土木学会は、平成28年度会長特別タスクフォース「現場イノベーションプロジェクト~次世代に繋ぐ現場のあり方~」(委員長:田代民治 会長)を今年4月に設置し、活動を進めています。11月28日、本タスクフォースの第2回全体会合を下記のとおり開催します。
本タスクフォースでは、土木界の喫緊の課題となっている「担い手確保」に対して、働き方改革、生産性向上を図ることが重要との考えに基づき、土木学会として、特に、設計基準や教育などの観点で取り組んでいます。学会内の委員会のうち、テーマに関係の深い10の委員会の参画の下、委員会を横断する3つのワーキンググループ(WG)を構成し、活動しています。
各WGでは、“コンクリート構造物の生産性・安全性向上技術(プレキャスト化等)の導入促進”、“ICT・ロボット等、次世代建設技術の実用化・普及を支える研究・教育の拡充”、“女性や若手、シニアを含めた担い手の確保、土木界の裾野拡大”の3つの重点テーマについて、具体的なアクションにつなげていくことに重点を置いて検討しています。
タスクフォース設置から約半年が経過しましたが、これまで、CIM講演会やコンクリートカヌー大会、オンライン博物館「ドボ博」など、学会内の活動との連携を進めてきました。活動の後半では、タスクフォース内で検討してきた様々な取組みを順次、実施に移していくこととしています。
今回の全体会合では、コンクリート生産性向上に関するライブラリーの発刊、土木情報学テキストの編纂、現場見学に関する学校と企業のマッチングなどの状況について、各WGから中間報告を行い、今後のさらなる展開に向けた議論を行います。
記
・開催日時:2016年11月28日(月)10:00~12:00
・場 所:公益社団法人土木学会AB会議室 (東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内)
・議事次第:
Ⅰ.委員長あいさつ(会長 田代民治)
Ⅱ.各WGの活動状況と成果について
① WG1:コンクリート構造物の生産性・安全性向上技術(プレキャスト化等)の導入促進
② WG2:ICT・ロボット等、次世代建設技術の実用化・普及を支える研究・教育の拡充
③ WG3:女性や若手、シニアを含めた担い手の確保、土木界の裾野拡大
Ⅲ.その他(土木学会誌特集記事、今後の予定等)
・委員構成:別紙参照
・その他 :活動成果は土木学会誌やシンポジウム等を通じて発表予定
・会議は非公開ですが、委員長あいさつ(冒頭5分程度)のカメラ撮りは可能です。
ご希望される方は11月25日(金)15時までにお名前・ご所属・ご連絡先をお知らせいただき、開催場所へ直接お越しください。
・なお、本件に関する報道は、11月28日の会議開催以降としていただきますよう、お願いします。
問合せ先:
公益社団法人 土木学会 土木広報センター 山本、佐藤
会員・企画課 今村
〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内
TEL: 03-3355-3448 E-Mail: cprcenter@jsce.or.jp
添付 | サイズ |
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平成28年11月22日ニュースリリース | 114.28 KB |
別紙:会長特別タスクフォース委員構成 | 25.98 KB |