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伊藤毅 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授
都市建築史を専攻する筆者からみると、建築―都市―土木は一体的なものとして理解できる。東京大学GCOEでの諸活動を通して、その事実はさらに確信されることになった。 また2011年の東日本大震災のあと、わたくしは「危機と都市」というテーマを考え続けたが、その思考もまた、建築―都市―土木を一体的なものとして連関させることが重要であることにつながっていった(伊藤毅他編著『危機と都市』左右社、2017年)。本稿では、広い視野から各領域の専門性を連携させていく意義を述べたい。
(2017年11月版)
第126回論説・オピニオン(2) 建築と土木をつなぐ愉しみ-学連携の意義
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