日本は戦後、長い期間にわたってアジアを中心にODAを実施し、多くの国でトップドナーとしてインフラ整備等を支援してきましたが、近年のODA 予算額は平成12 年前後のピーク時に比較して半減していることに加え、中国や韓国など新進援助国の進出により、援助界における日本の地位が相対的に低くなっております。
しかしながら、現在でもODA等を通じて日本の土木技術は海外でも利用されており、日本の進んだ土木技術を学びたいとの希望を持っている国は多数あります。戦後数十年で日本を復興させた我が国の建設技術力を活用して、発展途上国のインフラ整備を支援することは日本が国際社会の中でプレゼンスを高めるうえで大変重要なことであり、同時に、建設技術の移転、現地の人材育成に寄与することは、国際社会の発展のために日本が果たさなければならない大きな役割です。
政府のインフラ輸出の方針をもとに様々な取組みがなされてきているなか、JICA と国土交通省から話題提供をいただき、これからの日本の国際貢献への取り組みについて議論いたします。
記
・共催: 公益社団法人 土木学会国際センター、建設マネジメント委員会
・会場: 仙台国際センター 会議棟 2F、 「萩」
〒980-0856 仙台市青葉区青葉山無番地
仙台市営地下鉄東西線「国際センター駅」降車、徒歩 1 分
・プログラム:2016年9 月7 日(水)10:40~12:40 (10:00 開場)
10:40 – 10:45 開会挨拶 座長 福本 勝司(土木学会建設マネジメント委員会ODA 活用小委員会副小委員長)
10:45 – 11:05 田中 総東((独)国際協力機構(JICA) 企画部参事役)
11:05 – 11:25 平井 節生(国土交通省 総合政策局 海外プロジェクト推進課課長)
11:25 – 11:35 福本 勝司(前掲)
11:40 – 12:40 パネルディスカッション
パネリスト: 木下 誠也(日本大学危機管理部 教授)
柴田 純治((株)オリエンタルコンサルタンツグローバル 執行役員)
傳 暁(大成建設(株) 常務執行役員)
田中 総東(前掲)
平井 節生(前掲)
福本 勝司(前掲)
※日-英同時通訳有り。
・参加費: 無料
・参加申込み: 土木学会ホームページ本部主催行事参加申込サイト
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp よりお申込み下さい
問合せ先: 公社) 土木学会国際センター (担当:澁谷)
〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内
Tel: 03-3355-3452 / Fax: 03-5379-0125 / E-mail: shibuyayukiko@jsce.or.jp
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平成28年8月19日ニュースリリース(その1) | 120.44 KB |