土工や舗装工でICT施工が普及する中で,土や舗装材料の締固め作業においてもICTを活用して施工の合理化,品質向上を図ろうとする取り組みが進んでいます.転圧機械の走行軌跡管理による施工管理はすでに汎用技術として取り入れられていますが,振動ローラの加速度応答を用いた締固め地盤の品質評価技術も現場への適用が始められています.振動ローラの加速度応答を用いた締固め施工管理の手法は,1980年頃にヨーロッパで開発され,欧米を中心にその推進がはかられていますが,日本では土質特性などに起因して,必ずしも普及するまでには至っていません.
このような状況を踏まえて,国際インテリジェントコンストラクション技術グループ(IICTG)のGeorge Chang会長とSoheil Nazarian 教授が来日されるのに併せて,Intelligent Compactionに関する日米ワークショップを開催することになりました.同技術の日米の普及・活用状況に関する情報共有と課題の明確化を通じてこの技術のさらなる発展を目指しています.ご参加いただきますよう,ご案内をいたします.
1)主 催 : 土木学会建設用ロボット委員会(担当:同委員会 新技術小委員会 振動締固めに関する研究WG)
2)開催日 : 2019年4月22日(月) 13:00~17:00
3)会 場 : 地盤工学会 地階大会議室,東京都文京区千石4-38-2 【土木学会ではありませんのでご注意ください】
4)定 員 : 100名(定員に達し次第締め切ります)
5)言 語 : 英語.ただし,資料は日英2言語で準
備.講演内容については逐次,日本語での概要説明を入れます.
6)参加費 : 無料
7)参加申込み:土木学会HPの「本部行事の参加申込」(下記アドレス)より申し込んでください.
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp
参加申込締切日 2019年4月17日(水)
8)問合せ先:酒井重工業(株) 技術開発部 内山恵一 Email:k-uchiyama@sakainet.co.jp TEL:049-256-4550
プログラム等の詳細は添付のファイルをご覧ください
添付 | サイズ |
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ICT-Compaction_改3.pdf | 135.83 KB |