こんにちは。お商売されてる方は2月、8月は少しのんびりでしょうか。土木関係の皆さまは3月の年度末に向けてギアを一段あげてお仕事と向き合ってる方も少なくないのではないでしょうか。マツも期末試験の採点やら、コンサルタント業務の成果とりまとめやら、高校生向けのまち歩きガイドやら社会のお役にたっているのかいないのかわからない世界で多忙を極めております。まあ、忙しすぎるときは現実逃避が一番!ということで土木ウェルビーイングマガジン3本目を書き出してしまいました。
2025年2月12日(水)放送
ゲスト:緒方英樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:蛎殻町の松
日頃私が感じている問題について、緒方さんが真正面から話してくださいました。
子どもの頃に「はたらく車」「大きなもの」に興味を持った人は多いはず。ところが学年が上がるにつれて関心事が受験にシフトしていき、昔興味を持っていたものと進学先が繋がらなくなってしまう。「土木の衰退は、市民生活の危機でもある」という緒方さんの言葉は本当だと思います。単に土木界の発展のために人材が必要だということではなく、市民生活を維持するためには土木界に優秀な人材を多数集める必要があります。進学先を決める前の子どものうちに、土木はカッコいいんだということがもっともっと伝わってほしい。そのために私たちはもっともっと伝わるように伝えないといけない。業界全体で大きな動きを起こしていきたいですね。
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2025/02/13/b-357/
YouTube
https://youtu.be/JFbVOlEvjGs?si=Ck4LVqSprxipmkRY
2025年2月5日(水)放送
ゲスト:緒方英樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:赤井かおり
歴史は得意ではないのですが、地理はすごく好きです。地名をみて、「なんでここはこういう地名なんだろう」と思いを馳せるのがとても面白く、どんな歴史的背景があったのだろうと考えることが好きです。
こんにちは。土日はデスクワークの日、そんな仕事人間はウェルビーイングを語る前に「働き方改革」をやるべきだ、というお叱りをいただきそうなfromDOBOKU編集長マツです。マツは「生き方改革」実践中♪
さて、前回はこの「ウェルビーイング」マガジンの初回投稿ということで厚生労働省研究会報告書に記載されているウェルビーイングという言葉の説明についてご紹介しました。今回は、この「ウェルビーイング」を理解しながら、「土木業界におけるウェルビーイング」を向上させるべく立ち上がった「土木学会 建設マネジメント委員会 土木業界におけるウェルビーイング調査研究小委員会」のメンバーをご紹介します。
こんにちは。土木学会WEB情報誌fromDOBOKU編集長のマツです。卒論、修論の〆切が過ぎて学生さんたちは少しほっとしているところではないでしょうか。あるいは修正にてんやわんやだったりして。
さて、みなさんは「ウェルビーイング」って言葉知ってますか。well(よい)とbeing(状態)をくっつけた言葉のようですが、具体的な定義が知りたくなりますよね。厚生労働省の「平成30年度雇用政策研究会報告書」では、「個人の権利や自己実現が保証され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあること」と記載しています。これが定義!?
主査の澤田茉伊さん(東京科学大学)、そして編集担当メンバーにも名を連ねておられる副委員長の瀬尾 弘美さん(建設技術研究所)にご参加頂き、松永 昭吾、小川 慎太郎、川口 暢子、Reiko Yamamotoレイ子さんのDDメンバーと、久しぶりの大人数でDDの収録となりました。
特集編集メンバーの皆さんゲスト:緒方英樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:蛎殻町の松
今回の放送では、お馴染みの緒方英樹さんに「子どもたちに伝えたい土木」をテーマに、お話を伺いました。小中学生276名を対象とした調査では全体の56%が「土木という言葉を聞いたことがない」「土木のことを知らない」と回答となっているとのこと。これからも子どもたちに土木を伝えるにはAIDMA(アイドマ)の法則のように段階的な働きかけが大事ですね!
ゲスト:緒方英樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:赤井かおり
今回の放送では、お馴染みの緒方英樹さんに「【土木偉人シリーズ】伊能図が、いま語りかけること」をテーマに、お話を伺いました。伊能図とは、伊能忠敬が歩いてつくった実測日本地図です! 地図には水害地名が記録されていたとは!古い地名には過去の地形や水害、津波の痕跡を示す語が隠されています。地名が今も昔も同じなのかを調べてみないとですね!!今回もおもしろいお話が聞けました。
2025年1月29日(水)放送
ゲスト:鳥山亜紀さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:おがえもん
今回は、清水建設の鳥山亜紀さんに「水害時の医療継続へのタイムライン」をテーマにお話を伺いました。
病院づくりでも有名な清水建設。施工だけでなく病院運営(医療に関わる部分以外)にも参画しているとは!医療者に近いところにいるからこそできる建築設計があると思います。
水害と医療は、土木・建築・医療が一丸となって取り組まなければいけない問題であり、垣根を超えた協力で乗り越えなければいけないですね。発災時は、被害を最小限にとどめ、早期に医療機能を復旧させるために、ハード対策とタイムラインを活用した医療継続が大切ですね!
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2025/01/30/b-356/
YouTube
https://youtu.be/3wrxMlR7Vfg?si=E72iCOhfJSpVYHYa
ゲスト:鳥山亜紀さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:おがえもん
今回の放送では、清水建設の鳥山亜紀さんに「水害時の医療継続へのタイムライン」をテーマに、お話を伺いました。地球温暖化により、世界規模で雨を降らせる低気圧や台風が発生する位置や経路、強さなどが変わり、線状降水帯や集中豪雨、ゲリラ豪雨などが多く発生し、毎年どこがで水害が発生しています。病院は、発災後も命を守る医療を続ける必要があるので、事前に自分たちのいる建物がどのくらい水がきたら、どのような機能が無くなってしまうのか、どこから水が浸入してくる可能性があるのか、調査するのは大変です。また、どのタイミングで防災行動を開始するか、どんな情報に注目し、それがどの値になったらスタートするかを、キチンと根拠をもって決めておくことが必要です!
2025年1月22日(水)放送
ゲスト:鈴木 亮彦さん、田中 真史さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:水天宮のちーちゃん
阪神淡路大震災から先日17日で30年が経過しました。この30年の間に、東日本大震災や能登半島地震など大規模地震が発生し多くの尊い命が奪われました。
そのような中、今回のテーマは防災教育。(株)不動テトラの鈴木さんと田中さんは研究所に勤務する傍ら、土浦市の小学校などで防災教育を行っています。昨年、茨城県土浦市から依頼された出前授業のテーマは「地域の仕事と防災」。小学生を対象に、テトラポットを使って積み上げる作業やクイズに答えてもらったりしたそうですが、飽きることなく2時間の授業があっという間に過ぎていったそうです。そして、建設業が防災の役割も知ってもらえる機会となり手ごたえを感じたと語っていました。
また、授業を行う側が楽しく話をすることで、より子どもたちの向上心が引き上げられ、家庭に帰った時にご両親に防災の大切さを伝えてくれることが良い効果を生んでいるとのことです。
防災は、一つの団体や企業ではなし得ることができません。一人ひとりが災害に対して自分事と捉え、企業・団体も協働し備えることが、災害大国日本で暮らす私たちの役目なのだと感じました。
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2025/01/23/b-355/
YouTube
https://youtu.be/73R3Mcb6u1w?si=ntb10B-0hYlu_w17
ゲスト:鈴木亮彦さん、田中真史さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:水天宮のちーちゃん
今回の放送では、不動テトラの鈴木亮彦さん、田中真史さんに「未来につなげる防災教育」をテーマに、お話を伺いました。「地域の仕事と防災」をテーマとした出前授業!日本が自然災害の発生しやすい地理条件にあり、それから大きな自然災害が目の前で起こるかもしれないことを教え、防災活動の大切さを子供たち自身に考えてもらっているとのことです!自分事になってもらうことで積極的な行動をしてもらえるようになる、これが一番重要ですね!!
2025年1月15日(水)放送
ゲスト:和田 彰さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:人形町のゆみ
私の手元には「できることからはじめよう 水辺の小さな自然再生事例集 第2集」があります。事例集を開くと、男女の子供から大人までが川の中に入り、各自で石を運んだり、木箱の魚道(魚のとおる道)を手作りしている写真が見られます。
今回、和田さんから水辺の小さな自然再生についてお話を伺いました。小さな自然再生とは以下の3つの条件にあてはまるものです。
ゲスト:和田彰さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:人形町のゆみ
今回の放送では、リバーフロント研究所の和田彰さんに「水辺の小さな自然再生のすすめ」をテーマに、お話を伺いました。小さな自然再生は、自分たちででき手づくりで取り組める小規模なもの。小さな自然再生の一番の魅力は、気の合う仲間たちと気軽に試行錯誤しながら取組んで、失敗と成功を繰り返し、ワクワクしながら自然環境が少しでもよくなるようにと色々な働きかけをできる点とのことです。現地研修会を全国で開催しており、これまでに27回開催!!全国に広まって欲しい活動ですね!
2025年1月8日(水)放送
ゲスト:緒方英樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:赤井かおり
歴史は得意ではないのですが、そんな私でも知っている伊能忠敬さん。伊能忠敬といえば地図、ですよね!それは皆知っているとしても、びっくりしたのが地図を作ろうと始動したのが、なんと50歳を過ぎてからということ。現代ならまだまだ現役、働き盛りと言っても過言ではない歳だと思いますが、江戸時代では人生50年と言ってもいい時代にチャレンジ開始って伊能さん、パワフルすぎます…。
しかも、それまで測量を生業としていたわけでもなかったとか。51歳からの初めての挑戦にびっくりさせられました。子供の時から抱いていた天文学への憧れを現実にしようと行動を起こし、測量して地球の緯度を正確に求めることで地球の大きさを知ろうとしたことが、現世の我々の常識となり、今もそれが語り継がれていることが、まさに偉業だなと改めて思いました。
知識欲旺盛であれば、これまでに自分が歩んできた道も、年齢も関係なく、どんな夢も現実となりえると、伊能さんの偉業が気づかせてくれました。私も、日々チャレンジを続けていきたいなと、今まで以上に前向きな気持ちになりました。今年も、牛歩でも、一歩一歩前進していきたいと思いました!
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2025/01/09/b-351/
YouTube
https://youtu.be/8vWKdhQDm3I?si=sh8tFR6Ct9VsJ7kV