土木学会が主催する「世界で活躍する日本の土木技術者シリーズ」は、海外で活躍する土木技術者の「人間」に焦点をあて、我が国の土木技術者、特に若い土木技術者に海外でのプロジェクトの意義や進め方を知っていただくとともに、海外事業に関する関心を高めることを目的として実施してきました。
11回目の開催となる今回は、世界最大級の中央径間を誇る吊橋「オスマン・ガーズィー橋建設工事」をテーマに(株)IHIインフラシステムの協力を得て開催します。オスマン・ガーズィー橋は、長大橋工事における海外BOT事業の先駆的工事であり、厳しい短工期を達成するとともに、世界の吊橋で初めてとなる免震構造を採用するなど、その耐久性と経済性を両立し、また維持管理性も考慮した技術には特筆すべきものがあります。なお、本橋梁は、平成28年度土木学会田中賞、作品部門を受賞しました。
本シンポジウムでは、「オスマン・ガーズィー橋建設工事」の概要や設計、製作、架設等の技術的解説に加えて、同社の若手技術者によるトルコでの貴重な体験の紹介や、同社のトルコを含めた海外でのインフラ案件の取組みの紹介などが予定されています。本邦企業、とりわけ土木技術者の海外での活躍の一端を知ることにより、海外で活躍できる土木技術者の育成を考える良い機会になると思い開催いたします。
記
1. 主催:公益社団法人 土木学会(国際センター・プロジェクトグループ)
2. 開催日時: 2018年1月24日(水)14:00‐17:30
3. 会場:東京会場 土木会館2階 講堂 <満席>
大阪会場【ライブ配信】 土木学会 関西支部 会議室
名古屋会場【ライブ配信】 名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー3階 VBLミーティングルーム
4. 取材の注意点:当日のご参加、および取材は下記担当者までご連絡ください。また、当日はプログラム以外の資料は配付しませんので予めご了承ください。
※ 講演詳細は下記Webサイトをご覧ください。
http://committees.jsce.or.jp/kokusai/node/116
※ 過去10回の「世界で活躍する日本の土木技術者シリーズ」のシンポジウムの概要につきましては、下記Webサイトに掲載されておりますので、ご参照いただきますようお願いいたします。
http://committees.jsce.or.jp/kokusai12/
問合せ先: (公社)土木学会 国際センター(担当:荒井)
〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内
Tel: 03-3355-3452 / Fax: 03-5379-0125 / E-mail: k-arai@jsce.or.jp
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平成30年1月17日ニュースリリース | 129.54 KB |
世界で活躍する日本の土木技術者シリーズ 第11回シンポジウム フライヤー | 2.78 MB |