LSA環境講演会・研究成果発表会
1. LSA環境講演会-日 時:平成30年6月5日(火) 13:30~17:15 (受付は13:00~13:30)
会 費:LSA環境講演会 無料(ただし、資料代2,000円)
※講演会終了後、懇親会を予定しています。是非ご参加下さい。懇親会費 5,000円。
2.研究成果発表会-日 時:平成30年6月6日(水) 10:00~16:30 (受付は9:30~10:00)
会 費:3,000円(研究報告概要書)
3.場 所
(財)北区文化振興財団「北とぴあ」「つつじホール」(JR王子駅北口下車徒歩2分)
住所:〒114-8503 東京都北区王子1-11-1
電話:03-5390-1100 http://www.kitabunka.or.jp/
4.主催等
主催:NPO最終処分場技術システム研究協会
共催:土木学会環境システム委員会
5.プログラム
1)LSA環境講演会―平成30年6月5日(火)
2)テーマ “SDGsと廃棄物処理・最終処分場”
開催概要
2015年9月、国連サミットにおいて「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択された。このアジェンダに記載された17ゴール169ターゲットのSDGs(Sustainable Development Goals)は、全ての国が取り組む2030年までの国際目標である。SDGsの17ゴールのうち、廃棄物・資源循環に係るゴールは、ゴール6(水と衛生)、ゴール11(持続可能な都市)、及びゴール12(持続可能な生産と消費)である。我が国では、2016年12月に実施指針を策定し、2017年12月には「SDGsアクションプラン2018」を公表し、8つの優先課題と具体的施策を掲げ、これらの取り組みを実施しつつ、さらに具体化・拡充し、日本の「SDGsモデル」の構築を目指している。「SDGsアクションプラン2018」のうち、廃棄物・資源循環に関係する施策としては、優先課題④「持続可能で強靭な国土と質の高いインフラ整備」で掲げる「大規模災害に備えた廃棄物処理体制」、優先課題⑤「省エネ・再エネ、気候変動対策、循環型社会」で掲げる「地域のエネルギーセンターとしての廃棄物処理施設の整備」、「低炭素化に資する地域循環圏構築の促進」、「日本の循環型産業の戦略的国際展開・育成」、「低炭素技術・3Rの国際協力」があげられている。我が国の準好気性埋立技術は、温室効果ガスの発生を抑制するとともに、水環境の汚染を最小化する技術として、広く開発途上国において採用されつつある。また、排出抑制・分別収集・リサイクル等の技術も、開発途上国への展開が進んでいる。
さらに、首都直下地震や南海トラフ巨大地震等の大規模災害に備えた最終処分場の確保は重要な課題といえ、NPO・LSAでは、巨大災害発災時の災害廃棄物処理のあり方等について検討してきたところである。このような認識から、我が国の廃棄物処理行政の動向とアクションプランに対する取り組み、廃棄物処理とSDGsの関係、SDGsに関係する海外での取り組みについて関係者からご講演をいただき、SDGsの達成に向けて最終処分場が進むべき方向を探りたい。
講演概要(内容等は、一部変更の可能性あり)
13時00分 受付開始
13時30分 開 会 LSA副理事長 宇佐見貞彦
特別講演 13時35分~14時35分
“最近の廃棄物行政の動向とSDGsの取り組み” 環境省環境再生・資源循環局 廃棄物適正処理推進課
休憩 14時35分~14時45分
講演1 14時45分~15時45分
“廃棄物処理とSDGs・IoT” 国立環境研究所 社会環境システム研究センター
環境社会イノベーション研究室室長 藤井 実
講演2 15時45分~16時15分
“持続可能で強靭なまちづくりのための大規模災害に備えた廃棄物処理体制” 環境省環境再生・資源循環局災害廃棄物対策室
休憩 16時15分~16時30分
講演3 16時30分~16時50分
“アジアにおける廃棄物処理ビジネスの展開の現状と今後について” 株式会社エックス都市研究所 取締役会長 大野眞里
講演4 16時50分~17時10分
“クリーンダッカ・プロジェクト”~ごみ問題への取り組みがもたらした社会変容の記録~ 八千代エンジニヤリング 国際事業本部 石井明男
閉 会 17時15分 LSA副理事長 宇佐見貞彦
2)平成29年度研究成果発表会-平成30年6月6日(水)
09時30分 受付開始
10時00分 開会 普及・啓発委員会委員長 青山 克巳
10時05分 開会挨拶 LSA理事長 上田 滋夫
LSA活動報告
10時10分~10時30分 最終処分場機能検査者資格への取組み
LSA理事長 上田 滋夫
10時30分~10時50分 『APLAS 2018 東京』開催に向けて
明星大学理工学部総合理工学科 宮脇 健太郎
特別企画 海外研究発表
10時50分~12時20分 韓国SLC研究成果報告、APLAS香港での研究成果報告
LSA副理事長・国際委員長 石井 一英
休憩 12時20分~13時30分
研究成果報告
13時30分~13時40分 平成29・30年度の研究体制について
研究展開委員長 薦田 敏郎
13時40分~14時20分 特別研究A・Bグループ(発表・質疑応答含む)
特別研究グループリーダー 石井 一英
14時20分~14時50分 行政研究A・Bグループ(発表・質疑応答含む)
行政研究グループリーダー 宇佐見 貞彦
休憩
14時50分~15時05分
研究成果報告
15時05分~15時40分 調査研究1-1・1-2グループ(発表・質疑応答含む)
調査研究1グループリーダー 海老原 正明
15時40分~16時20分 調査研究2-1・2-2・3グループ(発表・質疑応答含む)
調査研究2グループリーダー 松本 良二
調査研究3グループリーダー 則松 勇
16時20分~16時30分 総括・30年度の研究活動に向けて
研究展開委員長 薦田 敏郎
閉会挨拶 (事務連絡) 普及・啓発委員会委員長 青山 克巳
連絡先
北海道大学大学院工学研究院 教授 石井一英
TEL 011-706-7284
E-mail: k-ishii@eng.hokudai.ac.jp