土木学会選奨土木遺産の認定制度は、土木遺産の顕彰を通じて、歴史的土木構造物の保存に資することを目的として平成12年度に創設されました。
土木学会としては、その結果として、
- 社会へのアピール
(土木遺産の文化的価値の評価、社会への理解等)
- 土木技術者へのアピール
(先輩技術者の仕事への敬意、将来の文化財創出への認識と責任の自覚等の喚起)
- まちづくりへの活用
(土木遺産は、地域の自然や歴史・文化を中心とした地域資産の核となるものであるとの認識の喚起)
- 失われるおそれのある土木遺産の救済
(貴重な土木遺産の保護)
などが促されることを期待しています。