論説委員が執筆する。
論説委員 小宮 一仁 千葉工業大学
少子高齢化の影響を大きく受けている日本の教育。入試は特に深刻です。入学者がいなくなれば将来的には学校や学部学科は存続できなくなり、技術者の育成や技術の開発や継承にも影響を及ぼします。ここでは、高校生を呼び込むためのポイントではないかと考えていることを、個人の経験に基づき述べたいと思います。 (2019年9月版) 第148回論説・オピニオン(1) 土木工学と大学入試
論説幹事 田中 真弓 鹿島建設株式会社
土木技術者は理工系の出身者が圧倒的に多い。その中に少数の文系出身者がいる。しかし、これからの土木業界で必要とされているAIの活用や自然と人間が共生する社会の構築では、文系学問である経済学や地理学などを学んだ人材が活躍できる場面も多い。業界の多様性推進の一つとして、文系人材の活用について考えてみた。 (2019年6月版) 第145回論説・オピニオン(2) 土木技術者の専門分野の多様性 -文系人材の活用-
論説委員兼幹事長 風間 聡 東北大学
土木学会22世紀の国づくりプロジェクトは令和元年5月28日に22世紀の国づくりへの提言を発表した。様々な内容から成る報告書は、土木学会の論説・オピニオンにもふさわしい内容である。安全でコストがかからないインフラはもちろん、文化価値と生活の質を高める22世紀に誇れるインフラとそのための技術開発が望まれる。 (2019年6月版) 第145回論説・オピニオン(1) 提言「22世紀の国づくり」から考える22世紀に誇る土木
論説アドバイザー 青山 彰久 ジャーナリスト(元読売新聞東京本社編集委員)
開幕が迫る東京オリンピック・パラリンピックには次の時代の都市構想が希薄のように思えてならない。都市は新しい文化の苗床である。次世代を担う土木工学者にはシビル・エンジニアリングの歴史を踏まえ、「住み心地よき都市」を構想して整備する使命がある。 (2019年5月版) 第144回論説・オピニオン(2) 人間が暮らす都市と土木工学
論説委員 前川 宏一 横浜国立大学
既に実績を有する要素技術を組み合わせることで、コンクリート設計施工の生産性向上は可能であり、インフラの品質向上を得ることが出来る。関連産業の全てが利益を受ける仕組み作りを皆の知恵を集めて目指したい。情報の一元化はこの推進力となることが期待される。 (2019年5月版) 第144回論説・オピニオン(1) コンクリート構造物の建設に関わる生産性向上に思うこと
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