土木学会建設用ロボット委員会では、国際インテリジェントコンストラクション技術グループ(IICTG)のGeorge Chang会長とSoheil Nazarian 教授が来日されるのに併せて、4月22日(月)、土の締固め施工管理の手法として欧米を中心に推進が図られている技術「Intelligent Compaction」に関する日米ワークショップを開催します。同技術の日米の普及・活用状況に関する情報共有と課題の明確化を通じて、この技術のさらなる発展を目指していきます。ご関心のある方は、奮ってご参加ください。
土の締固め施工管理では、長年、所定の面積毎に密度と含水比を計測し、そのエリアの品質を代表させてきました。一方、建設分野へのICTの導入が進む中でローラの走行軌跡から所定の締固めが行われていることを確認する手法も導入されるようになりました。前者は、締め固めた土の品質を直接評価することができるが、点の管理であり、後者は面的管理ではあるが、土の品質を直接評価することはできず、それぞれ、一長一短があります。これに対し、ICTを活用して振動ローラの振動挙動の変化から締め固めた地盤の剛性を評価する手法は、面的手法であり、かつ地盤の品質を直接評価することができ、欧米ではIntelligent Compactionとして普及が始まっています。
記
Intelligent Compactionに関する日米ワークショップ
主 催: 土木学会 建設用ロボット委員会 新技術小委員会
日 時: 2019年4月22日(月) 13:00~17:00
会 場: 地盤工学会 地階大会議室(東京都文京区千石4-38-2)
※会場は、土木学会ではありませんのでご注意ください。
定 員: 100名 (定員に達し次第締め切ります)
言 語: 英語。ただし、資料は日英2言語で準備。講演内容については逐次、日本語での概要説明を入れます。
参加費: 無料
※ 当日のプログラム、講演者、配付資料等の詳細は、下記WEB サイトをご覧ください。
http://committees.jsce.or.jp/robot/node/105
【本件に関する問合せ先】
公益社団法人 土木学会 建設用ロボット委員会 新技術小委員会
Intelligent Compaction WS 担当幹事 内山恵一(酒井重工業(株)技術開発部)
〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内
TEL: 049-256-4550 E-Mail: k-uchiyama@sakainet.co.jp
添付 | サイズ |
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2019年4月19日ニュースリリース | 206.67 KB |
「Intelligent Compactionに関する日米ワークショップ」のご案内.pdf | 135.83 KB |