メインコンテンツに移動
土木学会選奨土木遺産委員会
土木学会選奨土木遺産委員会

メインメニュー

  • 委員会サイトホーム
  • 土木学会ホーム

メニュー

  • ホーム
  • 選奨土木遺産一覧
  • 選奨土木遺産(公開版)

選奨土木遺産関連LINK

  • 北海道支部
  • 東北支部
  • 関東支部
  • 中部支部
  • 関西支部
  • 中国支部
  • 四国支部
  • 西部支部
  • 土木史研究委員会

現在地

ホーム › 土木学会選奨土木遺産

平成24年度 土木学会選奨土木遺産 一覧

NO 対象構造物 受賞理由 支部 所在地 竣工年/和暦(西暦)
1 岡山橋
おかやまばし
道内に現存する数少ない戦前の鋼道路橋(4橋)の1つであり、北海道で最初に架設されたソリッドリブ・タイドアーチ橋である。 北海道支部 北海道岩見沢市東町 昭和11年(1936年)
2 万世大路
ばんせいたいろ
明治・昭和期の先端土木技術を駆使し、山形・福島両県の物流並びに人の交流と絆を育んだ歴史的地域資産である。 東北支部 自:福島県福島市上町
至:山形県米沢市相生町
明治の新道開設:明治14年(1881年)
昭和の大改修:昭和12年(1937年)
3 駒沢給水所(配水塔・配水ポンプ所)
こまざわきゅうすいじょ(はいすいとう・はいすいぽんぷしょ)
独創的な意匠を持つ貴重な土木構造物であり、街のシンボルとして地域住民にとって愛着の深い施設である。 関東支部 東京都世田谷区 大正13年(1924年):配水塔
昭和 8 年(1933年):配水ポンプ所
4 山生橋梁
やもめきょうりょう
鉄道橋では日本初の鉄筋コンクリートT型梁形式の橋梁であり形式もアーチから桁・梁構造へと進化する記念碑的な意義を持つ構造物である。
 
関東支部 千葉県鴨川市 大正13年(1924年)
5 二ヶ領用水
にかりょうようすい
多摩川流域で最古で最大の農業用水であり、江戸時代に造られたもので用水の機能が現在まで残されている貴重な土木遺産である。 関東支部 川崎市多摩区~幸区 慶長16年(1611年)
6 花貫川第一発電所 第三号水路橋
はなぬきがわだいいちはつでんしょ だいさんごうすいろきょう
アーチの導水路橋で我が国における初期のコンクリート橋であり、風光明媚な県立自然公園の中でめがね橋の愛称で親しまれている貴重な土木遺産である。 関東支部 茨城県高萩市 大正 8年(1919年)
7 前橋地先の利根川の護岸と水制工
まえばしちさきのとねがわのごがんとすいせいこう
前橋地先の利根川に現存する石堤、蛇篭、ケーソン基礎護岸と水制工は、特徴ある工法で洪水から河岸を守る貴重な土木遺産である。 関東支部 群馬県前橋市、玉村町 明治30年代~昭和30年
(1897年代~1955年)
8 新佐賀橋
しんさがばし
開腹式アーチ構造が美しく、親柱や高欄に装飾が施されており、同橋は川とのふれあいの場として、ランドマークになっている貴重な土木遺産である。 関東支部 埼玉県鴻巣市 昭和 8年(1933年)
9 長潭橋
ながとろばし
県内に現存する戦前完成の3つのコンクリートアーチ道路橋のうち最古であり、景勝地「昇仙峡」観光の歴史を語る上で重要な土木遺産である。 関東支部 山梨県甲府市平瀬町~甲斐市吉沢 大正14年(1925年)
10 加治川運河水門、土砂吐水門
かじがわうんがすいもん、どしゃばきすいもん
大正初期に治水対策として建設された分水路の水門で、当時の技術による美しい石造りと加治川の治水史を今に伝える貴重な土木遺産である。 関東支部 新潟県新発田市真野原(加治川治水記念公園内) 大正 3年(1914年)
11 東京動力機械製造株式会社地下工場跡
とうきょうどうりょくきかいせいぞうかぶしきがいしゃちかこうじょうあと
戦車製造の軍需工場として人力だけで建造された総延長600mの素掘り隧道群で、意匠・技術力を超越した迫力が感受される土木遺産である。 関東支部 栃木県那須烏山市 昭和20年(1945年)
12 栃木県の防空関連施設群(①旧宇都宮飛行場掩体壕、②旧金丸原飛行場掩体壕、③烏山防空監視哨、④口粟野防空監視哨)
とちぎけんのぼうくうかんれんしせつぐん
掩体壕3基と監視哨2基の県下現存防空関連施設群で、特異な時代体制下における土木技術の一つの役割を伝える希少性に富む遺産である。 関東支部 ①栃木県宇都宮市
②栃木県大田原市
③栃木県那須烏山市
④栃木県鹿沼市
①昭和19年頃(1944年頃)
②昭和19年頃(1944年頃)
③昭和16年(1941年)
④昭和16年(1941年)
13 長篠発電所の堰堤と取水路
ながしのはつでんしょのえんていとしゅすいろ
明治時代に建設された水力発電施設の導水部であり、天然岩と人造石による取水路から余水が連続的に流れ落ちる特色のある姿が遺っている。 中部支部 愛知県新城市横川 明治45年(1912年)
14 長良大橋
ながらおおはし
昭和初期の失業対策事業として、岐阜・大垣間をつなぐ岐垣国道が建設された際に、要所とされた6連曲弦ワーレントラス橋がほぼそのまま遺っている。 中部支部 岐阜県岐阜市,大垣市墨俣町 昭和 9年(1934年)
15 手取川霞堤
てどりがわかすみてい
手取川の扇状地上に築かれた前近代の治水技術を伝える大規模で貴重な土木遺産であり、見事な不連続堤を遺している。 中部支部 石川県能美市,能美郡川北町 不明(近世以前)
16 浜中津橋
はまなかつばし
わが国初の鉄道橋に架設されたポニー型ワーレントラス桁を当時の形をほぼ残しつつ現在も道路橋として供用している貴重な土木遺産である。 関西支部 大阪府大阪市北区 昭和10年(1935年)
17 堀川第一橋
ほりかわだいいちきょう
全国的にも非常に稀な石造真円アーチ橋であり、御所と二条城を結ぶ公儀橋を永久橋として架替えた京都の時代を映す貴重な土木遺産である。 関西支部 京都府京都市上京区 明治 6年(1873年)、大正 2年(1913年)改修
18 徳佐川橋梁
とくさがわきょうりょう
現存する3つの鉄道用ラチス桁のうちの1つで、大型鋼板の入手が困難な時代に考案された形式が現役で使われている橋である。 中国支部 山口県山口市 大正11年(1922年)
19 建部井堰
たけべいせき
現存する日本最大の石造取水堰で、現役ながらも江戸期の石張が良好な状態で保たれている土木遺産である。 中国支部 岡山県岡山市北区 享保 6年(1721年)以前
20 石手川橋梁
いしてがわきょうりょう
開業時の軽便鉄道から普通軌道への改軌、電化、駅の設置等の変更を経ながら原位置にある鉄道用トラスとしては現役最古である。 四国支部 愛媛県松山市 明治25年(1892年)
21 煉瓦橋(横河原線・第26号溝橋)
れんがばし(よこがわらせん・26ごうこうきょう)
上部煉瓦の積み方の工夫により直交しない道路上へのアーチを実現しており120年経った今なお現役でその姿が市民に愛されている橋である。 四国支部 愛媛県松山市 明治25年(1892年)ごろ
22 キリズシのトンネル
きりずしのとんねる
明治3年に手掘りでつくられた珍しい矩形の断面を有するトンネルで、内部には当時の生活を知ることができる痕跡が残っている。 西部支部 大分県中津市三光上深水 明治 3年(1870年)
23 綱ノ瀬橋梁
つなのせきょうりょう
戦前最大級のスパンを有するわが国初の鉄道用鉄筋コンクリート開腹アーチ橋であり、貴重な土木遺産である。 西部支部 宮崎県延岡市北方町~西臼杵郡日之影町 昭和12年(1937年)
24 山田堰
やまだぜき
我が国、三大暴れ川のひとつである筑後川に、江戸時代に築造された総石張りの取水堰で,その形式は我が国唯一の傾斜堰床式石張堰である。 西部支部 福岡県朝倉市山田 寛政 2年(1790年)、昭和55年(1980年)大洪水のため復旧改修、空石積を練石積に変更
25 「馬の頭」水利施設
うまんかしら すいりしせつ
松浦川の水面より高い水田に動力を使うことなくサイフォンの原理により揚水し耕作を可能にした、成富兵庫茂安によって造られた水利施設である。 西部支部 佐賀県伊万里市松浦 慶長16年(1611年)
添付サイズ
PDF icon 2012_table_photo.PDF3.76 MB
‹ 平成23年度 土木学会選奨土木遺産 一覧 ↑ 上位 平成25年度 土木学会選奨土木遺産 一覧 ›

(c)Japan Society of Civil Engineers