論説委員が執筆する。
論説委員 茅野 正恭 鹿島建設株式会社
中長期的な担い手確保が重要課題となる中、生産性向上対策の一環として機械化・自動化の技術開発が進められている。異業種や海外の最新のICT・ロボット技術にも目を向けて飛躍的な生産性向上を図るとともに、若者が新技術に挑戦できる機会を積極的に作り、建設業のさらなる魅力向上にも繋げて行きたい。 (2018年8月版) 第135回論説・オピニオン(1) 先端技術を取り入れた生産性向上で、建設業のさらなる魅力向上へ
論説委員 清水 喜代志 福島県双葉郡浪江町・西日本旅客鉄道
原子力災害は生活すべてが町から消えた特異な被災です。7年の間に町外で生活を再建した住民の方が増え、町の復興はますます難しくなっています。帰還者は少なくても、活動の場として、ふるさととして、町が残り続けるための知恵は、全国の高齢化・人口減少下の地域の生き残りにも共通の課題と思います。 (2018年8月版) 第135回論説・オピニオン(2) 浪江町の原子力災害、ふるさととしての復興
論説委員 飯島 玲子 パシフィックコンサルタンツ株式会社 D&I推進室
アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)は誰にでもある。脳が意識的に処理できる情報はごくわずかなため、育った環境、経験、マスメディア等を通じて作られた無意識な判断で補っているからだ。職場の人間関係や組織活動にマイナスの影響を与えることのないよう、アンコンシャス・バイアスに敏感になり対処したい。 (2018年7月版) 第134回論説・オピニオン(1) 無意識を意識する ~アンコンシャス・バイアスへの気付き~
論説委員 赤木 寛一 早稲田大学 理工学術院
科学技術ジャーナリズムに、土木が登場する機会が増えている。具体的には、土木が対象とする公共インフラの防災、維持管理など我々の日々の生活に密接に関係する諸問題がテレビ、新聞などで頻繁に報道されている。この論説では、科学技術ジャーナリズムのあり方について概説し、自然科学のみならず、規制緩和、入札制度などに関係する社会科学に基づく土木技術をふまえた科学技術ジャーナリズムの必要性について考察することとしたい。 (2018年6月版) 第133回論説・オピニオン(2) 科学技術ジャーナリズムと土木
論説委員 渡辺 弘子 月の泉技術士事務所
働き方改革が唱えられているが、中でも長時間労働の是正は喫緊の課題である。国も土木界もこれに取り組んでいるが、最後のハードルは個人の意識や周囲への過度の忖度ではないだろうか。人々の生命と財産を守る土木界だからこそ、長時間労働の是正に向けて自分たちから変わりたい。 (2018年6月版) 第133回論説・オピニオン(1) 「今日はこれで帰ります」~土木界から働き方改革を進めよう~
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