平成28年8月、観測史上初めて3つの台風が北海道を直撃し、さらに10号台風が接近したために記録的な大雨となり、北海道で戦後最大の大雨被害もたらした昭和56年災害以来の甚大な被害をもたらした。直轄で管理する河川だけでも4カ所が破堤し、家屋の浸水の他、優良な農地が基盤ごと流されるなど生産空間に深刻な被害をもたらした。また、国道やJR も全道各地で大雨による土砂崩れや橋台橋脚の洗掘による落橋等により長期にわたって通行止めを余儀なくされた。札幌と帯広を結ぶ幹線道路である国道274号日勝峠については、約40kmにわたって現在も通行止めとなっている。
本報告会は、平成28年8月北海道豪雨災害の被災状況と復旧状況、災害を踏まえた対応等について報告する。
日 時: 2017年4月13日(木)14:00~17:00 予定
場 所: 土木学会講堂(東京都新宿区四谷1丁目 外濠公園内)
主 催:土木学会 減災・防災委員会
後 援:国土交通省 北海道開発局
プログラム:
開 会
挨 拶
平成28年8月北海道豪雨災害被災とその影響、そしてこれから
国土交通省北海道開発局 局長 今 日出人
2016年8月北海道豪雨調査団調査概要
2016年8月北海道豪雨調査団 団長 清水康行(北海道大学)
北海道大雨激甚災害を踏まえた今後の水防災対策のあり方
平成28年8月北海道大雨激甚災害を踏まえた水防災対策検討委員会委員長 山田 正(中央大学)
参加費:無料
定 員:100名(申込み先着順)
申込方法: 土木学会ホームページ にて申し込み
お申込み後、メール参加券をお送り致しますので、プリントアウトして当日ご持参下さい.
【問合せ先】
公益社団法人 土木学会 研究事業課 工藤
TEL:03-3355-3559/E-mail:kudo@jsce.or.jp