■日 程:平成28年7月1日(金)13:30~17:00
■場 所:北海道大学 学術交流会館 講堂
■主 催:北海道大学大学院工学研究院
循環・エネルギー技術システム分野/循環計画システム研究室
■共 催:土木学会環境システム委員会
■後 援:北海道バイオマスネットワーク会議、NPO法人バイオマス北海道、
NPO法人最終処分場技術システム研究協会
■資料代:1,000円
■趣 旨:
昨今の人口減少やエネルギー問題など様々な問題に対して、国内外で新しいシステムの導入や取り組みが展開されつつあります。例えば、一般廃棄物処理では焼却だけに頼らないシステムの模索、木質バイオマスでは様々なスケールでのエネルギー利用が展開されています。
そこで今回のセミナーでは、今後の循環を担う技術システムとして、焼却とメタン発酵を組み合わせたコンバインドシステムや欧州で導入されているMBT、道内で導入が進んでいる木質バイオマスエネルギー利用の事例についてご講演を頂きます。後半の総合討論では、これらの技術システムが更に普及していくための条件や課題について、会場の皆様と議論いたします。
■プログラム
1.開会挨拶
古市 徹(北海道大学 循環・エネルギー技術システム分野 客員教授)
2.講演
1)効率的なエネルギー回収に向けた廃棄物処理技術の動向と課題
宇野 晋((株)タクマ 東京技術企画部 部長)
2)東南アジアにおける都市ごみのMechanical Biological Treatment (MBT)の現状
落合 知(国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター 特別研究員)
3)北海道における木質バイオマスエネルギー利用について
髙橋賢孝((株)イワクラ 管理部技術開発室 室長)
循環・エネルギー技術システム分野の進捗報告
4)廃棄物系バイオマスのバイオガス事業のフィージビリティースタディー(FS)検討
奥野芳男(日立造船(株)環境事業本部 開発センター 開発センター長付)
5)バイオマスのエネルギー事業の普及方策の検討
島田克也(いであ(株)執行役員 国土環境研究所長代理)
6)ABC構想を実現するための最終処分システムを組み込んだ広域連合型事業の提案
佐藤昌宏(北海道大学 循環計画システム研究室 助教)
休憩
3.総合討論
コーディネーター:
藤山淳史(北海道大学 循環・エネルギー技術システム分野 特任助教)
パネリスト:
宇野 晋((株)タクマ 東京技術企画部 部長)
落合 知(国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター 特別研究員)
髙橋賢孝((株)イワクラ 管理部技術開発室 室長)
奥野芳男(日立造船(株)環境事業本部 開発センター 開発センター長付)
島田克也(いであ(株)執行役員 国土環境研究所長代理)
佐藤昌宏(北海道大学 循環計画システム研究室 助教)
4.閉会挨拶
石井一英(北海道大学 循環計画システム研究室 准教授)
■意見交換会(17:30~ 約2時間)
場所 :京王プラザホテル札幌1階 GLASS SEASONS
(〒060-0005 札幌市中央区北5条西7丁目2-1)
参加費:4,500円
※詳細は、HP(http://labs.eng.hokudai.ac.jp/labo/mces/)をご覧ください。
【連絡先】 北海道大学 藤山淳史 fujiyama@eng.hokudai.ac.jp, 011-706-7581