平成27年9月台風17号・18号の通過に伴い,関東地方では豪雨被害や土砂災害が広範囲で発生しました.特に,鬼怒川では関東地方の一級河川では29年ぶりの堤防決壊が生じ,甚大な被害が発生しました.土木学会と地盤工学会は、水工学・地盤工学等の専門家による合同調査団(団長:山田正、中央大学教授)を発足させ,調査・解析を行ってきました.そこで,調査結果を共有する場として,下記の通り速報会を開催いたします.多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます.
※本報告会は土木学会のCPDプログラムです(JSCE15-1071)ならびに地盤工学会のG-CPDプログラムです.
この速報会は公益財団法人 河川財団の河川整備基金の助成を受けて実施いたします。
主催:土木学会水工学委員会,土木学会地盤工学委員会,土木学会関東支部,地盤工学会
日時:平成27年12月15日(火)13:30-16:30(開場13:00)
場所:主婦会館7Fカトレア(JR「四ッ谷駅」 麹町口 徒歩1分 )
プログラム:(タイムスケジュールは今後変更する可能性があります)
<司会:清水義彦先生(群馬大学)>
13:30~13:35 開会挨拶 土木学会水工学委員会委員長・中北英一(京都大学)
13:35~14:00 今次災害の全体像と特徴 山田正(中央大学)
14:00~15:10 気象・氾濫・避難状況
山田朋人(北海道大学)
大槻順朗(東京理科大学)
白川直樹(筑波大学)
15:10~15:20 休憩
<司会:岡村未対(愛媛大学)>
15:20~16:30 堤防被災・土砂災害
二瓶泰雄(東京理科大学)
村上 哲(茨城大学)
坂本淳一(中央開発(株))
田中規夫(埼玉大学)
櫻井正明((株)山地防災研究所)
16:30~16:35 閉会挨拶 土木学会地盤工学委員会委員長・後藤聡(山梨大学)
参加方法:参加費無料,要事前申し込み(満員の際には入場できない場合がございますことをご承知おき下さい,定員150名).
以下の土木学会ホームページよりお申し込みください.
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp
「お申込み後、メール参加券をお送り致しますので、プリントアウトして当日ご持参下さい.」
備考:
速報会終了後,報道機関向けの記者会見を別途行います.
以上.