委員会名:土木計画学研究委員会
タイトル:災害と復興、変わりゆく“風景”の評価
・主題
東日本大震災に限らず、日本では多くの災害が起き、復興への活動が続いている。そのさなか、能登半島地震が発生した。復興におけるインフラ整備は日常生活を守る防災機能にフォーカスがあたりがちだが、生活者の日々の眺めや暮らしぶりを変える影響は極めて大きい。また、被災構造物群や治水・砂防施設等が土木遺産に認定されるなど、観光資源としての側面もあり、復興により地域そのものの価値も大きく変わるといえる。いつどこで起こるかわからない災害からの復興において、風景への配慮はどれだけなされ、どのように評価されるべきなのか?
本セッションでは、被災地におけるインフラ整備の防災機能が生活への配慮に及ぼす影響や、風景としての評価、地震に限らずさまざまな災害からの復興における計画や政策の在り方について、東日本大震災での経験や、能登半島地震の復興に向けての動向とともに討論する。
・座長
福田 大輔(東京大学)
・話題提供者
長谷川 修一(香川大学)
谷下 雅義(中央大学)
片桐 由希子(金沢工業大学)
多々納 裕一(京都大学)
谷下 雅義(中央大学)