湧川勝己 一財)国土技術研究センター 京都大学防災研究所巨大災害研究センター
今後発生が予想されている巨大災害は、経済成長率が低く、高齢者人口が増加しているなど社会・経済の脆弱性が高まっているわが国に大きな負のインパクトを与える可能性が高い。災害の影響を最小限に抑える気候変動適応策の展開方策について実効的な検討を行い、早期の展開を図る必要がある。 (2017年7月版) 第122回論説・オピニオン(2) 将来の変化に対応する治水適応策の早期実施・展開を
論説幹事 中村 光 名古屋大学 大学院工学研究科 土木工学専攻
土木の魅力や若い世代の意識について語られる時に、ネガティブに捉えられる場合が多いように感じる。ただし、アンケート結果や身近に接する学生からは、ネガティブな意識は見られない。若い人を頼もしく思いながら、若い人の夢を理解し、一緒に夢を語ることが次世代のために大切なことである。 (2017年6月版) 第121回論説・オピニオン(1) これからを担う土木技術者は頼もしい
論説幹事 岩熊 まき ㈱東京建設コンサルタント 地域環境事業本部 環境モニタリング研究所
日本での本格的な女性活躍推進が言われる前に、女性土木技術者は自ら声をあげている。男女共同参画の制度的歴史にふれながら、女性土木技術者が目指したものを紹介する。女性の活躍推進には女性技術者や研究者のキャリア形成のありように共感することが重要である。 (2017年6月版) 第121回論説・オピニオン(2) 女性土木技術者のキャリア形成に共感し、応援しよう
論説委員兼幹事長 福士 謙介 東京大学 国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構
2015年に持続可能な開発目標(SDGs)が発表され、多くの国がSDGsを積極的に推進することに同意した。SDGsに対する取り組みは多くの分野で始まっている。人間活動が地球の未来に対して大きな影響を持っていることが解ってきており、長期的な目標を見据えた適切な社会活動が幸せな未来社会にとって重要である。 (2017年5月版) 第120回論説(1) 持続可能な開発目標(SDGs)の意味
論説委員 山口 栄輝 九州工業大学 大学院工学研究院 建設社会工学研究系
市町村管理の橋梁には、道路橋示方書に記載されていない類のものが少なからずある。また、小さな活荷重しか作用しない橋梁もあるなど、国道橋などとは大きく異なった点がある。市町村橋梁の維持管理には、そうした違いにも配慮しつつ、必要かつ十分で、実施可能な維持管理の仕組み・制度の構築が望まれる。 (2017年5月版) 第120回論説(2) 市町村の長寿命化修繕計画策定に関わって
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