論説委員 山﨑 隆司 日本コンサルタンツ( 株)
土木学会論説 土木境界領域の再考土木産業を取り巻く状況は厳しい。一方で工作物など土木境界領域の仕事が増えてきているが、建築との関係で十分に関心がもたれていない。これから土木は民需も取り込み境界領域分野に技術とイノベーションの光を当てたい。 (2016年1月版) 第104回論説(1) 土木・建築の境界領域の再考
論説委員 小長井一男 横浜国立大学
2015年のネパール地震後の混乱は、政情不安な地域の震災復興の難しさを象徴する。大国間の思惑も見え隠れする。その中で世界の被害地震の一割が集中する日本がこれまでどのように復興戦略を展開し、技術を高めてきたかは、日本の存在感を際立たせる以上に、現地で直接必要とされる知恵である。我々の責務は大きい。 (2016年1月版) 第104回論説(2) ネパール・ゴルカ地震後の混乱に想うこと
論説委員 松井 弘 パシフィックコンサルタンツ株式会社
少子化、ゆとり教育で育った若者の技術者育成は、一人で投げ出し悩みながら覚えさせる教育ではなしに、原理原則を教え、自ら考えさせる、時には痛みと苦しみを体感させる、優しい中にも時には厳しい人材教育が必要である。 (2015年12月版) 第103回論説(1) コンサルタント技術者の育成について思うこと
論説委員 岡田 光彦 外務省
他国との競争に打ち勝って海外の交通インフラ事業を受注するためには、技術力やライフサイクルコスト等、我が国の強みを活かす一方、建設だけでなく、完成後の運営も含めた提案をできることが重要である。民間の資金力や運営ノウハウを補完するうえで、海外交通・都市開発事業支援機構の活用も有用である。 (2015年12月版) 第103回論説(2) 交通インフラの海外展開
論説委員 大川尚哉 前田建設工業株式会社
公共インフラへのコンセッション方式の導入は、成長戦略における第三の矢の一つとして掲げられ、推進に向けた準備が進められてる。効率的なインフラ整備・維持と高度な公共サービスを両立させ、かつ健全なコンセッション関連産業を育成するために、解決すべき課題と土木部門の果たすべき役割について論じる。 (2015年11月版) 第102回論説(1) 公共インフラへのコンセッション方式導入における課題と土木分野の役割
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