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論説委員会幹事長 小林 孝一 岐阜大学
2024年はジョゼフ・アスプディンによるポルトランドセメントの製造に関する特許が成立してちょうど200年目の節目にあたる。 2050年のカーボンニュートラルの達成に向けて、セメント由来のCO2排出量の削減が求められているところであるが、これに取って代わる材料の登場は考えにくく、これからも我々の暮らしを支え続けるであろう。 (2024年3月版) 第202回論説・オピニオン(2) ポルトランドセメントの200年とこれから
依頼論説 久米川正好 NPO法人 科学映画館を支える会 理事長
科学映像館では国内外の貴重な科学映像作品をデジタルアーカイブ化して無償配信を行っている。土木分野においても映像の役割は大きく、過去の貴重な映像の伝承は、科学や経験知の伝承としての役割も大きい。土木の記録を広めるべき映像をお持ちの方はぜひ当館にお寄せいただきたい。(2024年3月版)第202回論説・オピニオン(1) 科学映像と土木
論説委員 土橋 浩 (一財)首都高速道路技術センター
今日、インフラの維持管理では平常時と異常時・緊急時・災害時の境界がなくなり、平常時の管理から異常時の管理までをシームレスに扱う必要性が増大してきている。こうしたなか、フェーズフリーの発想で考えることが必要であるが、フェーズフリー・インフラマネジメントについて述べる。 (2024年2月版) 第201回論説・オピニオン(2) フェーズフリーなインフラマネジメント
依頼論説 屋井 鉄雄 東京工業大学 特命教授
ノルウェーのインフラ計画制度の体系化は大いに進んでいるが、その前提には行政の透明性の高さがある。政府の透明性が高ければ、関係機関はいずれも責任分担しつつ業務遂行ができ、計画や事業実施への国民の信頼を高めることにも繋がる。わが国の未来を考える際にも透明性の格段の向上が重要である。 (2024年2月版) 第201回論説・オピニオン(1) ノルウェー、透明な世界から日本の未来を考える
論説委員 下村 匠 長岡技術科学大学
自分は若い頃に土木学会の研究委員会に参加したことが仕事の上で役に立ち、学会への帰属意識を芽生えさせた。時代は違うが、今の時代にあった形で、若い土木技術者・研究者に組織を越えた交流と研鑽の場を提供することが土木学会の役割のひとつと考える。 (2024年1月版) 第200回論説・オピニオン(2) 技術者・研究者の研鑽の場としての土木学会
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