委員会名:インフラ体力診断小委員会
タイトル:日本のインフラの体力を診断する(第3弾)
・主題
我が国における各種インフラは、戦後~高度経済成長を経て整備が進められ、国民の生命・財産を守るとともに、社会・経済・くらしを支えてきた。しかしながら、近年では、頻発・激甚化する自然災害やインフラの老朽化への対応が喫緊の課題となり、土木学会では、道路、河川、港湾、鉄道等の健康状態を国民と共有するために「インフラ健康診断」を実施し、公表してきた。一方、「日本のインフラは概成した」との雰囲気が広がり、インフラへの投資額が減少してきたことに対して、国際競争力・防災力の観点から「日本のインフラの実力・体力はどの程度か?十分か?」と指摘する声も大きくなってきた。そこで、土木学会では、「インフラ体力診断」を展開し、第1弾として道路、河川、港湾、第2弾地域公共交通、下水道、都市鉄道を対象として実施し、全国大会研究討論会で議論してきた。この度、公園緑地、新幹線、水資源を対象とした第3弾の体力診断をベースに、日本のインフラの強み、弱みを評価・解説するとともに、国民と共有するための工夫や今後の整備の方向性について議論する。
・座長
塚田 幸広/アジア航測株式会社
・話題提供者
インフラ体力診断の趣旨説明/家田委員長
公園緑地分野の体力診断結果/竹内主査
新幹線分野の体力診断結果/金山主査
水資源分野の体力診断結果/二瓶主査
パネルディスカッション(進行:塚田)