第52回環境システムシンポジウム
「インドネシアの環境教育:その先進性・モデル性と課題」
日時:3月29日(水) 13:30~16:30
場所:北九州国際会議場国際会議室
主催:北九州市立大学(三井物産環境基金研究助成事業)
共催:土木学会環境システム委員会
後援:日本環境共生学会
言語:日英同時通訳
参加定員:100名(参加費無料)
主旨:
都市環境の改善を図るためには、都市環境インフラの整備とともに、住民のライフスタイルの変革が求められる。環境保全意識の醸成のためには、環境教育の役割が長期的に有効であるが、途上国では多くの場合、独立した環境科目の確保困難性、教師の教授スキルの脆弱性等の問題を有している。
本シンポジウムでは、インドネシアを対象に環境教育の現状と課題を考察する。環境教育プログラムのためのホールスクールアプローチ(Whole School Approach)、現地小学校におけるPBL(Problem-based Learning)の試行と効果測定に関する研究結果等を報告する。そして、この分野の専門家に議論に加わっていただく形でワークショップを開催し、考察を深めていきたいと思います。
プログラム:
13:30~13:40 開会挨拶
13:40~14:10 基調講演
インドネシアの環境教育プログラムの到達点と新たな展開:Adiwiyataとgreen & clean school
ハリス アヌワル サフルディエ(マラン国立大学・教授)
14:10~14:30 事例報告
ミャンマーにおける北九州・マンダレー環境教育協力事業からの教訓
プレマクマラ ジャガット ディキャラガマラララゲ(地球環境戦略研究機構北九州アーバンセンター・シニアリサーチャー)
休憩 14:30~14:40
<プロジェクト報告>
14:40~14:55
プロジェクト概要説明
松本 亨(北九州市立大学国際環境工学部・教授)
14:55~15:15
インドネシアの環境教育の教材の再考:ごみ銀行と廃棄物回収人
三宅博之(北九州市立大学法学部・教授)
15:15~15:30
インドネシアの環境教育プログラムのためのホールスクールアプローチ
児玉弥生(北九州市立大学文学部・教授)
15:30~15:45
インドネシアにおけるPBL型教育モデルとしての「みどりのノート」試行結果報告
インドリヤニ ラフマン(北九州市立大学国際環境工学部・研究員)
<ディスカッション>
15:45~16:30
野村 康(名古屋大学大学院環境学研究科・准教授)
未定(北九州市環境局)
<お問い合わせ、申込先>
北九州市立大学国際環境工学部 安村淳子
TEL/FAX: 093-695-3719
E-mail: j-yasumura@kitakyu-u.ac.jp