現在地
関東
- 名称
- 鬼怒川発電所 黒部ダム
きぬがわはつでんしょ くろべだむ
- 所在地
- 栃木県日光市
- 竣工年
- 1913(大正2)年、1989(平成元)年改造
- 選奨年
- 2018年 平成30年度
- 選奨理由
- 鬼怒川発電所 黒部ダムは、大正期初頭に建造された本邦初の発電用重力式Cダムで、近代化を牽引した土木技術の精華を伝える、湾曲線が壮麗・重厚な土木遺産です。
![](/heritage/system/files/2018_07.jpg)
- 名称
- 上毛電気鉄道関連施設群
じょうもうでんきてつどうかんれんしせつぐん
- 所在地
- 群馬県前橋市,みどり市,桐生市
- 竣工年
- 1928(昭和3)年
- 選奨年
- 2018年 平成30年度
- 選奨理由
- 上毛電気鉄道関連施設群は、地域の発展を支え、カスリーン台風の被害から早期に復旧し、地域の復興に寄与した歴史を今に伝える貴重な土木遺産です。
- 名称
- 横浜港ハンマーヘッドクレーン
よこはまこうはんまーへっどくれーん
- 所在地
- 神奈川県横浜市
- 竣工年
- 1914(大正3)年
- 選奨年
- 2018年 平成30年度
- 選奨理由
- 横浜港ハンマーヘッドクレーンは、我が国のクレーンによる荷役の先駆けとして堅固な基礎により建設以来百年以上も使用され、横浜港の基礎を築いた貴重な土木遺産です。
- 名称
- 北用水樋門
きたようすいひもん
- 所在地
- 茨城県北相馬郡利根町
- 竣工年
- 1900(明治33)年
- 選奨年
- 2018年 平成30年度
- 選奨理由
- 北用水樋門は、現存する茨城県最古の煉瓦造りの樋門であり、小貝川周辺地域で、当時盛んに行われた利水事業に関し、今に残る唯一の土木構造物です。
- 名称
- 油壺験潮場旧建屋
あぶらつぼけんちょうじょうきゅうたてや
- 所在地
- 神奈川県三浦市
- 竣工年
- 1894(明治27)年
- 選奨年
- 2018年 平成30年度
- 選奨理由
- 油壺験潮場旧建屋は我が国の初期の測量技術を今に伝え、日本の標高の基準である「日本水準点」の管理に重要な役割を果たしてきた貴重な土木遺産です。
★画像★
- 名称
- 玉川橋
たまがわばし
- 所在地
- 埼玉県ときがわ町
- 竣工年
- 1921(大正10)年竣工, 1987(昭和62)年度高欄改装。
- 選奨年
- 2017年 平成29年度
- 選奨理由
- 大正10年に完成した清流・都幾川に架る埼玉県最初のRCアーチ橋であり、景観上も優れた貴重な土木遺産である。
- 名称
- 里川水系水力発電所群
さとがわすいけいすいりょくはつでんしょぐん
- 所在地
- 茨城県常陸太田市、日立市
- 竣工年
- 1908(明治41)年~1926(大正15)年
- 選奨年
- 2017年 平成29年度
- 選奨理由
- 茨城県で最初に電源開発された水系にかかる発電所群で地域の近代化に貢献すると共に当時の建設技術を今に伝える貴重な土木遺産である。
- 名称
- 東武鉄道渡良瀬川橋梁・砥川橋梁
とうぶてつどうわたらせがわきょうりょう・とがわきょうりょう
- 所在地
- 渡良瀬川橋梁:栃木県佐野市~群馬県館林市 砥川橋梁:栃木県日光市
- 竣工年
- 渡良瀬川橋梁:1914(大正3)年頃 砥川橋梁:1896(明治29)年製、1946(昭和21)年転用
- 選奨年
- 2017年 平成29年度
- 選奨理由
- 英国製から米国製への移行期以降の輸入トラス2橋で、細身の鋼材の繊細さと煉瓦および石積による橋脚が歴史的風格を醸す土木遺産である。
- 名称
- 亀甲橋
きこうばし
- 所在地
- 山梨県山梨市
- 竣工年
- 1933(昭和8)年
- 選奨年
- 2017年 平成29年度
- 選奨理由
- 昭和8年に架橋された県内では珍しい3連の下路式アーチ鋼橋であり、秩父往還の要所として地域で親しまれてきた土木遺産である。
- 名称
- 万内川砂防堰堤群・日影沢床固工群
ばんないがわさぼうえんていぐん・ひかげざわとこがためこうぐん
- 所在地
- 新潟県妙高市
- 竣工年
- 1921(大正10)~1934(昭和9)年
- 選奨年
- 2017年 平成29年度
- 選奨理由
- 現地産の石を極めて精巧に組んで作られた石積構造の堰堤であり、周囲の自然と調和した美しさを持つ貴重な土木遺産である。
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