論説委員が執筆する。
論説委員 小宮 一仁 千葉工業大学 学事顧問
土木工学において構造物のメンテナンスは重要な分野である。規模が大きく、人が簡単に立ち入れない箇所が多い土木構造物のメンテナンスは、先端科学技術でつくられた小型ロボットの利用に適しており需要が増加すると考える。小型ロボットの開発に土木工学の専門家が加わる必要性を含め、経験に基づき個人的な考えを述べる。 (2020年8月版) 第159回論説・オピニオン(1) メンテナンスとロボット
論説委員 岡野 郊子 パシフィックコンサルタンツ株式会社
アフターコロナにおける都市・インフラのあり方について、今現在で見えている課題を踏まえながら、今後の社会インフラの新たな活用方法について、インフラのマルチユースやDXの推進、PPP事業のリスク分担等、新たなニーズをとらえた魅力ある都市の創造について提案したいと思います。 (2020年7月版) 第158回論説・オピニオン(2) 「新しい生活様式」を支え・導く、社会インフラの新たな活用に向けて
論説委員 佐藤 健人 株式会社大林組
未来の社会がもっと暮らしやすく豊かであるためには、「イノベーション」が必要である。「イノベーション」を目指して、我々ゼネコン技術者も「技術開発」を進めているが、ニーズを起点とする限り、「ブレークスルー」を起こすことは難しい。若い技術者には、ワクワクするテーマで夢のある仕事に取り組んでもらえるような環境づくりが必要である。 (2020年7月版) 第158回論説・オピニオン(1) 若者よ、イノベーションを起こせ
論説委員 手塚 広明 前田建設工業株式会社 執行役員 経営革新本部 副本部長(事業革新担当)
現在、多くの企業でDXを試みているが、成功した事例はまだ少ない。それは「デジタル」ばかりに注目して、「プロセス」変革ができないからといわれている。インフラにおいて、DXを実現して、抜本的な生産性向上および新たな価値を創造することが求められている。そのためのインフラプロセス変革について考察する。 (2020年6月版) 第157回論説・オピニオン(2) 建設業においてインフラのデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するためには
論説委員 淺見 郁樹 東日本旅客鉄道株式会社 常務執行役員
鉄道駅の乗車人員は、交通手段選択の要因を無視できないものの、移動しようとする人がどれほどあるかという地域の活性を示す指標の一つと考えることができる。 本稿では、JR東日本が公表している各駅の1日当り乗車人員の変化から見えるものについて考える。 (2020年6月版) 第157回論説・オピニオン(1) JR東日本の鉄道駅乗車人員から考える
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