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九州北部豪雨災害調査団派遣
投稿者:事務局 投稿日時:水, 2012-08-15 10:38
土木学会九州北部豪雨災害調査団調査計画
- 目 的:
平成24年7月に九州北部を2度にわたり襲った豪雨災害は甚大な被害を熊本・大分・福岡・佐賀県域を中心にもたらした.そこで,土木学会として調査団を組織し,広大な範囲で発生した河川災害の基礎調査と各災害の発生機構の解明を試みることにした.
- 活動概要:
小松九大特命教授を団長として,その下に総括幹事(1名)と各河川ごとの担当幹事(7名)を配置,総勢約30名の体制で調査団を組織した.主に,九州地区の大学研究者と民間企業で構成している.重点的な調査地点としては,熊本県:阿蘇周辺の土石流,白川・菊池川(合志川)の氾濫,福岡県:山国川,遠賀川,筑後川支川,矢部川破堤箇所と上流土砂災害,大分県:筑後川支川(花月川),大野川(玉来川),佐賀県:六角川(牛津川)などである.また,水力発電所の被災状況調査,ダム建設計画に関連した防災効果の検証,などについても併せて調査する予定にしている.さらに,地盤工学会の土砂災害調査団とも連携しながら,総合的な調査を行うことを計画している.
- 調査団メンバー:(8/7 現在)
- 小松 利光(団長) 九州大学
- 矢野 真一郎 九州大学
- 橋本 彰博 九州大学
- 島谷 幸宏 九州大学
- 橋本 晴行 九州大学
- 塚原 健一 九州大学
- 清野 聡子 九州大学
- 田井 明 九州大学
- 西山 浩司 九州大学
- 大本 照憲 熊本大学
- 山田 文彦 熊本大学
- 北園 芳人 熊本大学
- 山尾 敏孝 熊本大学
- 柿本 竜治 熊本大学
- 葛西 昭 熊本大学
- 中条 壮太 熊本大学
- 重枝 未玲 九州工業大学
- 秋山 壽一郎 九州工業大学
- 赤司 信義 西日本工業大学
- 大串 浩一郎 佐賀大学
- 池畑 義人 日本文理大学
- 泉 典洋 北海道大学
- 岡村 未対 愛媛大学
- 二瓶 泰雄 東京理科大学
- 大槻 順朗 東京理科大学
- 田中 健路 広島工業大学
- 藤堂 正樹 パシフィックコンサルタンツ(株)
- 中村 茂 パシフィックコンサルタンツ(株)
- 松田 浩一 パシフィックコンサルタンツ(株)
- 菊池 圭介 パシフィックコンサルタンツ(株)
- 新村 卓也 パシフィックコンサルタンツ(株)
- 三宅 淑正 パシフィックコンサルタンツ(株)
- 桑原 正人 パシフィックコンサルタンツ(株)
- 調査スケジュール(案):
8月初旬: 事前調査
8月9日: 第1回全体会議(CTI福岡ビル1F会議室)
8月後半~10月: 本格調査
9月: 第2回全体会議(福岡市内)
10月~H25年1月: 報告書執筆,編集作業
12月14日: 環境省地球環境プロジェクト(S8)シンポ(九大春日キャンパス)での報告
1月ごろ: 第3回全体会議(福岡市内)
3月: 水工学講演会(名古屋)の河川災害シンポでの報告
3月以降: 全体報告会(地盤工学会との合同?):福岡,熊本での開催
- 本調査団の事務局連絡先:
九州大学大学院工学研究院環境社会部門 矢野真一郎
〒819-0395 福岡市西区元岡744
TEL: 092-802-3414,092-802-3414
e-mail: yano@civil.kyushu-u.ac.jp