平成25年11月8日にフィリピン中部を襲った台風Haiyan(フィリピン名:Yolanda)は、多くの人命を奪い、大きな物的被害をもたらしました。土木学会(JSCE)はフィリピン土木学会(PICE)と合同でこの災害を学術面から調査し、災害発生の要因・メカニズムに関する貴重な知見・教訓を得て、復旧・復興や今後の災害に対する被害の軽減に活用されることを目的とし、調査団を派遣することとしましたので、次のとおりお知らせいたします。
調査日程
12月11日(水)~17日(火)
調査団構成
JSCE側
団 長:田島芳満(東京大学)
副団長:安田誠宏(京都大学)
団 員:川崎浩司(名古屋大学)
信岡尚道(茨城大学)
宮本 守(ICHARM土木研究所)
有川太郎(港湾空港技術研究所)※調査期間:12/3-7に先行調査
浅野 雄司(オリエンタルコンサルタンツ)
伊東 淳(オリエンタルコンサルタンツ)
PICE側
団 長:Benito M. Pacheco PICE前会長(フィリピン大学教授)
団 員:Romeo S. Momo PICE会長(フィリピン公共事業道路省次官)が同行するほか、
海岸工学、構造工学、環境工学の専門家がメンバーとして参加
調査場所
フィリピン・レイテ島 タクロバン市および周辺地域
調査項目
沿岸部の高潮による被害調査および浸水の痕跡調査、強風による建物被害調査など
土木学会事務局
公益社団法人 土木学会
研究事業課 沖いづみ
TEL 03-3355-3559