論説アドバイザー 青山 彰久 ジャーナリスト(元読売新聞東京本社編集委員)
開幕が迫る東京オリンピック・パラリンピックには次の時代の都市構想が希薄のように思えてならない。都市は新しい文化の苗床である。次世代を担う土木工学者にはシビル・エンジニアリングの歴史を踏まえ、「住み心地よき都市」を構想して整備する使命がある。 (2019年5月版) 第144回論説・オピニオン(2) 人間が暮らす都市と土木工学
論説委員 前川 宏一 横浜国立大学
既に実績を有する要素技術を組み合わせることで、コンクリート設計施工の生産性向上は可能であり、インフラの品質向上を得ることが出来る。関連産業の全てが利益を受ける仕組み作りを皆の知恵を集めて目指したい。情報の一元化はこの推進力となることが期待される。 (2019年5月版) 第144回論説・オピニオン(1) コンクリート構造物の建設に関わる生産性向上に思うこと
論説委員 中村 哲己 (株)建設技術研究所
働き方関連法の施行に伴う労働時間の罰則付き上限規制が建設コンサルタントの働き方に与える影響、長時間労働の削減・多様な働き方・生産性向上などの働き方改革の受発注者の取組みの現状と課題等を踏まえ、今後の展望について論じる。 (2019年4月版) 第143回論説・オピニオン(2) 建設コンサルタントの働き方改革
論説委員 鎌田 敏郎 大阪大学
笹子トンネル事故は、構造物の設計、施工、維持管理のあらゆる側面において従来からの典型的な技術者目線が先行したことに起因するひとつの事例である。これを踏まえて、今後、構造物のさらなる安全確保に向けては、先ずは利用者の目線で今後起こり得る状況を十二分に把握した上で、改めて技術者目線で腕を磨くことが重要である。 (2019年4月版) 第143回論説・オピニオン(1) 先ずは利用者の目線で捉え、そして技術者目線でさらに腕を磨こう!~構造物のさらなる安全確保に向けて~
論説委員 小野 憲司 阪神国際港株式会社
ヒトとモノの輸送は自然災害に見舞われた地域社会の復旧、復興に不可欠である。災害レジリエントな社会の構築に向け、被災者の捜索・救援から、被災者の保護、健康管理、生活支援、さらには地域経済の復興を通じた生活再建が成るまでの間のヒトとモノの輸送を一連のものとして研究し、社会実装に結び付けてゆく必要がある。 (2019年3月版) 第142回論説・オピニオン(2) 災害現場におけるヒトとモノの輸送の意義
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