2020年7月の梅雨前線は、中国の長江等の大河川、日本の九州の球磨川、筑後川をはじめとした各地に甚大な豪雨災害をもたらした。このシンポジウムでは、今季の梅雨前線の特徴、中国・日本の豪雨災害の調査結果を速報するとともに、両国の豪雨災害の特徴を比較する。さらに近年、多発・激甚化している豪雨災害への今後の総合的な対応について討議する。
主催:土木学会・豪雨災害対策総合検討会
日時:2020年8月13日(木) 14時~16時30分(2時間30分程度)
内容:ZOOMミーティング+YouTube配信
・ZOOMミーティングによる豪雨災害対策総合検討会等の関係者による質疑・討議
・シンポジウムをYouTubeにて公開
参加申込方法:オンライン(YouTube配信) 参加登録不要です。(CPD受講証明書希望者は✳︎を参照)
開催日時になりましたら こちら をクリックしていただくと視聴できます。
プログラム(仮) : 全体進行:塚田幸広(土木学会専務理事)
- 開会・趣旨説明 家田仁(土木学会長) (10分)
- 「2020年梅雨前線豪雨の特徴と近年の異常気象について」今田由紀子(気象研究所)(20分)+質疑10分
- 「中国における水害リスクマネジメントと危機管理の特徴と変化―1998年と2020の長江水害から見えたこと」 黄 光偉(上智大学)(20分)+質疑10分
(2020年災害の概要、1998年災害との比較、中国の危機管理体制等)
- 水工学委員会「令和2年7月九州豪雨災害調査団」からの速報 (団長:大本照憲,副団長:矢野真一郎)
「令和2年(2020年)7月球磨川流域の豪雨災害と水害メカニズム) 大本照憲(熊本大学)(20分)
(線状降水帯,地形(盆地,狭窄部,急流谷底河川),超過洪水,避難遅れ,多数の落橋)
「筑後川の被害(仮)」 矢野真一郎(九州大学)(10分)
(玖珠川,S28年水害以来の本川はん濫,下筌ダムの異常洪水時防災操作,久留米市の4年連続の内水はん濫)
+質疑15分
- 全体討議 コーディネーター 塚原健一(九州大学)(20分)
- 総括 福岡 捷二(中央大学)(15分)
✳︎土木学会CPD認定プログラム:受講証明書希望者は事前に参加登録を必要とします。 こちらより事前登録のうえ、終了後100文字以上の意見・感想を提出していただくことで受講証明書を発行いたします。(事前登録のない方、100字以上の記述のない方へは受講証明書は発行いたしません。)
受講証明発行用アンケートの回答期日は、「2020年8月13日~2020年8月20日」になります。回答期日を過ぎますと受付いたしませんので、ご注意願います。
(なお、土木学会以外の団体にCPD単位を登録するに際して、土木学会が証明する単位が認められるかどうかは、各団体のルールに則して行われます。認定されるかどうかは各団体にお問合せください。)