土木学会水工学委員会では,平成 28年熊本地震が白川および緑川水系の安全度に与える影響を明らかにするために調査団を編成し,地震によって発生した堤防の破壊や斜面崩壊による土砂の河川への流入など,大規模な水害・土砂災害を発生させる可能性のある現象を中心に調査すると共に,直下型地震による河川災害や土砂災害の対策に向けての提言を行いました.調査団の報告会を下記のとおり開催しますので,ご参加お願い申しあげます.
日時:平成29年5月18日(木)14:00~17:30【開場:13:30】
会場:熊本大学工学部百周年記念館(熊本市中央区黒髪2-39-1)
主催:土木学会水工学委員会,熊本大学工学部
後援:国土交通省九州地方整備局,熊本県,熊本市
※参加無料.事前申込み不要.会場へ直接お越し下さい.会場定員が250名程度のため,超過の場合はお断りすることもあります.
※CPDについて CPDを貯めていらっしゃる方々のうち、その登録先で受講証明書が必要な場合は、その登録先の所定の様式に必要事項をご自身で記載して、それを当日ご持参ください。受付にて証明印を押印いたします。認定番号JSCE17-0378、単位数3.5。
【プログラム】
14:00 開会
調査団長挨拶 大本照憲(熊本大学)
主催者挨拶 尾原祐三(熊本大学)
国土交通省挨拶 佐藤克英(河川部長)
14:15 九州地方整備局からの話題提供 佐藤克英
14:30 熊本県からの話題提供 乙丸正彦(土木部河川課)
14:45 調査団報告
・地震による河川災害全体について 大本照憲(熊本大学)
・地震による河川堤防被害について 石蔵良平(九州大学)、二瓶泰雄(東京理科大学)
・地震による土砂流出について 竹林洋史(京都大学)
・白川河口干潟の土砂堆積について 小森田智大(熊本県立大学)
・白川への流木流出について 矢野真一郎(九州大学)
・水力発電施設被災について 田代喬(名古屋大学)
16:30 パネルディスカッション ~地震と豪雨の複合災害を最小化するために必要なこと~
・コーディネーター 大本照憲(熊本大学)
・パネラー 矢野真一郎(九州大学)、 二瓶泰雄(東京理科大学) 、竹林洋史(京都大学)、佐藤克英(国土交通省) 、 丸尾 昭(熊本県)、岡 祐二(NPO法人全国水環境交流会)
17:30 閉会
連絡先:熊本大学工学部社会環境工学科 大本照憲:096-342-3543
添付 | サイズ |
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報告会チラシ案0427Final.pdf | 939.47 KB |