趣旨:
ラムサールセンター(RCJ)は、ラムサール条約が求めるCEPA(Communication, Education, Participation and Awareness)の一環として、同条約登録湿地をフィールドとして活動する内外の子ども達の啓発とネットワーク化を促す「ESDのためのKODOMOラムサール」事業を2011年度より実施してきた。今般、3年間の活動のまとめとして、内外のステークホルダーによる成果と課題の整理、評価、分析を行うための国際評価ワークショップを行う。あわせて、同事業が目標としてきた「ESDに関するユネスコ世界会議」(2014年11月、岡山県、愛知県で開催)への具体的な貢献に向けて、次年度以降の行動方針を検討する。
本ワークショップは、「ESDのためのKODOMOラムサール」拡大実行委員会としても位置づけ、公開で行う。
日時:2014年3月22日(土)10:00~17:30
会場:桜美林大学プラネット淵野辺キャンパス(PFC)201教室(神奈川県相模原市中央区淵野辺4-16-1)
主催:ラムサールセンター(RCJ)
共催:土木学会環境システム委員会
プログラム(案)
10:00 開会挨拶:安藤元一実行委員(東京農業大学教授/RCJ会長)
10:10 第1部:「KODOMOラムサール-3年間の活動報告-」
1.活動報告:中村玲子(RCJ事務局長)
2.タイにおけるKODOMOラムサールの成果と課題-アジアと日本国内において-
川嶋宗継実行委員(チェンマイ大学客員教授)
3.現地パートナーからの報告
(1)サンサニー・チョーウさん(タイ・マヒドン大学環境資源研究学部准教授)
(2)チチョン・パララクシさん(タイ・チェンマイ大学理学部准教授)
12:00 昼食
13:00 第2部:「KODOMOラムサール 3年間の評価-今後の活動に向けて-」
1.各立場からの講評 司会:武者孝幸実行委員(RCJ副会長)、川嶋宗継実行委員
(1)中村大輔実行委員(KODOMOラムサールファシリテーター・滋賀県教員)
「ESDのためのKODOMOラムサールがめざしたもの-プログラムとゴール」
(2)藤倉まなみ実行委員(アドバイザー専門家・桜美林大学教授)
「KODOMOラムサールの成果と課題」(仮題)
(3)佐藤真久実行委員(アドバイザー専門家・東京都市大学教授)
「学術的な視点からみたKODOMOラムサールの成果分析」(仮題)
(4)名執芳博実行委員(長尾自然環境保全財団)
「ESD運動全体に果たした「KODOMOラムサール」の役割とその課題」(仮題)
(5)阿部弘実行委員(積水化学工業CSR部環境経営グループ長)
「企業としてKODOMOラムサールに参加して」(仮題)
(6)岡野香子さん(共催団体指導者/宮島沼・水鳥湿地センター)
「子どもたちはなにを学んだか」
(7)山本賢樹さん、佐藤奈津子さん(参加者代表)
「私たちが学んだこと」
15:40 2.自由討議
参加者間での討議
3.ユネスコESD世界会議に向けて(次年度方針)
4.まとめ
17:30 閉会挨拶
※使用言語:日本人:日本語、外国人:英語(通訳をつけます)
※終了後、懇親会をおこないます。
問い合わせ・連絡先:桜美林大学 藤倉まなみ fujikura@obirin.ac.jp