取得し、子会社化。社長に就任した森さんをはじめ、3人の社員が出向して現地に常駐している。
再生した酒蔵に立つ森隆信さん。後ろに見えるのが、酒米を蒸す甑(こしき)だ
ハローワークで杜氏を募集、あじさい酵母で独自の酒造り
いよいよ現地での開業準備が始まった。全国に造り酒屋が多々あるなかで、オリジナリティを打ち出すにはどうすればよいか。東京農業大学醸造科学科の教授に相談し、建て替え前の古い蔵から採取した「蔵付き酵母」と、開成町の花であるあじさいの「花酵母」で新しい酒を造ることになった。
問題は杜氏の採用だ。蔵を閉じておよそ40年、以前の杜氏はとうにいない。新規に雇用するにも、高齢化により全体数が減っているうえ、季節雇用が主流であるため、通年製造の新規酒蔵に正社員として入社を希望する杜氏はほとんどいない。各地の杜氏組合に当たったものの見つからず、最後の手段としてハローワークで募集したところ、現在の製造部長である杜氏の小林幸雄さんが応募してきた。
「新規の蔵で、新しい酒をゼロから造り上げるところに魅力を感じました」と小林さんは話す。それまで和歌山の蔵で働いていたが、家庭の事情で実家に近い関東へ移住したいと希望し、勤め先を探していたところだった。
左から森さん、杜氏の小林幸雄さん
森さんたちは古い蔵を解体し、更地に新たな蔵を建築。醸造設備も一新した。「設備は予想以上に高価でした。小林に何が一番重要かを聞き、甑(こしき=蒸し器)だけはいいものを入れようと。その代わり、他は手作りするなどやりくりしました」と森さんは言う。
酒蔵のオープンに、酒がなくては話にならない。蔵の工事の間、茅ヶ崎の蔵元の設備を借りて仕込みを行うことになった。2018年3月までに、どうしてもあじさい酵母を使った「零号」の酒を完成させよう――。森さんをはじめスタッフ一同が、このターゲットに向けて心を合わせた。
とはいえ、花酵母を使った醸造は、全員が初めて。「花酵母は力が弱い」と言われていることから、ベテランの小林さんも不安があったという。行けそうだ、と思える決め手になったのは、この土地の「水のよさ」だ。「瀬戸酒造店の井戸水を使って試作した酒は、他所の水道水を使った試作酒よりも断然美味しく、これなら大丈夫だと思いました」と小林さんは太鼓判を押す。
森さん自身、初めてこの地を訪れたとき、最も好ましく思ったのが「水」だった。「まち中を網目のように水路が通り、清流が流れていたのが印象に残っています」と語る。富士山麓と丹沢山系を源流とする酒匂川の伏流水が豊かに流れるこの地には、名酒を生み出す素地があるのだ。
つくばいから溢れる水が、開成町の原風景を象徴している
皆の思いが通じたのか、蔵付き酵母もあじさい酵母も、それぞれに力強く個性的な味を醸した。2019年から24年まで連続してフランスの「Kura Master」で受賞したのをはじめ、破竹の勢いで国内外の数々のコンテストで受賞。24年には受賞歴をポイント化して格付けする「世界酒蔵ランキング」で8位に輝いた。
酒蔵の入口には「杉玉」が吊るされていた
完成した麹。出来具合を拡大鏡でチェック
タンクに水と麹、蒸米、酵母、乳酸を入れて酒母を培養した後、麹、蒸米、水を段階的に加え、もろみを仕込む。1カ月ほどかけてじっくり発酵させる
ふつふつと音を立てて発酵するもろみ。甘くよい香りが漂う
瀬戸酒造店の酒はこれまで数々の賞を受賞している
古民家とセットの酒蔵見学ツアーがインバウンドに大人気
瀬戸酒造店の創業一族は、江戸時代には代々この地の名主を務めていた。酒蔵の近くに遺された茅葺きの古民家は現在、開成町の所有となり、「あしがり郷瀬戸屋敷」として運用されている。オリエンタルコンサルタンツがこの屋敷の指定管理者となり、インバウンドツアーの誘致と受け入れ、イベントの開催、交流拠点となる直売所およびカフェの計画と運営などを手掛けている。
瀬戸酒造店のオーナー一族だった瀬戸家の住宅。茅葺きの立派な客間と枯山水の庭園を備える。別棟の母屋と土蔵がある。
瀬戸屋敷に常駐しているのが、オリエンタルコンサルタンツ関東支社から出向している技師の川口勇作さんだ。入社6年目の若手で、学生時代はコンクリート工学を専攻。交通系の部署にも興味があったが、人と接する仕事がしたいと、新人研修の終わりに地域活性化推進部への配属を希望した。
「田舎の出身なのでここの景色は珍しくないし、酒は好きだけど詳しくはない。特にワクワクする気持ちはありませんでした」。瀬戸屋敷に赴任した当初の正直な感想だ。仕事が面白くなってきたのは、前任者から引き継いで責任ある立場になり、現場を仕切れるようになってから。
ちょうどコロナ禍で地元の「あじさい祭り」が中止になり、農家が祭り用に育てたトウモロコシが行き場を失っていた。「瀬戸屋敷で販売しようと呼びかけて、大成功したことで自信が付きました」と川口さんは話す。今では、週4回年間200回訪れるアメリカからのツアー客を地元のボランティアガイドたちと一緒に楽しませている。
オリエンタルコンサルタンツの川口勇作さん。あしがり郷瀬戸屋敷の運営を担う
和食と日本酒に舌鼓を打つアメリカからのツアー客たち。ツアー会社によるアンケートの結果、年間の顧客満足度が100点満点で88点と、日本国内のツアーとしては極めて高いという
もう一人、関東支社から出向で来ている技術主査がいる。森さんが厚い信頼を置き、後継者と目している関詩織さんだ。瀬戸酒造店では総務経理部長を務める。「なぜウチの会社が酒蔵をやるのか。その理由を理解するまでが、じつは一番たいへんでした」と関さんは明かす。
瀬戸酒造店は、橋梁や道路のようなインフラではない。だが、この酒蔵が存在することで、地域の人たちが故郷を誇りに思えるとしたら、広い意味でのインフラと言えるのではないか。すなわち、酒蔵の再生がシビックプライドの一つの要素になり、ひいては地域活性化に結びつく可能性がある。関さんはそこに、自らの問いへの答えを見つけた。
関詩織さん。総務経理部長として瀬戸酒造店の経営を補佐し、あしがり郷瀬戸屋敷の運営にも関与している
「この仕事は面白い」。まったくの素人から飛び込んだ世界に魅了されているのは、森さんも同じだ。それまで長い間、技術者として橋梁設計を手掛けてきたが、経験を積むうちに、道路橋示方書に沿った設計の繰り返しに思え、当初に感じた創造の喜びが薄れてきていた。そんなとき新規事業を開発する部署に異動になり、たまたま出合ったのがこの仕事だ。
「酒蔵や古民家の空間プロデュース、日本酒というプロダクトとブランドの立ち上げ、スタッフへの接客指導。そうした全体のマネジメントが、自分にとってはとてもクリエイティブに感じられます」と微笑む。プロセスを計画し、ファクトを積み上げ、検証してフィードバックする。建設コンサルタントとして培った管理手法は、ここでも生かされている。
例えば、観光客が瀬戸屋敷から瀬戸酒造店へ向かう県道は、かつては狭くて歩くのが危険だった。そこで、町へ歩道整備を要望し、町が県に交渉して歩道整備を前倒しにするなど、行政との連携にも手腕を発揮。そのほか、2025年の町政70周年に向けた記念事業の企画委員や総合計画の見直しの委員会、地方創生の会議でも委員を務めるなど、まちづくりにも貢献している。
酒蔵の再生に始まった森さんたちの挑戦は、単に酒を造るだけでなく、酒蔵の存在がかつて連綿と果たしてきた「まちのハブ」としての役割の再生にまで広がりつつある。
あしがり郷瀬戸屋敷の敷地内の「管理棟」。関さんたちの提案で、「発酵」をテーマにしたカフェにリニューアルした
三輪自動車トゥクトゥクで酒蔵と瀬戸屋敷を行き来する。両者をつなぐ道路は、森さんと行政の連携によって整備された
酒蔵には「やるべき事がやれていなかった 共有ノート」が。PDCAを回して製造工程の改善を図る手法は建設コンサルタントの得意とするところだ
取材に訪れた12月初旬の開成町の風景。冬枯れの田園にも日本らしい趣がある
新着・お知らせ2024会長PJ-ひろがる仕事の風景プロジェクト仕事の風景探訪WG
※研究発表会終了後,発表論文(要加筆)に限り,土木学会論文集 / Journal of JSCE の特集号への投稿論文として受付けます.査読を経て採択された和文論文は「土木学会論文集 Vol. 82, No. 13(特集号:地震工学)」に,英文論文は「Journal of JSCE Vol.14, No.2(特集号:英文論文集)」に掲載される予定です.なお,土木学会論文集の通常号と特集号は,Vol.79(2023)から統合されました.詳しくはこちらをご参照ください.
<参考>
・土木学会論文集 80巻, 13号(特集号:地震工学)
・Journal of JSCE Vol.12, No.2(特集号:英文論文集)
参加申込み受付と締切
なお,「地震災害の調査報告等に関する特別セッション」のオンライン参加枠を設け,当該セッションに限りオンラインでご参加いただけるよう,現在調整を進めております.詳細については,後日あらためてご案内いたします.
<発表会の論文提出>
「論文投稿ページ(準備中:7/1 OPEN)」から発表会の論文を投稿してください.参加費の支払いを忘れないようにご注意ください.
受付締切 7月21日(月)17時
※発表会の論文は,6ページ以下(1〜2ページで文字だけでも可)です.
※発表会開催後に投稿を受け付ける土木学会論文集特集号の論文(査読あり)は8ページ以上です.査読付き論文の投稿締切は10月31日(金)を予定しています.また,発表会の論文と同じタイトルを用いることはできません.
<参加費の支払い>
「参加費支払いページ(準備中:発表者:7/1 OPEN,聴講者:7/23 OPEN)」から参加費をお支払いください.
受付期間 発表者:7月01日(月)〜7月22日(火)17時(クレジット決済)
聴講者:7月23日(水)〜8月22日(金)17時(クレジット決済)
※コンビニ決済も可能ですが,参加費支払いの受付締切が1週間早くなりますのでご注意ください(発表者:7月15日,聴講者:8月15日).
※論文の著者で口頭発表をされない方は,聴講者として参加をお申込みください(発表者ではありません).
地震工学研究発表会優秀講演賞(発表会後に掲載します)
発表者への注意事項
意見交換会
2日目のセッション終了後に,学術的な交流を目的とした意見交換会の開催を予定しております.お申し込み方法につきましては,後日あらためてご案内いたします.
公益社団法人 土木学会 佐々木
Tel : 03-3355-3559
Mail : ssk@jsce.or.jp
Zoom併用開催なので東京近郊以外の方の参加も大歓迎!
実際に3Dモデルを活用している方々の参加をお待ちしています!
■研究の目的
DTPD(Digital Technical Product Documentation:デジタル製品技術文書情報)はJIS B 0060 で定義された,3DAモデルを中核として,製品製造に関連する各工程,例えば,解析,試験,製造,品質,サービス,保守等に関する情報が連携した製品製造のためのデジタル形式の文章情報である.
製品をデジタル形式の情報で表現することで,従来に比して更に精度よく,明確に,効率的に,その情報の作成者と使用者との間で要求事項を確実に伝達させることができる.また,製品の研究開発・生産の各プロセス,更に顧客に関わる全てのプロセスにおいて,その情報を活用できるようになる.
本研究では,製造分野で活用されているDTPDに着目し,製造分野の活用事例の調査を通じて,建設分野におけるDTPD適用による有効性や具体例を研究し,それに基づく情報発信を行うものである.
■研究の計画
(ア)文献調査(第1年度)
3次元設計手順の課題解決と3DAモデル・DTPDによるものづくり現場活用
(イ)現地調査及びヒアリング(第1年度~第2年度)
JEITAやJAMA主催の講演会に参加
■活動概要
・活動期間:2025年6月~2027年5月(2カ年)
・開催頻度:小委員会は毎月開催予定.
・開催場所:土木学会(東京都新宿区四谷)他.Zoomでの参加も可.
・委員:定員15名程度
・参加条件:①小委員会への出席率70%以上.②自ら研究活動と情報発信が行える方.
・小委員長:城古雅典((有)水都環境)
・副小委員長:栗崎直子(日本電気(株))
・応募締切:2025年5月16日(金)
・応募先:城古宛(joko@mnt-kankyo.com)にメールで御連絡頂けますようお願い致します.
新着・お知らせ 添付サイズ 研究テーマ申請書DTPD研究小委員会(第2期).docx24.03 KB「土木業界におけるウェルビーイング調査研究小委員会」では、現在土木の仕事に従事する方々の幸福感を高めるための施策提案をめざし、調査研究を行っています。その活動の一環として、様々な立場・役割で土木の仕事に従事する方にインタビューとアンケートを行うことで、幸福感に影響する価値観および現状を把握しようと計画しています。今回実施するアンケートでは、土木従事者が仕事に関してどのような観点を重視しているかを主にお尋ねし、この分析結果を試作提案の根拠とします。
ぜひ、多くの方のご協力をよろしくお願いいたします。
アンケート概要新着・お知らせ
第60回水工学に関する夏期研修会
水工学の最新の研究成果や実務上の解決策の紹介を行い,河川・水文ならびに海岸・港湾にたずさわる研究者・技術者に情報を提供する非常に有益な研修会です.今回は対面開催いたします.若手技術者ならびに大学院生も,奮って,ご参加ください.
1.主 催―公益社団法人 土木学会(担当:海岸工学委員会、水工学委員会)
2.期 日 ― 2025年8月28日(木)〜8月29日(金)の2日間 (A,Bコース並行開催)
3.会 場 ― 九州大学医学部 百年講堂 (福岡市東区馬出3丁目1番1号)
・共通講義 :中ホール1,2
・A・Bコース講義:
Aコース:中ホール1
Bコース:中ホール2
会場までのアクセス
・地下鉄箱崎線「馬出九大病院前駅」7番出口より徒歩8分
4.本年のテーマ ―「水工学のパラダイムシフトをもたらす技術・研究」
・Aコース(河川・水文)
講義集のちょっとだけ「なか見」(準備中)
・Bコース(海岸・港湾)
講義集のちょっとだけ「なか見」(準備中)
5.詳細プログラム
ここをクリックしてプログラムをダウンロードしてください(pdfファイルです).(2025年5月23日掲載)
6.参加・登録方法 ― A,Bコースの2区分で受け付けます.
7.現地参加定員 ― コース 120名 Bコース 120名
8.開催形式 ― 対面+録画によるオンデマンド(1ヶ月程度)
9.受講料 ― 配信サーバー等の準備のため,オンデマンドと現地参加で料金が異なっています.
10.交流会
11.申込方法 ― 土木学会ホームページ
12.注意事項・CPDについて
1) 受講は,お申し込みされた方のみに限定させていただきます.
2) 講義資料については電子配布とし,冊子体での配布はいたしません.
3) CPD単位数は両コースとも1日当たり6単位,2日合計12単位(前年度。今年度は申請中)です.1日ごとに受講証明書を発行いたします.
会場にて受講証明書を配布いたします.当日のプログラムが終了後,受付にて希望者のみに配布をいたします.
なおオンデマンド受講の方には,所見を提出いただいた後に受講証明書を発行いたします.所見提出フォームは後日ご連絡いたします.
13.お問合せ 水工学夏期研修会 問い合わせ窓口 E-mail:suiko_kakikensyu@jsce.or.jp
新着・お知らせ 添付サイズ 夏期研修会2025(会告)_v0523.pdf389.21 KB第112代土木学会・会長特別プロジェクト
「土木学会の風景を描くプロジェクト」ひろがるインフラWG、
起業家へのインタビュー第1回目は、
「株式会社MALME」の高取佑代表に話を聞く。
大手コンサルタント会社出身の高取氏は、ベンチャー企業を経て、
「ドボクをもっとおもしろく」をテーマに2021年に起業した。
3D計測や3Dモデリング、ICT施工といったDX技術に精通した社員を擁し、建設コンサルタント会社や施工会社などに向けてBIM/CIM支援サービスを提供する。
起業の原動力となったのが、「土木の仕事をアップデートすることで
10代、20代の次世代が誇れる土木業界をつくりたい」という熱い思いだ。
伊藤:「Malme」起業までは、どのようなお仕事をされていたのですか。
高取:最初に就職したのは建設コンサルタント会社です。そこで8年間、様々なことを学びました。起業した一番大きな理由は、育ててもらった土木業界への恩返しがしたいということです。ただ起業前に、土木業界からいったん飛び出そうと試みた時期がありました。
きっかけは、スウェーデンのマルメ市へのインフラ視察旅行に参加したことです。団長は、中村英夫先生でした。
欧州のインフラ施設を見学しながら、先生が高度成長期における日本のインフラ整備の様々なエピソードを披露する。土木が政治や経済と連携し、社会にダイナミックな役割を果たした時代を知り、「自分たちの世代は同じことができるのだろうか」と落ち込んでしまった。
いったん土木から離れ、新しい技術への挑戦が息づく世界に飛び込もうと思ったのです。
伊藤:そこで、ドローンベンチャーの会社に転職されたのですね。
高取:ドローンを駆使し、日本を変えていこうとする意欲に満ちた会社でした。その会社で、ICT施工現場の3D測量や3Dモデルを駆使し、外の世界からドローンを使ったアプローチを土木に対して進める中で、「まだまだ土木にチャンスがあるんじゃないか」と感じたのです。
リスクがあっても起業し、積極的に新技術を採り入れてトライ&エラーを繰り返せば、土木業界は変われるはず──そう確信し、自分に見えてきた景色を実現する会社をつくろうと思いました。
命を燃やせる仕事がしたかったのです。
伊藤:そう思った背景は?
高取:きっかけは2つありました。
1つは中学時代に親しい親族を亡くし死生観がガラリと変わったこと。
いつ人生が終わるのかわからないのであれば、毎日、真面目に生きて、物事を考えながら前に進もうと思ったのです。
もう1つは、高校・大学時代にトップを目指して必死に励んだテニス部の活動です。当時のように命を燃やしながら取り組む手段を探すなかで、行き着いたのが会社をつくることでした。
伊藤:現在の土木業界に対して感じる課題はありますか。
高取:建設コンサルタントの多くの若手土木技術者は日々、膨大な業務に追われ、疲弊して退職したり、心身の不調を来たしたりする人もいます。
この先、土木業界の高齢化や人材不足はますます深刻化します。
これを補い生産性を向上させるためにも、建設DX化を推し進め、業界全体をアップデートしていきたい。
これから土木の世界に入ってくる10代、20代の人たちが誇れる業界にしたいのです。BIM/CIMの取り組みは、そのためのきっかけに過ぎません。
伊藤:大いに共感します。
「閉塞感漂う土木業界で、どうやって明るい未来を描けばよいのか」という問いに対して僕も、若者が会社を越えて業界の未来を語れる場として、2015年に建設コンサルタンツ協会内で「若手の会」を立ち上げました。
今では全国2000人のネットワークができました。
ところで、MalmeがBIM/CIM支援サービスを提供する顧客はどのようなところが多いですか。
高取:創業当初は建設コンサルタントがほとんどでした。現在は施工会社が増え、7対3ぐらいの割合です。社員も約40人に増えました。
僕は土木をアップデートするカギは、設計だと考えています。
現在、土木の設計業務で使われる構造解析や構造計算のツールは専門性が高く、使いこなすには修練が必要です。
BIM/CIMサービスと並行し、若手技術者が使いやすい設計自動化サービスの開発を進めているところです。
伊藤:それら技術の開発により、公務員などの発注者、ゼネコン、建設コンサルタントの3者間で設計の領域をつなぐプラットフォームが形成されるかもしれないですね。
高取:3者の中で、土木技術者の数が圧倒的に足りないのが発注者です。
現在は発注者支援という形で、建設コンサルタントが設計業務をカバーしていますが、このままだと役所の業務の一部を彼らが担わざるを得なくなる。
将来的に、簡易な設計をゼネコンが担い、より詳細で多角的な検討が必要な設計を建設コンサルタントが担当する形に移行するのではないかと予想しています。
こうした動きをより活性化しスピードを速めるツールとして、紙よりも優位なのがBIM/CIMです。設計者に施工が分かり、施工者に設計が分かり、発注者も設計が理解しやすい──
そんなワンプラットフォームがつくれるのではないでしょうか。
松井:きちんとした発注者は、背後に住民の意向を携えています。発注者と設計者の気持ちのすり合わせにBIM/CIMが使えるようになったら、すばらしいですね。
ただ、DXが当たり前になっても、結局、大事なのは「思い」とかインフラへの愛(笑)。高取さんには「ドボクを変える」という思いがあるので、とても楽しみです。
伊藤:将来を模索する若者たちに、土木の世界で「こうした道、キャリアの選択肢もある」 と示す高取さんの取り組みは、素晴らしいと思います。
高取:めちゃくちゃうれしいです。
「こういうキャリアの選択肢がある」と提示するのは僕がやりたかったことです。さらにもう1段踏み込んで伝えたいのは、「命を燃やして仕事をしている」ということです。僕はドローンのベンチャー企業に転職し、仕事に向き合いながら魂を燃やす経験をしました。
土木業界を見渡すと、50代、60代の人たちは燃えている。
けれど若者は燃えていないのです。
働き方改革で突き詰めるまで仕事が追えない、目先のタスクに追われて高い理念や使命を忘れてしまうなど、理由はいろいろあると思います。
忙しすぎることで魂を燃やせないのは、すごくかわいそうな気がします。
僕はベンチャー企業に転職し、命を燃やす仕事を自分でつくりだしてきました。そして、起業した今も燃えています。
松井:高取さんの熱い思いを受け取り、わたしたちもエネルギーをいただきました。ありがとうございました。
左から、高取氏、伊藤、松井
インタビュー 伊藤 昌明 (株式会社オリエンタルコンサルタンツ)
松井 幹雄 (大日本ダイヤコンサルタント株式会社)
ライティング 大井 智子
【全国土木弁論大会2025「有馬優杯」弁士募集フォーム】
下記申込フォームより、必要事項をご入力の上、お申込くださいますようお願い申し上げます。
■申込について申込みは本フォームから申込を送信後、土木学会土木広報センターからのお送りする「受付完了メール」の受領をもちまして完了となります。
お申込みをいただいたにもかかわらず、「受付完了メール」が届かない場合は、恐れ入りますが、土木広報センター( cprcenter@jsce.or.jp )までご連絡ください。
弁士の決定(事前審査結果)につきましては、大会事務局より審査後、当落に関わらずメールにてご連絡申し上げます。(5/30(金)の申込締切後、ご連絡いたします。)
■申込期限2025年5月30日(金)17:00迄
※回答期日を過ぎますと受付いたしかねますので、くれぐれもご注意ください。
■注意事項以下の記載事項につきまして、ご了承の上お申込みください。
・お申込みに際してお送りいただいた内容のうち、氏名、所属、職業、演題、原稿について、大会パンフレット、WEBサイトなどの当会が運営する公式媒体や、関係機関に提出する書類への掲載等、大会の広報において使用することがございます。
・大会の模様を撮影、録音・録画し、当会が運営する公式媒体や関係機関に提出する資料への掲載等、大会の広報において使用することがございます。
写真や映像の公開が不可である場合は、あらかじめコメント欄にて記載いただきますようお願い申し上げます。
・ご応募いただくにあたっての個人情報は、土木学会プライバシーポリシー(http://www.jsce.or.jp/contact/privacy.shtml)に基づき適正に管理します。
・その他の情報は、大会運営上で必要な場合に限り使用するものとし、第三者に提供することはいたしません。事前に条件の指定がない場合、申込を受理した時点で、以上の件につき、全て同意頂いたものとみなします。お差支えのある事項がございます場合、必ず備考欄に詳細を記載ください。
・新型コロナウィルス感染症等の状況により、大会の中止・変更等の可能性がございます。最新の情報につきましては、当会公式ホームページ(https://committees.jsce.or.jp/jsceoffice/node/156)にてご案内をいたします。
※プログラムやウェブサイトにて掲載可能な範囲でご記入ください。
演題(弁論タイトル) [20字以内]: * 要旨(アブストラクト)[400字以内]: * 事前講座(2025年6月25日(水)13:00~15:00/オンライン(Zoom))の出欠: * 参加する 参加しない コメント・ご質問等: 確認事項: * 上記の規定に同意し、本行事に申込をいたします 「CAPTCHA 認証に入力した答えが正しくありません」と表示される場合は、お手数ですが土木学会へお問い合わせください。「ことば」だけで土木を語る、土木広報への新しいアプローチ。
全国土木弁論大会2025「有馬優杯」を7月18日(金)に開催いたします!
弁論とは、「ことば」だけで思いや主張を伝える、演説形式の競技です。
誰もが発信者となり、それを助けるツールが多様になった今、私たちはどれだけ「ことば」に向き合っているでしょうか。
多様な分野の弁士たちが、「私にとっての土木」を自らの声で呼びかけます。
審査員には、審査員には、土木の専門家・弁論の専門家をそれぞれお招きします。
土木学会員以外の方にもご参加いただけますので、少しでもご興味のある方は、是非ご覧ください!
【概要】
■有馬優杯について 本大会は、土木リテラシー促進グループの活動の一環として開催されます。 大会目的として以下の3つを掲げております。
・弁論の発表を通じて、土木に関する価値観や問題意識を言語化し、新たな議論のきっかけを創造する。
・土木に従事する者、土木以外の分野に従事する者の両方に発表の機会を設けることで、土木とそれ以外の分野との結びつきを深める。
・情報伝達にとどまらず、発表者の経験や意見からも学びを得ることで、業界内外でのより発展的な議論を促進する。
大会は弁士(発表者)からの一方向的な発表には終始せず、対面・オンライン参加ともに発表内容への感想を共有できるようにいたします。
また、審査員による審査のみならず、対面・オンライン両方の観覧者による投票で「オーディエンス賞」も決定します。
土木リテラシー促進にあたり、どのような発表が「オーディエンス賞」に選ばれるのかは、示唆に富むことでしょう。
お時間の許す限り、多くの発表をご覧いただき、投票にもご参加ください。弁士自身の経験や考えを織り込むという弁論の特徴を活かし、多様な発表者および観覧者が、
土木を切り口に親交を深める場としてもご活用いただけましたら幸いです。
募集中です。詳細はこちらをご確認ください。
■大会審査員など <審査員> 桝谷 有吾(ますや ゆうご) 国土交通省大臣官房参事官(イノベーション)グループ企画専門官。2005年国土交通省入省以降、河川分野を中心に様々な職務を経験。高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所長時代には、平成30年西日本豪雨で被災した倉敷市真備町の復旧・復興に地域と一体となって取り組んだ。 石井 純一(いしい じゅんいち) 茨城大学全学教職センター特任教授。前職は、茨城県立水戸第二高等学校長、茨城県教育 委員会高校教育課長を歴任、教諭時代は弁論部顧問として総合文化祭弁論大会、文部大臣 杯青年弁論大会など生徒を指導して出場、総合文化祭、青年弁論とも審査委員長を経験。 文部科学大臣教育者表彰受賞(令和2年)。著書に「現代教育の諸課題」「新たな時代の学校教育」がある。 水嶋 恵利那(みずしま えりな) スピーチ、弁論などの話し方の専門家。株式会社ハナシコム代表取締役。「話し方で悩む人を0に」というミッションの元、話し方・コミュニケーション講師として、教育機関・企業などで講師を勤める。弁論では2021年第66回文部科学大臣杯にて文部科学大臣賞(優勝)受賞。 <審査基準>準備中
<司会> 中野朱美(なかの あけみ) フリーインタビューアー。2007年から「月刊ダム日本」でダムインタビューを担当。産官学各分野124名を収録の他、学会誌、新聞、雑誌への寄稿。土木学会土木広報センター土木リテラシー促進グループ、インフラ総合委員会アクティビティ部会、土木史広報小委員会の委員、全国大会研究討論会のパネリスト、司会を担当。ダム工学会現地見学会小委員会、活性化小委員会の委員。2023年ダム工学会著作賞受賞。 ■大会監修 有馬 優(ありま ゆう)横浜国立大学都市イノベーション研究院教員。16歳で弁論を始め、全国大会で3回優勝。内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞等、受賞歴多数。2017年より横浜国立大学都市イノベーション学府の留学生プログラムに従事し、土木広報への関心を持つ。2019年、土木の重要性を説いた演説「語られざる遺産」を発表し、尾崎行雄杯演説大会にて優秀賞。2020年、同演説で「デミーとマツの土木広報大賞2020」優秀賞(キャラクター・グッズ部門2位)。2022年、防災と利他の精神について説いた弁論「後世への最大遺物」を発表し、文部科学大臣杯全国青年弁論大会にて最優秀賞。株式会社カエカ所属スピーチトレーナー。一般社団法人日本弁論連盟役員。社会人弁論部代表。
※参考1:文部科学大臣杯全国青年弁論大会「後世への最大遺物」https://youtu.be/EfQN1mGwOpI ※参考2:尾崎行雄杯演説大会「語られざる遺産」https://youtu.be/kQYX4Vroy4Y ※参考3:ドボクのラジオ出演回アーカイブ「土木の優しさを声に乗せて」 http://doboradi.jsce.or.jp/2021/11/25/b-150/ ■申込方法 「本部主催行事の参加申込」よりお申し込みください。 ※参加方法によって申込先が異なります。ご注意ください。 <会場参加>■プログラム(予定) 司会:中野朱美(土木学会 土木リテラシー促進グループ)
全国土木弁論大会2024「有馬優杯」弁士
全国土木弁論大会2025「有馬優杯」の出場弁士を下記のとおり募集いたします。
【概要】
■名称 全国土木弁論大会2025「有馬優杯」 ■大会趣旨 本大会は、土木リテラシー促進グループの活動の一環として開催される。土木に従事する者については、事業のみならず、土木そのものへの理解を深め、その意味を広く一般に伝えられるようになることが期待される。また、多様な視点から土木を捉え直す場となるよう、弁士は土木以外の分野に従事する者も含めて公募する。土木以外の分野から出場する弁士については、弁論を通じて土木の意味・意義を考え、他業界との架け橋となることを期待する。■大会テーマ
「私にとっての土木」以下のフォームからのお申し込みください。
■申込締切 2025年5月30日(金)17:00まで ■一般聴講について 近日公開予定 ■大会審査員 桝谷 有吾(国土交通省大臣官房参事官(イノベーション)グループ 企画専門官)2025年9月1日(月)〜3日(水)に第45回地震工学研究発表会を兵庫県神戸市で開催します.
会場は神戸市産業振興センター(HP:https://kobe-ipc.or.jp/facility)です.
今年度は3日間の開催で,9月1日は「阪神・淡路大震災30年国際ワークショップ」と題した国際セッション,
9月2日・3日は例年通りのパラレルセッションとなる予定です.
発表会の論文投稿受付期間は7月1日(火)〜7月21日(月)です.
発表会開催後に投稿を受け付ける土木学会論文集Vol.82の論文と同じ論文(8ページ以上)とならないように,
発表会の論文は6ページ以下(1〜2ページで文字だけでも可)としてください.
また,通常は1人あたりの発表件数を1件とさせていただいております.
ただし,国際セッションおよび令和6年能登半島地震,2025年ミャンマー地震などの被害調査報告や被害分析
に関する発表に関しましては,通常の発表とは別でもう1件発表していただけます.
The 45th JSCE Earthquake Engineering Symposium will be held in Kobe City, Hyogo Prefecture, from Monday, September 1st to Wednesday, September 3rd, 2025. The venue is the Kobe City Industrial Promotion Center (Website: https://kobe-ipc.or.jp/facility).
This year's symposium will be held over three days. September 1st will feature an international session titled "International Workshop: 30 Years After the Great Hanshin-Awaji (Kobe) Earthquake." September 2nd and 3rd are scheduled to be parallel sessions as in previous years.
The submission period for workshop/symposium papers is from Tuesday, July 1st to Monday, July 21st. Please note that symposium papers should be no more than six pages in length. Shorter papers (e.g., one to two pages of text only) are also acceptable. This is to distinguish them from full papers (eight pages or more) that will be submitted to the Journal of JSCE, Vol. 82, following the symposium.
In principle, each individual is limited to one presentation. However, additional presentations will be allowed for topics related to the international session, as well as reports or analyses of damage surveys from events such as the 2024 Noto Peninsula Earthquake, and/or 2025 Myanmar Earthquake. These will not count toward the regular presentation limit.
新着・お知らせ土木学会は2024年11月に創立110周年を迎えました。
テーマ「土木の核とひろがり」
記念式典では、記念講演、110周年特別企画に関する発表や、さまざまな展示を行いました。
記念式典は、当会のCPD認定プログラム(JSCE24-1419、3.5単位)です。
■ 第二部 (110周年記念事業企画~土木の核とひろがり~) 14:45-16:00 土木技術者像を描く(シャレットワークショップ参加者による成果発表) 16:00-17:15 パネルディスカッション(「土木技術者像を描く」成果発表に引き続き技術者育成の展望など)
※展示(土木との接点をデザインする、土木技術者像を描く)11:00~18:00
展示は、当会のCPD認定プログラム(JSCE24-1420、0.5単位)です。
主催:土木学会110 周年記念事業実行委員会
新着・お知らせ 添付サイズ 土木との接点をデザインする(「伝わる土木、伝える土木」見学会 成果報告書)10.3 MB 土木技術者像を描く(2040年代の土木技術者「土木技術者像を描く」 成果報告書)23.77 MB【事例キーワード】
①技術のチカラ、 ②デザインのチカラ、 ③自然のチカラ、 ④コミュニティのチカラ、 ⑤記憶のチカラ
みなさん、こんにちは。WGリーダーの岡田智秀(日本大学理工学部)です。
前回のニュースレターでご案内した、「仕事の風景探訪」の取材が次々に進んでいます。
まもなく公開する第1号事例は、「建設コンサルタントによる酒蔵再生からのまちづくり」になります。
当事例は、建設コンサルタント会社(㈱オリエンタルコンサルタンツ)が地方都市(神奈川県開成町)の酒蔵(瀬戸酒造)を買い上げ、素晴らしい日本酒を製造しつつ、隣接する離れの古民家の指定管理者となって日本酒が堪能できる古民家レストランを営み、酒蔵の風景の再生とまちづくりを実現したチャレンジングな取り組みになります。
私とこの事例との巡りあわせは、瀬戸酒造のお酒を飲んだ際にあまりの美味しさに驚き、酒蔵を表敬訪問した際に、はじめて建設コンサルタントが運営していることを知ったことに始まります。その経緯を聞けば聞くほど興味津々となり、ぜひこのチャレンジングな取り組みを皆様に知っていただきたいと取材を進めるに至りました。
今回のライターは、「かわいい土木みつけ旅」でお馴染みの土木ライターの三上美絵さんです。
とても興味深い記事にまとめていただきました。
どうぞご期待下さい!
瀬戸酒造の森社長(㈱オリエンタルコンサルタンツ社員)と土木ライターの三上さんとともに、トゥクトゥクで町を探訪
美しい田園風景の中に佇む瀬戸酒造の夕景
新着・お知らせ 添付サイズ 仕事の風景探訪プロジェクト ニュースレターVol.2423.75 KB 2024会長PJ-ひろがる仕事の風景プロジェクト仕事の風景探訪WG第112代土木学会会長のプロジェクトの1つ「クマジロウの教えてドボコン動画配信」では佐々木葉会長の家族のくまのぬいぐるみ“クマジロウ”が、土木学会のコンシェルジュの“ドボコン”に素朴な質問をします。短い動画で土木学会のしくみや活動をお伝えします。あれ?そうなの?なぜ?と今までのあたりまえを考えるきっかけになるかも。気楽にお楽しみください。
エピソード7:交流名刺ってなに?第112第土木学会会長のプロジェクトの1つである「会員名刺デザイン活用WG」で作成したJSCE交流名刺(標準版と支部版)について、活用方法を紹介します。
学会での交流をより楽しむため、皆さんも是非JSCE交流名刺を作成してください。
交流名刺の詳細はこちら
https://committees.jsce.or.jp/2024_Presidential_Project/namecard
Japan Society of Civil Engineers, International Activities Center (IAC) is holding “Joint Company Information Session 2025” on May 10, 2025. The purpose of the session is to provide international students with information on Japanese construction companies.
開催日: 10 May 2025サブタイトル: 開催場所: JAPANCategory: InformationEvent