国土交通省が推進しているCIMは,平成24年度から試行業務、平成25年度から試行工事が行われ、導入の効果や課題を検証してきました。そして作年度末には、CIM導入ガイドラインが公開され、今後は具体的な要領をもとに、より広くCIMの活用が進んでいくものと考えられます。CIMは社会インフラの調査計画~維持管理にわたる全体最適化を図るものであり、膨大な社会インフラの老朽化や建設業の労働者不足などから、非常に重要といえます。
一方、平成28年度よりスタートしたi-Constructionは、昨年度導入されたICT土工に続き、今度はICT舗装、ICT浚渫工が導入されます。i-Constructionによって、施工段階で3次元モデルを活用する動きが急速に進んでおり,CIMで進めている全体最適化のサイクルを後押しするものと予想されます。
CIMやi-Constructionは、建設業における従来の仕事のやり方を変革するものであり、これらを成功させるためには、様々な立場の方々に広く、本質を理解して頂く必要があります。このため、土木学会では,平成25年度から全国でCIMに関する講演会を開催してきましたが、今年度もより一層の普及を目指し、CIM講演会を企画いたしました。
記
・主催:公益社団法人 土木学会 土木情報学委員会 建設3次元情報利用研究小委員会
・後援・協賛:下記の土木情報学委員会 建設3次元情報利用研究小委員会 webサイトをご参照ください
・開催予定:下記の土木情報学委員会 建設3次元情報利用研究小委員会webサイトをご参照ください
・プログラム:
CIMの概要解説、国土交通省・沖縄総合事務局・地方自治体や各機関の取り組み、ソフトウェア・ハードウェアベンダーの最新情報、土木学会の取り組み、測量・設計・施工業者の取り組み
・参加申込み:土木学会webサイトからお願いします.(約1か月前に募集開始予定)
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp
参考URL:
■土木情報学委員会 建設3次元情報利用研究小委員会webサイト:
http://committees.jsce.or.jp/cceips16/
問合せ先:公益社団法人 土木学会 研究事業課 小川 祐司
〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内
TEL: 03-3355-3559(直通) /3441(代表) E-Mail: ogawa@jsce.or.jp
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平成29年6月13日ニュースリリース | 92.28 KB |
CIM講演会2017開催企画 | 148.27 KB |