((一社)日本環境アセスメント協会 平成26年度公開セミナー)
地球温暖化の適応策を考える
1.趣旨
地球温暖化への対策としては,温暖化の進行を防止するために原因物質の排出を抑制する緩和策と,温暖化に伴う現象に対応することによって悪影響を軽減する適応策が両輪と言えます。これまでの地球温暖化対策における議論では緩和策が先行していましたが,近年,適応策についても活発な議論が行われるようになってきました。一方で,ここ数年,各地で発生している観測史上初といった異常気象による洪水被害や今年夏のデング熱への多数の感染など,地球温暖化の影響を否定できない事象が発生しています。このため地球温暖化適応策の展開は,緊急的で重要な社会的課題となってきていると考えられます。このような状況を踏まえて,地球温暖化対策のうち適応策についての講演と議論によって,今後の展開について認識を深める機会を持ちたいと考えます。
記
●主催 (公社)土木学会(環境システム委員会)
●共催 (一社)日本環境アセスメント協会
●日時 平成26年12月24日(水) 13:30~16:30
●場所 桜美林大学四谷キャンパスB1(地下ホール)
JR,東京メトロ・四ツ谷駅より徒歩3分。詳細は下記URLで確認ください。
http://www.obirin.ac.jp/access/yotsuya/index.html
●参加費 無料
●定員 80名
(土木学会HP上の募集定員とは異なります。共催団体と同時並行で募集しているためです。)
●プログラム(講演題目,発表者は予定です。都合により変更する場合がありますがご了承ください)
13:30~13:35 開会挨拶(土木学会環境システム委員会)
13:35~14:05 地球温暖化対策の展開と適応策の位置づけ
原澤英夫( (独)国立環境研究所/理事)
14:05~14:40 アジア・日本における気候変動影響と適応策
肱岡靖明((独)国立環境研究所社会環境システム研究センター環境都市システム研究室/室長)
14:50~15:25 水分野における気候変動影響と適応策
沖大幹(東京大学生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター/教授)
15:25~16:00 健康影響と適応策
本田靖(筑波大学体育系/教授)
16:05~16:25 総合質疑
16:25~16:30 閉会挨拶((社)日本環境アセスメント協会)
●申込方法
土木学会ホームページ(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)より専用フォームにてお申込下さい。申込みが完了すると確認メールが届きます。そのメールが参加券になりますので、印刷して当日ご持参下さい。
●申込締切
12月17日(水)17:00
●問い合わせ(内容等):和歌山工業高等専門学校環境都市工学科 鶴巻峰夫
E-mail:tsurumaki@wakayama-nct.ac.jp
●問い合わせ(手続き等):土木学会事務局研究事業課 (当行事担当:佐藤雅泰)
TEL:03-3355-3559【課直通】
住 所 〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内)
●CPD:このセミナーは建設系CPD協議会の認定プログラムです。(手続き中)