ゲスト:緒方英樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:赤井のぶ
今回の放送では、お馴染みの緒方英樹さんに「【土木偉人シリーズ】慶長三陸地震津波に遭遇したスペイン人探検家・ビスカイノ」をテーマに、お話を伺いました。2011年の東日本大震災から400年前にあたる1611年にも、東北の太平洋沿岸が巨大津波に襲われていたこと、そしてその被害が三陸沿岸にとどまらず広範囲に及んでいた可能性があることなど、あらためて過去の災害記録を見直す大切さを感じさせられました。
土木学会(会長 池内 幸司)は5月25日(月)に、2025年度会長プロジェクトの成果として提言「カーボンニュートラルでレジリエントな社会づくりプロジェクト ~気候変動に対する緩和と適応に向けて、何を改善すればよいのか~」を公表いたしました。
提言「カーボンニュートラルでレジリエントな社会づくりプロジェクト ~気候変動に対する緩和と適応に向けて、何を改善すればよいのか~」
気候変動の進行により、気温上昇、海面上昇、極端気象の増加が社会経済活動に深刻な影響を及ぼし、自然災害の激甚化・頻発化が現実の課題となっている。このため、カーボンニュートラル(CN)の実現に向けた温室効果ガス排出量を削減する「緩和」と、気候変動の影響に備える「適応」を一体的に進める必要がある。土木が関わるインフラの整備・運用では、そのCO2排出は日本全体の排出量の大きな割合を占めており、インフラの「つくり方」と「使い方」を同時に見直すことは、脱炭素社会の実現に大きく寄与する。一方で、土木分野では、優れた取組が各主体で進められているにもかかわらず、全体像が十分に共有・可視化されておらず、先進事例の普及・定着が進みにくい状況にある。制度・運用面等にも課題が残されていることから、本提言では、土木分野におけるカーボンニュートラルの取組を加速することを目的に、「長期的視点」、「空間的視点」、「エネルギー形態の視点」、「レジリエンス強化の視点」から、土木分野が関与する多様な取組を体系的に示したうえで、各取組の普及・定着を図るため、基準・規制・制度・運用上の障壁を明確化し、改善の方向性を提示した。
本提言が、カーボンニュートラルでレジリエントな社会づくりに向けて、関係者間の連携を促進し、取組の具体化と普及・定着に資することを期待する。
土木分野におけるCNへの取組の全体像
2025(令和7)年度新着・お知らせ 添付サイズ 土木学会_CN提言(軽量版).pdf4.99 MB 土木学会_CN提言(印刷版).pdf59.38 MB