(最終更新日:2013.09.11)
土木学会 ダイバーシティ推進小委員会では、今年も、「女子中高生夏の学校 2013 ~科学・技術者のたまごたちへ~」に参加しました。
開催日:2013年8月8日(木)〜10日(土)
土木学会 ダイバーシティ推進小委員会では、今年も「女子中高生夏の学校 2013 〜科学・技術者のたまごたちへ〜」に参加しました。
写真とともにご報告します。
(本ページのすべての写真は、山田菊子撮影)
■ 開催概要
「女子中高生夏の学校 2013 〜科学・技術者のたまごたちへ〜」
主催:独立行政法人 国立女性教育会館、
日本学術会議「科学と社会委員会 科学力増進分科会」「科学者委員会 男女共同参画分科会」
協力:男女共同参画学協会連絡会 ※土木学会は協賛しました。
日時:2013年8月8日(木)〜10日(土)
会場:独立行政法人国立女性教育会館(埼玉県比企郡嵐山町菅谷728番地)
参加者:科学・技術の分野に興味・関心のある女子中学3年生・女子高校生132名
保護者・教員等 30名
■ 参加報告
○土木学会の関与
土木学会からは今年も岡村美好委員長が企画委員として参加するとともに、以下のように協力しました。
- 協賛(土木学会)
- 「バーチャル職場探訪」の実施(岡村)
- 「保護者向けプログラム」の実施(岡村)
- 「ポスター展示とキャリア相談」(コンサルタント委員会市民交流研究小委員会)
- グッズの提供(土木学会、ダイバーシティ推進小委員会委員の所属組織)
○女性科学・技術者のバーチャル職場探訪
岡村美好委員長が企画・運営し、平永佐知子委員が司会を務めました。鉄道系3社と会場を web 会議システムで結び、各社の女性技術者の仕事や暮らしを紹介しました。
○ポスター展示とキャリア相談
土木分野からは土木学会、地盤工学会、土木技術者女性の会、関東学院大学土木系女子学生の会、水環境学会が出展しました。
<土木学会>
紙3枚で橋を架けるという課題に技術者が取り組むと…(中央)。またPETボトル,砂,コピー用紙でトンネルの断面形状は、「○」「△」「□」のどれが一番強いか確認しました(右)。シンプルかつわかりやすい実験装置は、出展した他学協会からの見学者も…。
<地盤工学会>
水槽での液状化実験と、ペットボトルで作る簡単でかわいい液状化実験装置「エッキー」で、地震の際の液状化を再現する実験を実演しました。
<土木技術者女性の会>
アーチ橋を作る実験です。うまく出来上がったとき、崩れる時には何度も大きな歓声が。「ドボジョ」「くしの葉作戦」の知名度はまだまだ低く…。
<関東学院大学土木系女子学生の会>
きれいな色の小さなツルツルな泥団子を作りました。キットは学生の手づくりとか。
<水環境学会>
「水環境に関わる仕事」をブレーンストーミング。結果をポスターに貼って共有しました。説明者もびっくりの仕事も発見。
○ 保護者と科学・技術者、大学生、新社会人との座談会
岡村美好委員長が企画、運営、司会を務め、大学生や若手社会人となった理系女性と保護者との座談会を実施しました。
○グッズの提供
夏の学校では、女子中高生は講演や実験に参加するだけでなく、チームに分かれて先輩TAが企画したサイエンスクイズなどで競いながら交流を深めます。最終日の表彰式には、クイズなどの成績に応じてチームごとに企業や団体からのグッズが景品としてプレゼントされます。土木学会からの100周年記念グッズ、当小委員会委員の所属組織からも各組織のグッズのご提供をいただきました。
■ 関連リンク
- 報告記事
- これまでの「女子中高生夏の学校 ~科学・技術者のたまごたちへ~」