若手パワーアップ小委員会では、土木学会国際センターのご協力のもと、中國土木水利工程學會(CICHE)との連携を進めています。
活動実績
連携の背景
2016年5月22日(日)に台湾高雄市にて開催された第1回JSCE-CICHE Joint Workshopの会場において、以下のとおり台湾と日本の若手土木技術者の交流促進に関する話題が挙がった。
1.JSCE-CICHE Joint Workshop開催の背景
土木学会(JSCE)と、台湾の中國土木水利工程學會(CICHE)は相互交流協定を結んでおり、それぞれの年次大会への参加や、アジア土木学協会連合協議会(ACECC)での活動を通じて交流を続けている。
昨年のCICHE年次例会(年會)の際には、土木学会国際センター長の上田多門教授が、CICHEの呂会長と対談、2学会の一層の交流を促進するため、毎年Joint Workshopを開催すること(台湾・日本で交互開催)が合意され、今回の開催に至った。
なお、Joint Workshopの開催にあたっては、若手技術者や、特定の技術分野の交流促進が期待されていたが、今回は予算や準備期間の制約により、全般的な交流となった。
2.CICHEメンバーからの提案
CICHEには、若手技術者で構成される委員会(Young Engineers' Community)があり、この委員長を含むメンバー(謝彦安委員長(弁護士兼台湾大学講師)、張惠雲委員、廖硃岑委員より以下のとおり提案があった:
本委員会は40歳以下の15名で構成されており、内5名は女性である。JSCEの若手会員パワーアップ小委員会との交流について、大変関心がある。問題意識は、日本と類似しており、互いの経験や情報の共有、交流を行いたい。
また、双方の会長を含むJSCEとCICHEの幹部の会議の際、日台双方ともに、若手の交流機会を増やしたい。
3.今後の対応
互いの年次例会への参加、Joint Workshopへの参加など、共通の課題に対する情報交換などを通じて、交流を促進する。 今後のJoint Workshopについては、若手技術者や学生を招待するとともに、各若手委員会が中心となって企画、調整を行う。