平成29年度会長特別委員会「安寧の公共学懇談会」では、土木とは何か、そして土木はどうある
べきかについて、この一年間議論を続けてきました。この議論の成果も踏まえた、懇談会委員に
よる著書「歴史の謎はインフラで解ける 教養としての歴史学」(大石久和・藤井聡編著、産経新聞
出版社)が、5月26日に発刊となります。本書では、土木がつくったインフラの基盤の上に私たち
の社会が成り立っており、土木がなければ歴史、文化、社会、経済を動かす壮大なエネルギーが
生まれなかったことを、歴史トピックスを紐解き解説しています。
収録トピックス(一部)
●ローマ文明を築いたのは「水道」だった
●なぜ京都は「千年の都」になったのか
●信長の天下統一には土木の力が働いていた
●幕府を倒したのは物流システムだった
●アメリカの歴史を変えたニューディール政策
記
■ 歴史の謎はインフラで解ける 教養としての土木学
大石久和・藤井聡編著、産経新聞出版社、四六判並製 / 216ページ
本体1500円+税(会員の方は特価販売で販売いたします;添付図書購入注文書をご利用下さい)
添付資料:書籍チラシ、図書注文書
■ 書籍「歴史の謎はインフラで解ける 教養としての土木学」出版記念講演会
出版記念講演会を下記の通り開催しますので、ぜひご参加下さい。
日時:2018年6月25日(月)18~20時
場所:土木学会講堂
プログラムと講演者:
1. 歴史学に空いた穴・・理系の視点から(土木学会会長 大石 久和)
2. アメリカの歴史を変えたニューディール政策(筑波大学名誉教授 石田 東生 氏)
3. 歴史を動かすメイン・エンジン~ローマ帝国のインフラ(日本橋梁建設協会副会長 吉崎 収 氏)
4. 文化も歴史も社会も経済もすべて土木がつくっている(京都大学教授 藤井 聡 氏)
※ 講演会詳細、参加申込みは下記サイトをご参照下さい。
http://committees.jsce.or.jp/chair/node/18
■ 平成29年度会長特別委員会について:
第105代大石久和土木学会会長は、以下3つの会長特別委員会を立ち上げ、会長任期(2017
年6月~2018年6月)中の成果・提言取りまとめに向けて活動を行っています。
①安寧の公共学懇談会、②レジリエンスの確保に関する技術検討委員会、③国土・土木とAI
懇談会。詳細は委員会サイト( http://committees.jsce.or.jp/chair/h29 )をご参照下さい。
本件に関する問合せ先:
公益社団法人 土木学会
〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内 URL:http://www.jsce.or.jp/
(書籍販売に関するお問い合わせ) 出版事業課 書籍販売係
TEL: 03-3355-3445 E-Mail: pub@jsce.or.jp
(出版記念講演会に関するお問い合わせ) 会員・企画課 湯浅 岳史
TEL: 03-3355-3435 E-Mail: yuasa@jsce.or.jp
添付 | サイズ |
---|---|
平成30年5月25日ニュースリリース | 247.48 KB |
図書購入注文書 | 1.35 MB |