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日時:3月20日(火) 13:30~16:30
場所:北九州国際会議場 国際会議室(北九州市小倉北区浅野3丁目9−30)
主催:北九州市立大学
共催:土木学会環境システム委員会
後援:日本環境共生学会(予定)、廃棄物資源循環学会九州支部
言語:日英同時通訳
参加定員:110名(参加費無料)
主旨:
アジアの諸都市では、経済成長、人口増加とともに都市ごみの増加に直面している。公的な収集システムがそれに追随できない場合、河川等への不法投棄による環境問題、ウェストピッカー等の社会問題等の二次的な問題を引き起こしつつある。これに対して、インドネシアでは「ごみ銀行(Waste Bank)」という独自のコミュニティベースの資源循環システムが存在しており、全国に拡大している。
本シンポジウムでは、途上国におけるコミュニティベースの資源循環システムを対象に、途上国の都市ごみ収集・処理の現状と課題を考察する。インドネシアの「ごみ銀行」に関する研究結果として、環境面・費用効率面での貢献度や住民意識調査の結果等を報告する。そして、この分野の専門家に議論に加わっていただく形でワークショップを開催し、考察を深めていきたいと思います。
プログラム:
13:30~13:35 開会挨拶
基調講演
13:35~14:05 インドネシア・パダン市における大学発「ごみ銀行」の取り組み
Slamet Raharjo (インドネシア・アンダラス大学・講師)
第1部 アジアにおけるコミュニティベース資源循環の事例報告
14:05~14:35 インドネシア・デポック市及びバリ州への「大崎システム」技術移転事業
松元昭二(鹿児島県大崎町住民環境課 課長補佐兼環境対策係長)
14:35~14:55 マレーシアにおける事例報告
Fauziah Binti Shahul Hamid(マレーシア・マラヤ大学・講師)
14:55~15:15
コミュニティベースシステムにおける「ごみ銀行」の位置づけ
関戸知雄(宮崎大学工学部・准教授)
休憩 15:15~15:20
第2部 インドネシアの「ごみ銀行」の成立要件と有効性(旭硝子財団研究助成事業プロジェクト報告)
15:20~15:30 プロジェクト概要説明
松本 亨(北九州市立大学国際環境工学部・教授)
15:30~15:45 住民意識調査から見る成立要件
インドリヤニ ラフマン(北九州市立大学国際環境工学部・研究員)
15:45~16:00 環境面・費用効率面での貢献度
Hafizhul Khair(北九州市立大学国際環境工学部・博士後期課程)
第3部 ディスカッション
16:00~16:45
<お問い合わせ、申込先>
北九州市立大学国際環境工学部 安村
TEL/FAX: 093-695-3719
E-mail: j-yasumura@kitakyu-u.ac.jp