■題 目:循環から見たエネルギーシステム
■日 程:平成28年9月14日(水)13:30~17:00
■場 所:全国町村会館 ホールA(東京都千代田区永田町1丁目11番35号)
■主 催:北海道大学大学院工学研究院
循環・エネルギー技術システム分野/循環計画システム研究室
■共 催:土木学会環境システム委員会(予定)
■後 援:北海道バイオマスネットワーク会議、NPO法人バイオマス北海道、
NPO法人最終処分場技術システム研究協会
■資料代:1,000円
■趣 旨:
将来のエネルギーの確保を論じる際には、民生(家庭・業務)、産業、運輸の部門別のエネルギー使用形態(電気、熱(冷房)、車両燃料)及びその供給(事業)主体を考える必要があります。そのような背景のもと、特に、バイオマスを循環して得られるバイオエネルギーの地産地消型エネルギーとして果たす役割は、今後ますます大きくなるだろうと期待されます。
今回のシンポジウムでは、国の研究者の立場からバイオマス利活用の全国的動向を踏まえた地域での推進方策についてご講演頂くとともに、バイオマスの循環を通した地域のエネルギーシステムの構築事例、そして自治体と民間が連携して生ごみのバイオガス化に取り組まれている事例についてご講演頂きます。後半の総合討論では、将来のエネルギーシステムを考えた場合のバイオマスの循環の重要性やその普及方策について、会場の皆様と議論いたします。
■プログラム
1.開会挨拶
古市 徹(北海道大学 循環・エネルギー技術システム分野 客員教授)
2.基調講演
地域のバイオマス利活用戦略
稲葉陸太(国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター 主任研究員)
3.講演
1)紫波町における木質バイオマス地域熱供給の取り組みについて
中尾敏夫(紫波グリーンエネルギー(株)マネージャー)
2)生ごみリサイクルがもたらす社会的効果について
小泉達也(日立セメント(株)環境事業部門 環境事業推進部長)
寄附分野の進捗報告
3)廃棄物系バイオマスのバイオガス化事業のFS検討
藤山淳史(北海道大学 循環・エネルギー技術システム分野 特任助教)
4)集落をベースとしたグリーンイノベーション
八村幸一(鹿島建設(株)環境本部 プロジェクト開発グループ グループ長)
5)北海道におけるバイオマス・資源の処理実態と課題 -広域連合型事業の展開のために-
宇佐見貞彦(八千代エンジニヤリング(株)総合事業本部 フェロー)
4.総合討論
コーディネーター:
石井一英(北海道大学 循環計画システム研究室 准教授)
パネリスト:
稲葉陸太(国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター 主任研究員)
中尾敏夫(紫波グリーンエネルギー(株)マネージャー)
小泉達也(日立セメント(株)環境事業部門 環境事業推進部長)
藤山淳史(北海道大学 循環・エネルギー技術システム分野 特任助教)
八村幸一(鹿島建設(株)環境本部 プロジェクト開発グループ グループ長)
宇佐見貞彦(八千代エンジニヤリング(株)総合事業本部 フェロー)
5.閉会挨拶
石井一英(北海道大学 循環計画システム研究室 准教授)
■意見交換会(シンポジウム終了後すぐ~ 約2時間)
場所 :全国町村会館 ホールB
参加費:5,000円
※詳細は、HP【http://labs.eng.hokudai.ac.jp/labo/mces/】をご覧ください。
※連絡先: 北海道大学 藤山淳史 fujiyama@eng.hokudai.ac.jp, 011-706-7581