■題 目:住民参加によるリデュースとリサイクル -生ごみへの対策と意義-
■日 程:平成29年6月23日(金)13:30~17:00
■場 所:北海道大学 学術交流会館 講堂
■主 催:北海道大学大学院工学研究院
循環・エネルギー技術システム分野/循環計画システム研究室
■共 催:土木学会環境システム委員会
■後 援:北海道バイオマスネットワーク会議、NPO法人バイオマス北海道、
NPO法人最終処分場技術システム研究協会
■資料代:1,000円
■趣 旨:
国連が掲げている「持続可能な開発目標」にも、食品ロスを減少させることが目標の一つとして掲げられており、近年改めて食品廃棄物の取り組みが注目されています。その中で、家庭系生ごみのリデュースとリサイクルを促進させていくためには、住民の協力が必要不可欠であり、その仕組みづくりが重要となっています。
そこで本セミナーでは、大都市における生ごみのリデュース・リサイクルの取り組み事例と官民連携で生ごみのメタン発酵を実施している事例、下水処理場で多部局連携による生ごみと下水汚泥の混合メタン発酵を実施している事例についてご紹介頂きます。寄附分野の進捗状況もご報告させて頂いたのち、後半の総合討論では、今後生ごみをリデュース・リサイクルすることの意義を再確認するとともに、住民協力も含めた今後の推進方策について会場の皆様と議論いたします。
■プログラム:
1.開会挨拶
古市 徹(北海道大学 循環・エネルギー技術システム分野 客員教授)
藤田 壮(土木学会 環境システム委員会 委員長、
国立環境研究所 社会環境システム研究センター センター長)
2.講演
1)さっぽろの生ごみの減量とリサイクル
浅山信乃(札幌市 環境局 ごみ減量推進担当課長)
2)土浦市のごみ減量とリサイクル推進に向けた取組み -生ごみ分別収集事業について-
中島朋子(土浦市 市民生活部 環境衛生課 クリーン推進係 主査)
3)市民・事業者・行政の協働による生ごみの資源化
江蔵正治(恵庭市 生活環境部 環境政策室 計画調整課 課長)
循環・エネルギー技術システム分野の進捗報告
4)廃棄物系バイオマスのバイオガス化事業のFS検討(その3)
五十嵐正(大成建設(株)環境本部 環境イノベーション推進部 次長)
5)将来の社会変化を見すえたバイオマスのエネルギー事業の普及方策について
島田克也(いであ(株)執行役員 国土環境研究所長代理)
6)有機物埋立最終処分場におけるMBT導入の効果
宇佐見貞彦(八千代エンジニヤリング(株)総合事業本部 上級フェロー)
3.総合討論
コーディネーター:
佐藤昌宏(北海道大学 循環計画システム研究室 助教)
パネリスト:
浅山信乃(札幌市 環境局 ごみ減量推進担当課長)
中島朋子(土浦市 市民生活部 環境衛生課 クリーン推進係 主査)
五十嵐正(大成建設(株)環境本部 環境イノベーション推進部 次長)
島田克也(いであ(株)執行役員 国土環境研究所長代理)
宇佐見貞彦(八千代エンジニヤリング(株)総合事業本部 上級フェロー)
4.閉会挨拶
石井一英(北海道大学 循環計画システム研究室 准教授)
■意見交換会(17:30~ 約2時間):
場所 :京王プラザホテル札幌1階 GLASS SEASONS(〒060-0005 札幌市中央区北5条西7丁目2-1)
参加費:4,500円
※詳細は、HP(http://labs.eng.hokudai.ac.jp/labo/mces/)をご覧ください。
【連絡先】 北海道大学 藤山淳史 fujiyama@eng.hokudai.ac.jp, 011-706-7581