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平成20年度 土木学会選奨土木遺産 一覧

 

NO 対象構造物 受賞理由 所在地 竣工年
1 奥沢水源地水道施設
おくさわすいげんち すいどうしせつ
北海道開発を支えた港湾都市小樽で建設後90年を越える現役の水源。寒冷地での工事技術,階段状溢流路の水流が高く評価される 北海道/小樽市 大正3年
2 定山渓発電所施設
じょうざんけいはつでんしょしせつ
北海道における現役最古の水力発電所施設。運用開始以降、地域産業の発展に貢献した歴史的構造物。 北海道/札幌市 明治42年
3 聖台ダム
せいだいだむ
建設時国内で最大規模の水田灌漑貯水池。各種の試験や十分なグラウトを施すことで困難な工事を完成させ,修景にも配慮された施設 北海道/上川郡美瑛町 昭和12年
4 最上川橋梁:JR左沢線
最上川橋梁(通称「荒砥鉄道橋」):フラワー長井線
もがみがわきょうりょう):JRあてらざわせん
もがみがわきょうりょう(つうしょう「あらとてつどうきょう」):ふらわーながいせん
最上川橋梁(JR左沢線・フラワー長井線)は、明治時代の全錬鉄製ダブルワーレントラス橋で国内最古の現役鉄道橋であり歴史的に貴重な土木遺産 JR左沢線:
山形県/寒河江市・中山町
フラワー長井線:
山形県/白鷹町
JR左沢線:大正10年
フラワー長井線:大正12年
5 直江兼続治水利水施設群
なおえかねつぐちすいりすいしせつぐん
直江兼続治水利水施設群は、近世初期の城下町米沢を形成する骨格となり、時代を超えて生活や歴史文化を支えている貴重な地域資産 山形県/米沢市 谷地河原堤防(直江石堤):慶長6年
蛇堤(蛇土手):慶長年間
御入水堰:慶長年間
猿尾堰:年不詳
堀立川:慶長14年
巴堀:堀立川完成以降
室沢堰:年不詳
帯刀堰:慶長18年
6 日川の堰堤と水制群
にっかわのえんていとすいせいぐん
扇状地河川の治水によって勝沼のぶどう生産が発展する基盤をつくったものであり、山梨県の歴史を語る上で重要な遺産である。 山梨県/甲州市 勝沼堰堤(大正6年)
日川水制群(大正4年)
7 小倉橋
おぐらばし
当時としては画期的な4径間アーチが連なる連続感、橋の側面が描き出す力学的な造形美と、周辺の渓谷美との調和が美しい。 神奈川県/相模原市 昭和13年
8 荒川横堤
あらかわよこてい
荒川の横堤は高水調節を行うため、河道内に本堤から横方向に築いた堤防で、荒川独特の施設である。 埼玉県/戸田市・さいたま市地内 昭和9年
9 黒川発電所膳棚水路橋
くろかわはつでんしょ ぜんだなすいろきょう
大正期のRCラーメンで希少性に富み、かつX字型に筋交いの入った3本橋脚は技術・意匠に優れ、独創的な造形美を呈している。 栃木県/那須町 大正10年
10 銀座線 浅草駅~新橋駅間
ぎんざせん ぎんざせん あさくさえき~しんばしえきかん
昭和2年の部分開通から、7年をかけて新橋駅まで開通した。東洋で最初に営業を開始した地下鉄道であり、土木的に重要。 東京都/台東区~港区 浅草~上野間(2.2km):昭和2年
上野~万世橋(仮)間(1.7km):昭和5年
万世橋(仮)~神田間(0.5km):昭和6年,万世橋(仮)駅廃止
神田~三越前間(0.7km):昭和7年
三越前~京橋間(1.3km):昭和7年
京橋~銀座間(0.7km):昭和9年
銀座~新橋間(0.9km):昭和9年
11 曽我浦片隧道(4号、5号)
そがうらかたずいどう(4ごう、5ごう)
国道135号に造られた片隧道であり、坑口が古典的なアールデコ様式で装飾された珍しい意匠の洞門である。 静岡県/熱海市 昭和14年
12 百々貯木場
どうどちょぼくじょう
開設当初の原形をほぼ遺している点においても希有な事例であり、河川中流域に完全な形で残る貯木場としては全国唯一である。 愛知県/豊田市 大正7年
13 (廃)片平橋
(はい)かたひらばし
奈良井川を渡河しているRC開腹アーチ(リブ+柱)橋であり、現在は廃道になっているが、橋体が非常に美しいアーチ形状である。 長野県/塩尻市 昭和10年
14 心斎橋駅舎他、御堂筋線の地下駅群
しんさいばしえきしゃほか、みどうすじせんのちかえきぐん
半楕円アーチ型の構造により高い天井と柱のないプラットホームが可能となって広大な空間をつくり出し、照明器具や壁の色彩の工夫も加わって、開放的な地下空間として市民に親しまれている。 大阪府/大阪市中央区 昭和8年
15 上田池堰堤
こうだいけえんてい
農業土木技術者による初めての粗石モルタル工法による堰堤であり、切石布積が美しい。地域の用水確保に重要な役割を果たしてきている。 兵庫県/南あわじ市 昭和7年
16 七条大橋
しちじょうおおはし
黎明期のRCアーチの中で群を抜いて巨大であり、鴨川筋において明治期の意匠を残す唯一の橋として貴重な施設である。 京都府/京都市東山区・下京区 大正2年
17 両橋
りょうはし
支間の大アーチが印象的で、拱腔部の小さな連続アーチ、そして高欄にもアーチが組み合わされた姿が意匠に優れた、山陰街道の名橋である。 京都府/福知山市 昭和13年
18 今福線のコンクリートアーチ橋群
いまふくせんのこんくりーとあーちきょうぐん
未完成に終わった鉄道のコンクリートアーチ橋が一群として現存し、山間の景観に溶け込みながら、悲運な歴史を伝えている。 島根県/浜田市 昭和12年着工、昭和15年中止
19 三石の煉瓦拱渠群
みついしのれんがこうきょぐん
技術的にも意匠的にもすばらしい煉瓦拱渠が、連続して現存し、山陽本線という幹線でありながら原形を保ったまま使用されている。 岡山県/備前市 明治23~24 年(下り線)
明治44 年(上り線)
20 旭浄水場の一連の歴史的施設群
あさひじょうすいじょうのいちれんのれきしてきしせつぐん
ルネッサンス様式のレンガ造りの送水所や事務所棟、計量所などが集約した形で残されている、全国的にも貴重な水道施設群 高知県/高知市 大正14年
21 若津港導流堤(筑後川デ・レーケ堤)
わかつこうどうりゅうてい(ちくごがわで・れーけてい)
有明海のガタ土堆積を防ぎ航路確保を行うために作られ、完成から100年以上経った現在もその役割を果たしている壮大な石導流 福岡県/大川市・柳川市
佐賀県/佐賀市
明治23年
22 有明海旧干拓施設
ありあけかいきゅうかんたくしせつ
有明海旧干拓施設(末広・明丑・明豊・大豊開旧堤防)は,明治時代の潮受堤防(約5km)と樋門が現存し,干拓の歴史的経緯を示す貴重な遺産 熊本県/玉名市大浜町
玉名市横島町
(末広)明治28年
(明丑)明治26年
(明豊)明治28年
(大豊)明治28年
23 大島海峡(旧)軍事施設群
おおしまかいきょう(きゅう)ぐんじしせつぐん
弾薬庫,震洋艇格納壕,戦闘指揮所などが大島海峡沿いに点在している。手安にある弾薬庫は規模や構造の特異さに目を張る。 鹿児島県/大島郡瀬戸内町 昭和16年
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PDF icon 平成20年度土木学会選奨土木遺産一覧(PDF)146.74 KB
PDF icon 平成20年度土木学会選奨土木遺産写真つきリスト(PDF)1.5 MB
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