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平成19年度 土木学会選奨土木遺産 一覧

 

NO 対象構造物 受賞理由 所在地 竣工年
1 千歳川の王子製紙水力発電施設群
ちとせがわのおうじせいしすいりょくはつでんしせつぐん
北海道における水力電力開発黎明期を代表する現役稼働の水力発電施設群。新聞用紙等の国産供給力の質と量の飛躍的向上を支えた。 北海道/千歳市 明治43年~昭和16年
2 札幌市水道記念館(旧藻岩浄水場)
さっぽろしすいどうきねんかん(きゅうもいわじょうすいじょう)
急速濾過、薬品沈殿、機械式調節等の近代設備を導入し、札幌の生活を支えた施設。現在は供用当時の様子を保存し、直接見学できる。 北海道/札幌市 昭和12年
3 藻岩発電所・取水堰
もいわはつでんしょ・しゅすいせき
昭和11年から70年間にわたり、札幌市へ電力と水道原水の供給を行ない、札幌市民の生活を支えてきている重要な施設。 北海道/札幌市 昭和11年
4 土崎港関連施設
つちざきこうかんれんしせつ
-広井波止場
-南防波堤
-雄物川放水路
波止場や防波堤による港湾の近代化を図るとともに、洪水対策として放水路を整備し、工事で生じた土砂を用いて工業地帯を整備した。 秋田県/秋田市  
 
広井波止場:明治35年
南防波堤:昭和4年~昭和10年
雄物川放水路:昭和13年
5 品井沼干拓関連施設
しないぬまかんたくかんれんしせつ
-明治潜穴
-元禄潜穴
-吉田川サイフォン
-鳴瀬川吉田川背割堤
元禄から明治・大正・昭和の時代まで約300年にわたり、一連の品井沼干拓事業に対する地元の汗と情熱を支えた一大土木施設群。 宮城県/
 
松島町
松島町
松島町
松島町、東松島市
 
 
明治潜穴:明治43年
元禄潜穴:元禄11年
吉田川サイフォン:昭和8年
鳴瀬川吉田川背割堤:昭和15年
6 荒川流域治水・砂防事業
あらかわりゅういきちすい・さぼうじぎょう
-砂防堰堤群
-地蔵原堰堤
-川上第一堰堤
-床固工群
-水防林・霞堤群
霞堤と水防林による近世からの地先治水と大正・昭和における砂防堰堤群等の直轄事業とが融合した治水砂防システム。 福島県/福島市  
 
砂防堰堤群:大正14年~昭和32年
地蔵原堰堤:大正14年(第1次)
川上第一堰堤:昭和21年
床固工群:昭和26年~昭和31年
水防林・霞堤群:概ね近世以降
7 清水峠越新道
しみずとうげごえしんどう
急峻な谷川連峰の地形と有数の豪雪地帯という厳しい自然環境の中で、一世紀以上の歳月に耐えた往時の職人技術は、土木遺産に相応しい。 群馬県/利根郡みなかみ町 明治18年
8 親不知旧道
おやしらずきゅうどう
先人たちが急峻な地形と複雑な地質に挑み、北陸地方の産業、経済の発展に貢献したことを後世へ伝える貴重な土木遺産である。 新潟県/糸魚川市 明治15年~明治16年
9 村山・山口貯水池
むらやま・やまぐちちょすいち
水道アースダムとしては、3基いずれも当時最大規模。管理橋の吊橋は珍しく、近代では現存唯一。親水景観として優れている。 東京都/東大和市
東京都/東大和市
埼玉県/所沢市
村山上貯水池:大正13年
村山下貯水池:昭和2年
山口貯水池:昭和9年
10 箱根登山鉄道
はこねとざんてつどう
本格的な登山鉄道で、粘着式鉄道としては我が国で最もきつい勾配であり、世界的にも珍しいもので、既に88年の歴史を誇っている。 神奈川県/小田原市~箱根町 大正8年
11 境橋
さかいばし
全国に数例しかないバルコニー付きRC開腹アーチ橋で希少性に富む。景勝地に橋梁が融合し新たな地域の景観美を創出している。 栃木県/那須鳥山市 昭和12年
12 七重川砂防堰堤群
ななえかわさぼうえんていぐん
近接・連続した堰堤から成る流路工で、大正・昭和初期当時の砂防工法を遺す。 埼玉県/ときがわ町 大正6年~昭和25年
13 堀江水準標石
ほりえすいじゅんひょうせき
オランダ技師リンドが明治5年に設置した近代日本の最初の水準測量の標石のひとつ。Y.P(江戸川工事用基準面)の原点。 千葉県/浦安市 明治5年
14 明治用水旧頭首工
めいじようすいきゅうとうしゅこう
近代的農業用堰堤の先駆けで、服部長七考案の人造石による大規模な堰堤の現存する唯一の例と云われている。 愛知県/豊田市 明治42年
15 岩井橋
いわいはし
現存する鋼アーチ桁橋では、日本で2番目の古さを誇っており、側面にはアングル材を巧みに曲線加工した飾り板が施されている。 愛知県/名古屋市 大正12年
16 王子橋
おうじばし
田邊朔郎設計の石造アーチ橋で、輪石と壁石が夫婦天端で一体化した非常に珍しい構造形式をもつ道路橋(現在は人道橋)である。 京都府/亀岡市 明治17年
17 毛馬閘門・洗堰群
けまこうもん・あらいぜきぐん
明治時代の淀川改修の主要施設で、大阪市内の洪水防御、ならびに淀川本流と旧淀川間の舟運の確保に資した施設群である。 大阪府/大阪市 毛馬第一閘門:明治40年
毛馬第二閘門:大正7年
毛馬洗堰:明治43年
18 (旧)江尾発電所
(きゅう)えびはつでんしょ
現存する数少ない石造発電所で、装飾的な外観を留めている。 鳥取県/日野郡江府町 大正8年
19 京橋川の雁木群
きょうばしがわのがんぎぐん
水の都“広島”を象徴するわが国最大の雁木群で、歴史的な水辺空間を演出している。 広島県/広島市 明治後期~大正期(推測)
20 土釜橋
どがまばし
紅葉と滝が美しい渓谷に架かる鋼アーチ橋である。井桁に組まれた鉛直材の頂部がアーチ状の縦桁で連結された点に特徴がある。 徳島県/美馬郡つるぎ町 昭和5年
21 龍頭橋
りゅうずばし
定説(昭和10年)を覆す、明治45年竣工の日本最古の石造沈み橋。下流にあった明治9年築造の永世橋は2003年に流失。 大分県/杵築市 明治45年
22 本河内高部堰堤
ほんごうちこうぶえんてい
吉村長策が設計した日本初の水道専用ダムである。新ダム建設において、歴史的な土木施設を原位置で保全する努力を評価した。 長崎県/長崎市 明治24年(大正12年嵩上)
23 七窪水源地
ななくぼすいげんち
昭和初期までに5つの水源地と接合枡、上之原配水池への導水トンネルが完成。すべてが重厚な石造・石張構造物となっている。 鹿児島県/鹿児島市 第1期:大正8年
第2期:昭和3年
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