メインコンテンツに移動
土木学会 原子力土木委員会 土木学会
原子力土木委員会

メインメニュー

  • 土木学会
  • 土木学会委員会サイト

メニュー

  • トップページ・新着情報
  • 原子力土木委員会規則・内規類
    • 原子力土木委員会規則
    • 原子力土木委員会運営内規
    • 成果報告書の作成等と標準化に関わる運営内規
  • 委員会名簿
  • 委員会活動状況
    • 委員会の活動経緯
    • 年次活動計画
    • 委員会資料
    • 公開講演会
    • 研究討論会
  • 委員会成果物
    • 成果物リスト
    • 外部発表リスト

小委員会活動

  • 規格情報小委員会
  • リスクコミュニケーション小委員会
  • 複合災害下での原子力防災における避難の課題と対応に関する研究小委員会
  • 第9期津波評価小委員会
  • 地中構造物の耐震性能照査高度化小委員会
  • 過去の小委員会(部会)一覧
    • 地盤安定性評価小委員会(活動期間:2018-2020)
    • 断層活動性評価の高度化小委員会(活動期間:2015-2020)
    • 国際規格研究小委員会(活動期間:2015-2020)
    • 地盤安定解析高度化小委員会(2015-2017)
    • 断層変位評価小委員会(活動期間:2013-2015)
    • 地盤安定性評価小委員会(2013-2014)
    • 構造健全性評価部会(2005-2012)
    • 地下環境部会(活動期間:1997-2006)
    • 耐震性能評価部会(1997-2005)

過去のお知らせ

  • 過去のお知らせ

リンク

  • 原子力土木委員会旧サイト

お問い合わせ

  • メールフォーム

現在地

ホーム

公開講演会のお知らせ

投稿者:中島 正人 投稿日時:木, 2016-11-10 00:00

講演者:

國生 剛治先生(中央大学名誉教授)

 

講演題目:

「エネルギーによる耐震設計の可能性―鉛直アレー強震記録による地震波動エネルギーの実像―」

 

講演要旨:

「耐震設計は歴史的に静的震度法から始まり,加速度に基づく力の釣合いをベースとしてきた。最先端を行く原子力設計でも,一般的には加速度値で安全性議論がされているのが現状である。一方近年地震観測点の高密度化もあり最大加速度の観測値が増加の一途を辿っているが,その割には被害実態と結びついていない。本来,地震被害と直結しているのは構造物中のひずみあるいはそれに直結した地震時に失われる損失エネルギーであり,地震入力としては加速度だけでなく波動エネルギーをもっと重視し,精緻な動的解析だけではなく,損失エネルギーとの対比による簡易な設計法の可能性も追求すべきである。

ここでは,損失エネルギー(Energy capacity)とは異なり従来から耐震設計には全く使われてこなかった地震波動エネルギー(Energy demand)について,その物理的意味を確認すると共に物性試験で決められる損失エネルギーとの関係を振り返る。さらに多数の鉛直アレー記録に基づき地中での波動エネルギーの実像を明らかにすると共に,軟弱な地盤ほど地表への上昇波動エネルギーが減少傾向となる実態を紹介する。さらに上昇エネルギーの構造物への影響を考察し,古来より軟弱地盤ほど地震時の構造物被害は大きくなると考えられてきた一般常識と上記のエネルギー的知見の関連を探り,地震被害調査における留意点を指摘する。」

 

日時:

2016年12月21日(水)13:30~15:00

 

会場:

土木学会講堂

 

参加費:無料

参加申込:参加をご希望される方は,以下のサイトからお申込みをお願いいたします。なお,会員以外の方はFAXにてのお申込みとなります。

http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp

 

お問合せ先:

  • 土木学会事務局 研究事業課 小川 裕司
  • 03-3355-3559
  • E-mail: ogawa@jsce.or.jp
委員会からのお知らせ

(c)Japan Society of Civil Engineers